08期 予想歴22年
◎スーパーホーネット
2着/1人気
○ブルーメンブラット1着/4人
×カンパニー
安田記念、天皇賞・秋と制したのはウオッカ。
ウオッカが強いのは底力が要求される流れでも速い上がりを使えること。
本当に強い馬は道中のペースにかかわらず、上がりまでまとめてしまう。
ダイワメジャーは自分のペースでゆったり走り、アンカツの最高の技術も相俟って連覇を達成した。自分のペースがGⅠ向きなのだろう。
そんなウオッカを前走負かし、去年ダイワメジャーをかわそうかという所まで迫ったスーパーホーネット。
この馬はGⅠの流れに強くない。底力が足りないから。
その分一瞬の切れは上記2頭を凌駕する。
だから緩く流れるGⅡなんかはすんごい強い。
マイルでこの馬に切れ味で勝る馬は今いないから。
もちろん安田記念で出遅れてしまったことも忘れてはならない。
切れはあるものの、一瞬すぎてある程度前目につけないと後方からでは届かない。去年の安田記念を見ればわかるだろう。
そして今年1番人気になりそうなスーパーホーネット。
今まで幾度となく私の財布を潤してくれたこの馬にとっての最大のポイントは「ポジション」
ホントはペースも考慮するべきなのだが、
今年はマイネルレーニアとコンゴウリキシオーがいる。
ローレルゲレイロもいる。
ただ、その後ろで早めに動くタイプはいない。
そうであれば、当然上がりは速くなる。
しかし、このレースは安田記念と違い、マイルよりも短い距離でも実績のある馬が馬券になることが多い。
それはどういうことか、それは「底力」ではなく「スピード」であったり「切れ」が要求されるということなのだと思っている。
そういう流れにもっとも強いのは、そうスーパーホーネット。
この舞台での取りこぼしは許されない。
血統的にも、陣営も、全てが地味。
勝ちそうな雰囲気は感じないというのはよーくわかる。
しかし、この舞台ではウオッカですらこの馬を負かすのは難しいだろう。今回登録しているメンバーでもしいるようなら紹介してもらいたいくらい。
とは言ったものの、1頭だけ紹介していただかなくても大丈夫なくらい向いていそうな馬がいる。それがブルーメンブラット。
この馬も切れという点ではそう劣らない。
府中牝馬Sに関しては、どう乗っても勝つとは思ってたけれども、出遅れるわ掛かるわでけっこうひどい競馬だった。それでも馬群を割ってくるときの脚は相当なものだった。
今回さすがに前回みたいな後方からというのでは厳しいが、本来はある程度先行できる馬。先行してもけっこうな脚は使えることはヴィクトリアマイルで証明しているので、ここは向くだろう。ただ、道悪は全然ダメ。
もうほとんどこの1点でいいと思うんですがね。
一応カンパニーについてだけ。
カンパニーはホントはGⅠ向きの馬ではないと思う。
底力というよりは切れのタイプ。あんま切れないけど。
ところが、あの天皇賞・秋で一泡吹かせるかというところまで来てしまった。あれには正直ぶったまげた。
ところが今回、あれをやったらまったく届かない。
かと言って前付けしたら切れ負けする。
きっと中団からだと、不利を食らう。
それがカンパニーだったりするわけで。
消しというよりは、軽視って感じで。
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