鳴尾記念2012予想
ついに騎手買い

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

◎アドマイヤメジャー
  6着/8人気


気を取り直して予想。

少頭数になり、そして、何も行かないメンバー構成。
アーネストリーは前走出遅れたか何かで行けなかったのかと思ったら、作戦で控えたとのこと。収穫はあったとのコメントから、今回も行かないのだろう。

となると強いて探せば前走で積極的な競馬を試みているアドマイヤメジャーか。

ウィリアムズ騎手なら、ホマレボシのように積極的な競馬をしてくれる期待が高まる。遂に騎手買い。
馬の方はというと、前走こそ休み明けで惨敗したが、冬の競馬の内容はそこまで差をつけられてのものではなく、流れ込めている。
そして回転が速く、短い直線でスパっとくるタイプのフットワークで、内回り2000が最も得意。
朝日CCでも3着と僅差の6着。京都2000でOP勝ちもある。
展開に恵まれ、ウィリアムズマジックがあれば、一発あるはず。






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コース設定が変わっていたのを知らず、間違えました。大変失礼いたしました。
↓↓↓

アーネストリー
2つコーナーのコースを走るのはなんと14走ぶり。
そのときはエプソムCで大崩れの10着。
その前も新潟大賞典で弱いメンバー相手に5着と内容悪い。

フットワークから見ても、
中くらいの伸びがない走りで、
ワンペースだから、
2つコーナーのコースで求められる緩急への対応や決め手比べへの対応は、
ほとんどできない馬という印象がある。
よほど上手く乗らないと今回も難しいだろう。
そもそも、陣営もそれに気付いたからこそずっと2つコーナーを嫌って使ってきたようにも思うし、
であればここは単なる叩き台という考えではないだろうか。
大目標は次の宝塚に違いない。
斤量も多く背負うし、馬券は買えない。


トゥザグローリー
これにも似たことが言える。
2つコーナーは、12戦ぶり。
首が高く突っ張った走りだから、こういうコースでの決め手比べは向く印象がない。

ナカヤマナイト
これは中くらいの安定感あるフットワークで、
どんなコースにも対応できるタイプだとは思うが、
2つコーナー向きということではないはず。
4つコーナーで上手なレースをしたほうが活きるタイプだろう。


トーセンラー
その中にあって、この馬こそ2つコーナー向きを感じる。
2つコーナーで3戦2勝なのだが、
前走の新潟2000はさすがにちょっと特殊視せざるをえない。
あそこまで直線が長いと、ただの2つコーナー巧者では対応できないことが判明してきている。
やはり強調したいのは、
オルフェ、バリアシオンを凄まじい末脚でなで斬りしたきさらぎ賞だろう。
体をよく使えた、末脚に決め手のある馬で、
そしてやや首が短めに映るから、これくらいの距離がまた合う印象がある。
ここはきさらぎ賞の再現がありうる。


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鳴尾記念2012回顧
差す競馬への転換順調 いつかはまる

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

次走狙い:アーネストリー


アーネストリー
この騎乗について、ネット上でも批判が相次いでいるようなので私も論評しておきたい。

まずは、この馬はフットワークを見ても、前に行って粘る形が合っていると思っていて、スパっと切れる脚はないだろうから、今回のようなスロー濃厚のメンバーで控えるなら買いたくないと思っていた。

そして、前走から差しの競馬を試しているということで、佐藤騎手の発言からしても今回も控えるだろうということがありありとわかったので、馬券は買わなかった。

なので、なんというか、個人的には怒りのようなものは全くない。
ネット上にも、専門紙記者も、馬券を買っていたのに、あんな騎乗では納得がいかないといった怒りを爆発させている人がいるが、それはちょっとおかしい気がする。陣営は大阪杯からずっと控える競馬を勉強中といっているので、その情報を収集できなかったのが、悪いとはいわないが、残念だったという以上のものではないと思う。

それにしても、さすがに後手後手に回りすぎたというのは佐藤騎手も認めているようだ。これはアンラッキーだろう。



僕はむしろ33.3で上がってきて5着した競馬に、まあそれなりの脚を使えるんだな、さすがGⅠ馬と感心したくらいだった。


大阪杯の前の時点で、前に行くと競馬をやめてしまう、ということは陣営が気付いたということなので、外部がその判断に対してはいろいろ言えないところだろう。

なのだとしたら、この馬が控える競馬をしても力を出し切れるような条件を探して、いつか狙ってやる、というのが予想家側としての一番の楽しみ方だと思う。


スパっと切れる脚はない、しかし前につけることもできない。
ということなら単純な話で、ハイペースでの差しで狙うということだろう。

けっこう勘違いしている人が多いのだが、スローペースでの差しは、キレる脚だが、ハイペースでの差しは、キレる脚ではなくて、粘りだ。
後方から行っても、アーネストリーの粘りがはまるレースというのはときどきある。

今回のレースを見ていると、さすがGⅠ馬で、本来は合っていなそうな差しの競馬にもそれなりに対応している。マヤノトップガンも差し馬のフットワークはしていなかったが、GⅠ馬の競走センスで最後は差しても勝った。アーネストリーもいつかはまるかもしれない。そのときを待って狙いたい。


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