日本ダービー2012予想
2冠を期待する

サニーのすけ
08期 予想歴16年

◎ゴールドシップ
  5着/2人気

○フェノーメノ2着/5人
▲ヒストリカル18着/6人
△ジャスタウェイ11着/15人
×グランデッツァ
×コスモオオゾラ


時計が速くなっている東京競馬場の馬場。当然大一番のここも速い時計の決着になるだろうから、皐月賞でうまく立ち回ったゴールドシップよりも良馬場になって切れ味全開できそうなワールドエースの方が売れてくるだろう。

☆ワールドエース
でも負けて強しの皐月賞の後にダービーで人気になるパターンはどうしてもフサイチホウオーとダブってしまって。勝った時のパフォーマンスも高すぎるから距離が伸びてどんと来いではないでしょうし、負けた2度が2度とも出し抜けを喰らってのものだからまた何かに負けても。
今週からCコースに。Bコースでは4日間行われたけど2日目からは芝でも土煙が出て高速化。土煙高速化は今開催の京都も同様。Cコースに変わってもダービー当日に土煙が上がる馬場になるのだろう。その馬場を4日続けたらさすがに外伸びにはなるが、ダービーはCコース2日目。力を信じて堂々と外からというこの手の差し馬はもしかしたら苦労するかも。さすがに押さえるけど。


◎ゴールドシップ
大一番での出負けのリスクも考えなくてはいけないのだけど内田騎手が乗ってからはゲートの不安がない。エンジンのかかりが遅いタイプから距離が伸びること自体はいい。
オークスの回顧でも書いたんですけど内田騎手はヴィルシーナで早くから追っつける感じでの追走になっていていい感じで仮想ゴールドシップができたと思う。たくさんの競馬場で走っていて前走のように競馬が上手な馬にとって経験済みの府中コースならば当然能力全開。
不安点は完全な切れ勝負になった時にどう対応するかだけどダービーだからそう簡単にスローで上がりだけという競馬にはならないはずだし何とかなる。
もうひとつは厩舎。以前から素質のある馬を管理していながらなかなか重賞を勝てなかったわけですけど、原因は素質のある馬を大事に育てすぎて鍛えていなかったことにあると個人的に思っている。素質だけで何とかしようとしていた感じ。しかしこの馬はいろいろな競馬場を飛び回っての活躍。レースを経験させて鍛えている印象。1週前追い切りもダービーだからといって必要以上に慎重になっている印象はなく1番時計。厩舎はこの馬の活躍でガラリ一変の予感。心配ない。


○フェノーメノ
青葉賞の勝ち馬。さすがに役者が違ったというレースぶりになったけど時計優秀。距離の不安があったものの府中だと持っている力を発揮することができましたよね。安全策で中団からの競馬になったけどもっと前でも競馬ができるからその辺はワールドエースよりも強みがあると思う。


▲ヒストリカル
きさらぎ賞の印象からはワールドエースを逆転することはかなり苦しいかもしれないけどゆったりローテの強みを生かせないか。てっきりNHKマイルに出るものだと思っていたのですけどね。
きさらぎ賞段階ではまだまだうるさくて子供で成長する余地があるなと思っていたところだったので、ゆったりしたローテで精神的な余裕が出てきてくれていないか。
ワールドエースをまともに逆転するならば思い切って最後方で構えて内を捌くか、ワールドエースが勝ちに行って早目に行ったところをさらに大外からズドンか。いかにもアンカツのイメージに合いそうな馬ではある。


△ジャスタウェイ
距離がアレですけど・・・アーリントンCは相当内伸びの馬場だったのを大外から豪快に差しているから能力自体は高いはずなんですけどね。前走は出遅れて内伸びで大外に行ってさすがにダメでしたけどもう少し気楽に乗れるはずですから何とかしてくれないか。


☆ディープブリランテ
皐月賞でもスプリングSでもあれだけ引っかかって粘っているのだから能力は高いはずなんだけどどうしてもその気性がネック。
折り合いがつけばそれでいいけどこの距離では引っかかって当然の流れ。逃げの手を打つとかもっとフワッと出て無理矢理壁を作って進めるか。


単勝 ◎
馬単 ◎→○▲△
3連複 ◎-○▲△-○▲△☆☆


×グランデッツァ
池添騎手というのが残念ですよね。ちょっと今は流れが悪すぎます。馬自身も広いコースでというよりは狭いコースで4角先頭押し切りという競馬がいいと思う。


×コスモオオゾラ
そもそも人気にならないと思いますけど。前走はよく頑張ったし大知騎手には頑張ってほしいという気持ちはもちろんあるけど高速馬場ではさすがに苦しい。


tipmonaとは?

