10期 予想歴22年
◎ゴールドシップ
5着/2人気
○ワールドエース4着/1人
▲トーセンホマレボシ3着/7人
△ヒストリカル18着/6人
皐月賞までの前哨戦は悪い馬場で行われるレースが多かった。皐月賞も渋った馬場だったが、前2頭が飛ばし1000mが59秒1のハイペース。4角では馬群が外に流れ、その内を道中最後方のゴールドシップが突き抜けた。2着は大外を伸びたワールドエース。前後半差が3秒1という皐月賞では滅多に見られない前傾ラップの決着だった。
一転してダービーは良い馬場の中での高速決着が予想される。先週のオークスが2分23秒台のレースレコード。ならば22秒台も十分に考えられる。皐月賞→ダービーで馬場が全く異なり、求められる適性が違うことが最大のポイントだ。
舞台は変わっても皐月賞の上位2頭が抜けていると判断した。甲乙付け難いがゴールドシップを上位にとった。皐月賞はインを通り「ワープ」したが、馬場の悪い中を加速できた点を評価したい。共同通信杯のように好位からでもレースが進められるのはワールドエースとの比較で有利。切れ味ではディープインパクト産駒に劣るように思われるが、共同通信杯では33秒台の上がりを使っている。また、今週の東京は先週のオークス週より芝丈が長いように見え、時計も先週ほど速くない。ゼロスの単騎逃げなら皐月賞よりペースが落ち、スローペースさえ考えられる。スローでもエイシンフラッシュの2010年のように32秒台の上がりを出せる馬場でなければ、ゴールドシップが2冠をつかむ。
相手はもちろんワールドエース。直線の長い東京に変わるのは好材料。ただ、今まで外を回すような競馬しかしておらず、今回、ペースが落ち着いた時に外を回っていては、追い込んで届かないシーンも考えられる。
負かすなら別路線組。トーセンホマレボシの京都新聞杯は超高速馬場を考慮しても優秀な内容。間隔が詰まっている分、状態アップは見込みづらいが、追い切りでワールドエースよりも良い手応えだったのは好調の証。ウィリアムズなら前々で先行馬を早めに捕えに行くレースをするはず。
ヒストリカルはきさらぎ賞でワールドエースより速い上がりを使っていた。内枠で脚をためられれば大逆転まである。初の関東への輸送もあってか小さな馬体がさらに減ったのは心配。
皐月賞組の巻き返しならグランデッツァ。外々を回らさせたことと馬場が堪えての敗戦で、距離は心配しなくていい。再びの外枠はアンラッキーだが、今までに経験のない軽い馬場なら見直す手。
3歳になってどうもワンペースで走るようになってしまったディープブリランテ。何と言っても折り合いがカギ。ゼロスの2番手から早めにハナを奪うシーンもありそう。岩田の思い切った騎乗が怖い。
青葉賞勝ちのフェノーメノはその内容がインパクトに欠ける。皐月賞組を脅かすまでには至らなかった。展開が向いて2着まで。
人気薄では状態の良さが目を引くアルフレード。体型はマイラーに見えるが乗り方次第でどうにかなりそうな魅力を秘めている。
◎ゴールドシップ
〇ワールドエース
▲トーセンホマレボシ
△ヒストリカル
△グランデッツァ
△ディープブリランテ
△フェノーメノ
△アルフレード
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