09期 予想歴14年
◎マイネルスターリー
6着/3人気
○トランスワープ1着/4人
▲トウカイパラダイス4着/1人
△マヤノライジン5着/10人
×ミッキーパンプキン
×ロードオブザリング
土曜の馬場を見る限り、函館の芝は最終週になっても道中インコースを通った馬が有利。
逃げ先行馬、内枠に入った差し馬を中心に馬券を組み立てたい。
本命はマイネルスターリー
前走は積極的に先行し、直線荒れた内を通って渋く粘り3着。
スターオブコジーン産駒らしい荒れ馬場巧者ぶりを発揮した。
昨年は1番人気も不利な大外枠に泣いたが、今年は願ってもない最内枠。
斤量も昨年から1kg減の57kgで出走でき、昨年のリベンジの舞台は整った。
4角でゴチャついたとき不利を避けるべく、
道中はある程度のポジションを確保したい。
対抗はトランスワープ
人気を背負った前走は痛恨の出遅れ。
上がり最速の脚を使うも脚を余す形の3着で参考外の一戦。
その前走を勝ったミキノバンジョーが55kgを背負った七夕賞で3着と好走。
そして前走で一番強い競馬をした同馬が今回54kgというのは有利な材料。
鞍上が2-2-0-1と相性の良い大野Jに戻る点もプラス。
有利な内枠からスンナリ番手を追走できれば、このメンバーでも走覇圏内。
3番手はトウカイパラダイス
前走は内枠から道中終始有利なインコースを通って、
4角でも上手くインを突いての差し切り勝ち。
鞍上が上手く乗った印象が強いが、
目黒記念からの連続好走は力を付けてきた証拠だろう。
斤量56kgも57kgを背負って勝った前走を加味すれば恵まれた印象。
あとは真ん中の7番枠から道中内に入れて脚をためられるか、
そして勝負所で馬群を捌けるかどうかだろう。
4番手はマヤノライジン
引退レースと囁かれた昨年の函館記念は持ち前の洋芝巧者ぶりを発揮し2着。
結局ズルズルと引退が伸びて1年が経過してしまった。
しかし、2走前の小倉大賞典の0.2秒差6着等、
近走のレース内容はむしろ昨年時以上の印象すらある。
斤量が昨年と比べ1kg重い54kgという点はネックだが、
内目の5番枠から上手く内に入れて勝負所で前が空けば、
今年もチャンスは巡ってきそう。
その他の馬も一応短評を。。。
△ コスモファントム
小回り2000mはベストの条件だが、
戦績的も血統的にも軽めの馬場の方が向く印象。
ダートを走るから洋芝でも、とはあまり思えない。
ただし、偶数枠の1枠2番は絶好で無視までは危険か。
× ミッキーパンプキン
1、2着と同じようなポジションからの競馬で
直線早々に後退した前走に良い印象は持てない。
前走に引き続き枠は絶好だが、勝負所で有力馬に
早めに来られると、再度伸びを欠きそう。
△ ネヴァブション
復帰後制裁を欠く内容が続いているが、
斤量56kgで出走できる点はプラス。
渋った馬場での実績もあり、枠も良いので、
体調さえ戻っていればチャンスはゼロでは無い。
△ イケトップガン
調教の内容は出走メンバーの中でもNo.1と言って良い。
前走も最後方からの競馬で上がり最速の脚を使って5着。
今回も行くか控えるか極端な競馬になるだろうが、
状態は良いので展開さえハマれば。
× ゴールデンハインド
前走GI7着の実績は光るが、馬場と展開に恵まれた面が多分にあった。
洋芝巧者で函館コースは持ってこいの舞台だが、
芝では2400m以上の距離でしか勝ち鞍無く、
2000mは明らかに短い。
× アクシオン
昨年の函館記念で3着、札幌記念で2着の実績がある洋芝巧者。
今年に入ってからはまったく制裁の欠く内容が続いているが、
洋芝替わりで一変の余地は残っている。
しかし、今年のレース内容がいかにも悪いため、
思い切って馬券は切る。
× ネオヴァンドーム
ネオユニヴァース産駒は総じて洋芝巧者が多いのだが、
同馬は軽い馬場の方が得意なタイプ。
2000m以上の距離馬券に絡んだことが無く、
距離も1ハロン長い印象。
× セイカアレグロ
前走はスローな展開を早めに動いて5着。
定量戦でそこそこやれた点は評価したいが、
鞍上の好判断による部分も大きい。
48kgの斤量を背負った2、3走前も勝負になっておらず、
馬券圏内となるといかにも苦しい。
× メイショウクオリア
昨年の函館記念4着馬。
同馬も生粋の洋芝巧者なのだが、
前走後方からの競馬になったとはいえ、
洋芝でまったく良い所が無かった点は不満。
昨夏以降先行力を発揮できておらず、
状態面にかなりの不安が残る。
× ロードオブザリング
前走は4角で外を回ってマクリ気味に進出し、
あれよあれよと差し切ってしまう強い内容。
ただし札幌で0-0-0-3という洋芝実績には不安が残る。
脚質的にも外枠から道中終始外を回ることになりそう。
馬場と人気を考えると切って妙味。
× リッツィースター
北海道の洋芝で3勝の実績があるが、
洋芝の前走は良い所無しの内容。
脚質的に外枠も不利。
× キングトップガン
昨年の函館記念勝ち馬。
しかし、昨年は54kgのハンデと内枠からインを
上手く立ち回った鞍上の好騎乗が全て。
昨年よりも2kg重い斤量56kgと不利な大外枠では買えない。
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