日本ダービー2012回顧
腕と自信と過信と。

サニーのすけ
08期 予想歴16年

次走狙い:ゴールドシップ
次走狙い:クラレント
次走危険:フェノーメノ
次走危険:グランデッツァ


遅ればせながらの回顧となりました。

12.8 - 10.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.4

ゼロスが離し気味に逃げるもトーセンホマレボシの徹底マークで結果的に緩まず。皐月賞と同じように前が引っ張って人気の馬が割と順当に走って着差も大きめ。ちょっと力の差が今回もハッキリと出た感じ。


1着 ディープブリランテ
陣営に感服。今年のレースはどれも引っかかりっぱなし。どれも輸送競馬でのもので、どのレース前も調教でビシビシ追って鍛えてきていました。引っかかるレースを続けているならば単純に『調教をちょっと弱めて落ち着かせればいいのでは?』と思うが陣営は曲げずに強い負荷をかけて送り出しました。
やはりいくらか持っていかれ加減でしたが前が離れてくれて、しかも前がしぶとく残ってくれて1頭抜け出しの形にならなかったことがよかったのでしょう。とにかく力はあるがそれを発揮できるかどうかが問題で今後も安定しないかもしれないけど、とにかく陣営もジョッキーも馬を信じるしかないところでしょう。ここは信の勝利というところでしょうか。


2着 フェノーメノ
4コーナー手前から積極的に手綱を動かしていた人気各馬。その中でこの馬もジョッキーの手が動いていました。中山が事実向いていないという現状の成績はやはりそのあたりの加速力のなさなのか、それとも1、3着馬が加速が上というだけなのか、はたまた騎手の腕なのか。
結果的に差し遅れるという形にはなった。ラップをみても最後は1着馬は止まっているから悔し涙も出るわけです。正直まだチャンスはあると思う。現状力は出し切っているはず。広いコース向きなことに疑いはなくなった。


3着 トーセンホマレボシ
それにしてもウィリアムズ騎手の積極的な騎乗での好走はさすがと思わざるを得ない。
一緒に競馬場に行っていた人にレース前に
「トーセンホマレボシはどう?」
と聞かれ、
「ちょっと外枠すぎる感じかなぁ。個人的にはちょっと力不足だと思うんだよね。前走は内枠だったのもよかったと思う。でも今日の時計の出る馬場は合うと思うよ。」
そして積極的な騎乗での3着。
「トーセンホマレボシ強かったじゃん」
とレース後。
「いや、ジョッキーが上手すぎたわ」
そう返すしかできませんでした。
トーセンジョーダンの下ですからまだまだ先の馬ということだって考えられるし、500万条件で手こずっていたから正直現時点でここまでやってくるとは思えなかった。
ジョッキーが前走後にアルフレードと天秤にかけることに成功しているし、前走で切れないことを完全に手の内に入れていたということ。スローになった去年のJCで兄を積極騎乗で2着させたジョッキーならではというか、テン乗りで勝つたびに「DVDで研究した」と語るジョッキーならではの他の有力馬研究。勝つためには出し抜けしかない。今の武豊に足りないものをすべて出した積極騎乗。中団に構えた人気2頭は完全にウィリアムズ騎手のこの後ろに脚を使わせる騎乗に翻弄された感じ。それを最高峰のダービーというレースでやられてしまうとは・・・

馬自身はやっぱりまだ先なのかな?と思いたい。しかし日本人ジョッキーでどこまで積極的に乗れるというのだろう。次からは人気になるから穴馬じゃないと積極的になれない日本人ジョッキーでは今後もどうか。


