10期 予想歴27年
◎ベールドインパクト
9着/12人気
○フェノーメノ2着/5人
▲ワールドエース4着/1人
△ゴールドシップ5着/2人
×グランデッツァ
ダービーの時に毎回書いているのが・・・
あくまでも私的な意見だが、ダービーという格式の高いレースは連続して勝つものではないと思っている。もちろん武兄様や四位くんが連続で勝っている事実はあるのだが・・・。』連続して勝つことに関して書いた。あとは年功序列ではないが長年、胴元に貢献してきた人に対してのお礼みたいなのが含まれていると思う。若い騎手や調教師よりも、長年頑張ってきた関係者に対しての恩返し。柴田政人や河内洋なんかは悲願のダービー制覇なんて言われたよな。
順番でいけばセンセイだが、さすがに今年の馬では苦しいか。蛯名は20回目の騎乗?で少々話題になっているが、まあ獲っても文句はないだろ。今年はそれなりの馬に乗れたし期待値は高いかな。外人騎手は別として、人気馬で勝っていないのがユーイチくん。たしか親父も勝ってないから、親子で悲願のダービー制覇なんていうのは日本人が好きそうな話しだわな。個人的にはまだ名ジョッキーとは思えず、河内や柴田政人の域には達していないだろ。
こんなことを書きながら本命はもっと若い騎手のベールドインパクト。俺の◎は勝つだろうという馬ではなく、あくまでも馬券になるだろうと思っての◎というのを理解してもらいたい。
まず評価したいのがきさらぎ賞。前にも書いたが、このレースの上位馬はその後に活躍している馬ばかり。勝ったワールドエースは皐月賞2着、2着のヒストリカルが毎日杯を勝ち、4着のジャスタウェイがアーリントンカップを勝っている。5着のローレルブレットもプリンシパルで2着になったわな。ベールドインパクトは、その後にすみれステークスを勝ち皐月賞に駒を進めた。きさらぎ賞はスローで先行馬が有利だったレースで、先行して粘ったベールドインパクトよりも追い込んできた1,2着馬のほうが内容は濃いが、2400mなら話しは別。皐月賞でもワールドエースにいとも簡単に交わされたが、この馬も最後までバテずにジワジワと伸びているのがレース映像を観てもわかる。この馬に限っては距離延長は必ずプラスに働く。前で競馬ができるし、やや内の枠も理想的。前走も京都新聞杯ではトーセンホマレボシに突き放されたが、これは位置取りの差で決して力負けではないな。
相手はフェノーメノ。まあワールドエースでもゴールドシップでもいいのだが、最初に書いた蛯名の話しもあるし、人気的にもこの馬が一番旨味がある。弥生賞を負けた時点で皐月賞を諦めダービー一本に絞ったのは好感。青葉賞では2着までに入らなければ出走できない条件ではあったが、9割の仕上げでも突破できると陣営も考えていたのだろう。必死になって出走権を獲りにきた例年の馬たちとは違うはず。
ワールドエースもゴールドシップも血統的に2400mの距離には不安はないだろ。ワールドエースの皐月賞は致命的な不利があったにもかかわらず、2着まで追い込んできたのは地力のある証拠。でも怒涛の末脚で追い込んできたフサイチホウオーとかぶるところがあって、当日に気配には注目したい。ゴールドシップの皐月賞の走りはいろいろ言われているが、ああいうレースだって力がなければできない芸当で能力は確か。前に目標はいないが、共同通信杯のようなレースも可能で自在に立ち回れるのは強味ではあるが、マークされる立場でもあるというのも忘れないでおきたい。
ヒストリカルの能力も高いが、母父ノーザンテーストというのが今の馬場に向いているとは思えないし、位置取りも後ろになりそうで前が止まらなければ苦しくなる。内枠が仇になる可能性も。
ディープブリランテは気性難を抱えているが、なんだかんだで3着を外したことはない馬。だだっ広い府中が向いているとは思えないが、前が有利な展開になれば面白い存在かと。
トーセンホマレボシも母父がノーザンテースト。グランデッツァは父アグネスタキオンが引っ掛かる。タキオン産駒は2400mよりも2000mが良いのは明らかで、さらに外枠のロスも加わる。昨年勝っている騎手だしご遠慮だな。
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