日本ダービー2012予想
競馬の祭典

イズリントン
11期 予想歴13年

◎ワールドエース
  4着/1人気

○ディープブリランテ1着/3人
▲ゴールドシップ5着/2人
△グランデッツァ10着/4人
×アルフレード


ここ数日、POG本とにらめっこをしている。毎年シンボリクリスエス産駒の骨格の良さに目が止まる。この骨格のがっちり感はダートに合うらしく、サクセスブロッケンやサイレントメロディ、ランフォルセなどダートで結果を出す馬を多く輩出していると、私は考えている。そういう意味ではアルフレードはJDDなんかに参戦してくれると面白いなと思う。

色々な競馬雑誌があってPOGの期間をダービーまでと区切るものも多いので、POGの最大目標はこのレースとも言える。そういう意味では、ダート馬選んでも仕方がないんだが…。

今年はディープインパクト産駒が大活躍だった。来年もおそらく…だろうから、SS産駒全盛期に存在した縛りという名の特殊ルール「ディープ産駒は○頭まで」というものがあちらこちらで復活するんじゃないだろうか。


脱線しすぎると何なので本題に。

今週からCコース。A→B→Cと徐々に内ラチを外に置いていくわけですが、基本的に内枠先行が有利ということに変わりはない。先週のアイスフォーリス狙いと同じコンセプトで良い。

ところが、私の脳裏によぎるダービーとは内で粘れるか!?という馬を豪快に差し切るというものなのだ。

例年オークスとダービーでは展開が異なるのだが、今回のオークスはマイネエポナが強いペースで引っ張ったことで、ダービーの展開に近かった気がする。大体2:23.6ってタイムはダービーでもそうそうお目にかかれるもんでない。



◎ワールドエースは父ディープインパクト×母父アカテナンゴという血統。母の半兄にマンデュロという欧州GⅠ3勝(イスパーン賞(1850m)、プリンスオブウェールズS(2000m)、ジャックルマロワ賞(1600m))馬がいる良血。2010年のダービー馬エイシンフラッシュの母ムーンレディがドイツ馬なのですが、ハンプトン系という超重厚な血統。マンデラもまた同じハンプトン系であり、超重厚。馬体もガッチリしててパワーありそう。
毎度後方からの競馬で展開に左右されてるが、その末脚は脅威。この“末脚”だが、スパっとキレるというものをもっているわけではない。むしろ血統からして加速にはどちらかというともたつくタイプ。それでも最高速を持続する脚を持っている。皐月賞でも1完歩ごとに追い詰めていた。皐月賞では届かなかったが、ダービーでは届くとみる。

○ディープブリランテは父ディープインパクト×母父ルウソヴァージュという血統。母父の名前はあまり見かけないが、アメリカ生まれフランス育ちのG1(イスパーン賞)馬で、リヴァーマン×ヌレイエフ。リヴァーマンがマイラーだったので、同じような感じだろう。馬体の感じはワールドエースに似ている。ワールドエースと比べて胸前から前脚にかけてのムキムキ感があるので、これまでの先行する競馬は合っていると思う。前走も位置取りとしては③③④④だったので、正攻法の競馬をした中では最も強い競馬をしていたので、内枠先行が有利な馬場であることは違いないんで、うまく馬ごみに入れて、⑦⑦⑥⑥ぐらいで競馬してほしいところ。残り400mで先頭に立って後は…。

ディープブリランテ
http://www.keibado.com/keibabook/itw/photo07.html
ワールドエース↓
http://www.keibado.com/keibabook/itw/photo11.html


▲ゴールドシップは父ステイゴールド×母父メジロマックイーンという血統。道悪は苦にしないって言ってたけれど、毛色が芦気ってとこからしてマックイーンの血の方がでてるのかな。前走の走りがなかなか評価しづらいところがあるんですが、まずゲートの出が毎回もっさりしていて、なおかつ行き脚がない。共同通信杯の時は内田がグイグイしごいて番手をとったぐらい。今回ワープ走法は使えないだろうから、グイグイ押して前にいくパターンか皐月賞同様に出たなりで競馬するかだが…さてどちらかな?
前者であれば強い競馬を期待できるか。


△グランデッツァは父アグネスタキオン×母父Marjuという血統。半姉に桜花賞馬マルセリーナがいるので、POG的にも人気のあった1頭ではないだろうか。アグネスタキオン産駒らしい筋肉質な馬体で、姉同様にこの時期としては完成度は高い。ただ、ダービーは乗り替わりで勝った馬はいないそうですので、そこはマイナスですかね。17番枠なので無理に先手をとりに行くとも思えないので、ワールドエースをマークする競馬でどこまで。


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