エリザベス女王杯2008予想
雨上がりの馬場の虹を架ける

九平次
08期 予想歴14年

◎アルコセニョーラ
  7着/12人気

○カワカミプリンセス2着/1人
×ポルトフィーノ


土曜の京都芝は水準より0.5秒ほど速い馬場状態。緩めのペースが多かったせいか人気薄の好走は好位勢に集中したが、ペースに応じて決まり手は柔軟にシフトするのが今季の京都芝の特徴。日曜は午前まで雨の予報で馬場差は±0と推定。

【一角崩し】ペース:S~M
☆SP指数比較(G1勝ちタイム=112)
113カワカミプリンセス
107ベッラレイア
106レインダンス、アルコセニョーラ、コスモプラチナ
105マイネレーツェル、ムードインディゴ、レジネッタ
103ポルトフィーノ

指数比較の上ではカワカミプリンセスが断然。最高指数113は06年の当レースで記録したものだが、休み明けの前走でも109の指数を示しており能力減は見られない。

順当なら同馬で仕方ないとも思えるが、唯一の死角はペースが緩んだ際の瞬発力勝負。上がりの最高指数はメンバー18頭中14位と基本的にスピードの持続力で勝負するタイプであり、キレを要求される展開になった際は不安を残す。1位入線となった06年はシェルズレイが暴発気味に飛ばしてのHペース。今年はコスモプラチナが先導候補だが他に追いかける馬も見当たらない。自ら動いていけるタイプだけに「後方侭」は考え辛いが、「頭鉄板」とまでは言えないだろう。対抗の評価としたい。

上述のように波乱があるとすれば前半のペースが落ち着いた場合。そうなればカワカミは早め進出だろうから、前の馬は一掃、狙いは末脚に優る待機勢。

☆ペースを考慮したSP指数比較
(※05年・07年と同程度の流れ〔残り3F=+5〕を想定)
105カワカミプリンセス、ベッラレイア
103アルコセニョーラ
102レインダンス、レジネッタ
101ムードインディゴ
100アスクデピュティ、リトルアマポーラ、トウカイルナ
※参考
092ポルトフィーノ

パンパンの良馬場ならベッラレイアにチャンス到来だが、雨の残る馬場では割引必要。

◎アルコセニョーラの末脚に期待したい。今年は不振が続いたが新潟記念を快走すると、前走府中牝馬Sも0.5差と健闘とスランプから脱却。昨年の福島記念勝ちがタイム面で平凡(準OP相当)だったことを考えると今季は着実に地力も強化。展開ひとつで逆転まであるとみた。

☆結論
◎アルコセニョーラ
○カワカミプリンセス
△ペース考慮済み指数100以上の各馬+外国馬

☆馬券
◎の単複
馬連◎から印各馬
ワイド◎=○
3連単◎→○=△(2・3着マルチ、計18点)


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