4着 ワールドエース
力は出していると思うけど1~3着馬の積極性でおよばなかったという感じ。オッズ的に2強になったゴールドシップより前とは意外だったけど当日差しが決まっていなかった馬場を考えてのいつもよりちょっと前目の位置ならば納得の許容範囲。
ウィリアムズ騎手が後ろに脚を使わせる展開になりながらも少しずつ差を詰めては来ていたという印象になるけど結局は前が最後は止まっていたから・・・脚を使わされる展開になってもゴールドシップに抜かせなかったのは力の証明ではあると思う。ルーラーシップタイプのスロー競馬向きか。
それにしても陣営の『仕上げが甘かった』発言には参りますね。以前ドリームジャーニーとトーセンジョーダンが出走した有馬記念で両馬ともプラス二桁馬体重で出走させてしまう失態をしたが、ちょっとナメてるよね。オルフェーヴルの件にしてもそう。陣営も騎手も勝負弱い。


5着 ゴールドシップ
結果的に後ろ過ぎた。まさかワールドエースよりも後ろとは。切れでは劣ることはわかっていたはずで、レースを観ていても「何やってるんだろう?」と思わざるを得なかった。
土曜日からどうも外差しが決まらないば馬場ということはジョッキーも十分にわかっていたはず。土曜日に内田騎手から馬券を買うことが多かった自分には
(これだけ外が伸びないとわかれば・・・この枠ならば内に入れて積極的に乗ってくれるだろう。大丈夫だろう。)
と思わせるような騎乗ぶり。
それがなぜか横綱相撲をしてきたから驚きだ。皐月賞は大外を回っていても勝てていたんだという証明でもしたかったのか・・・さっぱりわからない。


6着 コスモオオゾラ
7着 トリップ
8着 エタンダール
9着 ベールドインパクト
上位の馬とは明らかに現状ではスピード不足というか切れ不足というか、しぶとさが身上ともいうべき馬が1ケタ着順。これらは健闘とも言えるがウィリアムズ騎手が作り上げた脚を使わせる展開でしぶとさが生きたと言うべきだろう。


10着 グランデッツァ
追走も楽で先頭集団で直線へ。ハッキリ言って絶好位置で手ごたえもあったが伸びきれなかったのは距離的なものと考えるしかないだろう。波に乗れていない池添騎手でもそれをどうにかするのは酷。
陣営は早くも『菊花賞は違うな』と表明。それが得策だと思います。しかしそう簡単には通用しないだろう。現状理想は小回りコースか。


11着 ジャスタウェイ
12着 モンストール
13着 アルフレード
17着 ブライトライン
脚を使わされては距離的に苦しくなりましたね。狙い危険云々はちょっとここでは語れないところでしょう。


14着 スピルバーグ
見事にペルーサの再現をしてくれました。ゲートで立ちあがって終始離れた最後方。前週もココロチラリでポツン最後方をした横山典騎手らしいと言えばそうですが、離れた後方の内から大外まで持って行って追い込もうとするのはどうか。あきらめて着を拾うならロスなく回った方がいいのでは?


15着 クラレント
せっかく溜める競馬でNHKマイルCで好走したのにまさかの先行策。馬場を考えればそれもありという考え方もあるんでしょうけどそういう急かせる競馬をしたことないのにここでやるの?という疑問。もったいない。ローズキングダムの手綱が戻ってこない理由もわかる気がする。
まぁ距離も恐らく長いでしょうから悲観することはないしまた溜める競馬で一考。


16着 ゼロス
実力的には展開に恵まれるほかありませんがあれだけ執拗に絡まれてはどうしようもないですね。


18着 ヒストリカル
これだけ間隔を開けて調教後馬体重から20キロ以上減っていてはかわいそうというしかないところではありますが、まだまだ子供な面はきさらぎ賞でも見せていましたしカンパニーの下ということでまだまだ精神的に成長する余地はあるでしょう。あとスローの競馬にならないと厳しいのかな。


売上は去年よりだいぶ伸びたようです。良馬場で行われたということもあるのでしょうけど、AKBの効果も少なからずあるはず。アイドルなんて呼んだって仕方ないという考えも確かにわかるけど何かをしないと売上は伸びないのだからこれも一考。
野球も地上波ではなく専門チャンネルで観る時代。競馬も専門チャンネルで観る時代。フジテレビの番組に「放送時間内のWIN5の対象レースも放映しないなんてクソ」などと文句を言うのはナンセンス。

おっと話が逸れた。
ジョッキーの腕も如実に出たレースでとても見応えのあるレースになったと思いますよ。


tipmonaとは?

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