12期 予想歴13年
◎ゴールドシップ
5着/2人気
○トーセンホマレボシ3着/7人
▲フェノーメノ2着/5人
×ワールドエース
過去10年のダービーの馬券対象馬の傾向からです。
まず。最低限のことから。
・連対馬は20頭中19頭が重賞勝ちを含む3勝していた。勝ち馬にいたっては全て3勝以上していた。2勝馬は3着まで。
・重賞連対実績は必須。
・前走皐月賞で、6番人気以下で4着以下。
・NHKマイルCで4番人気以下。
・前走青葉賞or京都新聞杯で2着以下。
・重賞連対実績のないプリンシパルS組。
・芝1800m以上の勝ち鞍がない牡馬
となります。これらから、ひとまず連対資格がある馬は、
ゴールドシップ
ワールドエース
フェノーメノ
トーセンホマレボシ
グランデッツア
になります。
次に、過去10年のダービー馬の前走成績をみると、
11年オルフェーヴル 皐月賞1着
10年エイシンフラッシュ 皐月賞3着
09年ロジユニヴァース 皐月賞14着
08年ディープスカイ NHKマイルC1着
07年ウオッカ 桜花賞2着
06年メイショウサムソン 皐月賞1着
05年ディープインパクト 皐月賞1着
04年キングカメハメハ NHKマイルC1着
03年ネオユニヴァース 皐月賞1着
02年タニノギムレット NHKマイルC3着
という具合。
ここで、ひとつの傾向を出せば、
ダービー馬はよほどのことがない限り、前走皐月賞1着or3着、NHKマイルC1着
ということになります。
また、皐月賞勝ち馬で2馬身以上つけて勝ったのは、ダービーも勝ってます。
つまり、今年の出走馬からはゴールドシップの2冠濃厚という結論になりそう。
で、2冠馬が出たときの2着馬というのが、皐月賞の回顧でも書いたとおり、
03年2着ゼンノロブロイ(前走青葉賞1着)
05年2着インティライミ(前走京都新聞杯1着)
06年2着アドマイヤメイン(前走青葉賞1着)
11年2着ウインバリアシオン(前走青葉賞1着)
とこぞって皐月賞以外のが2着馬となってます。
また、NHKマイルCとの2冠も含めれば、
04年2着ハーツクライ(前走京都新聞杯1着)
08年2着スマイルジャック(前走皐月賞9着)
と、こちらのほうでも皐月賞で惨敗したハーツとスマジャの巻き返しと、皐月賞上位組はあてにならない傾向となってました。
ただ、これはあくまでも参考まで。
で、2着候補は青葉賞か京都新聞杯勝ち馬からとなりますが、青葉賞が来たときというのは、馬場がやや重以上であり、良馬場のスピード競馬でしたら、京都新聞杯という傾向があてはまりそう。
つまり、今回の2着候補というのは、京都新聞杯を勝ったトーセンホマレボシが対抗になります。
で、2冠達成したときの3着というのは、これも面白い傾向があり、7~8番人気と中穴人気でした。
一応現在のところフェノーメノが7番人気といい具合なので、これを三番手とします。
また、ダービーはなんだかんだで3歳重賞において、もっとも着差をつけた馬が好走しており、今年の出走馬の中で、最も着差をつけて重賞を勝ったのが、ゴールドシップ、トーセンホマレボシ、フェノーメノの3頭が記録した2馬身半(0.4秒)だったりします。
馬券は、◎→○の馬単や◎→○→▲の3連単を自信をもって買いたいところ。
最後に重箱の隅を突いたような消し。
グランデッツア、ヒストリカルについては、調教や血統からも距離の限界を感じざるをえず、今の馬場も考えても底力勝負の2400mは厳しい。ただ、将来的にはマイラーとして大勢しそう。
また、ワールドエースについて。
この馬は、常に坂路で調教を付けていたはずが、最終追いだけなぜかCWにしており、しかも併せたトーセンと比べても非常に見劣りする内容。
しかも、4月末には帰厩しているのにも関わらず、まともに時計を出したのがダービー1週前追いの5月17日からと、調教の遅れも気になるところ。
ここ1番の大舞台で、他の馬と比較しても、疑問点が残る調教過程は大幅マイナスと捉えざるをえないので、これは消し。
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