08期 予想歴14年
◎アフォード
9着/2人気
○ビウイッチアス10着/1人
▲ハクサンムーン4着/3人
△レオンビスティー12着/9人
★傾向分析★
2007年 タイム 55"1 (重)
①11.9-②9.9-③10.7-④10.5-⑤12.1
1着サンアディユ・・・フレンチデピュティ×Caerleon=ヴァイスリージェント×ニジンスキー 〔22-d〕
2着ナカヤマパラダイス・・・パラダイスクリーク×Mountain Cat=ネヴァーベンド×ストームバード 〔3〕
3着クーヴェルチュール・・・ブラックホーク×ラッキーソブリン=ヌレイエフ×ニジンスキー 〔5-h〕
2008年 タイム 54"2 (良) 1FAve=10.84
①11.8-②9.9-③10.4-④10.5-⑤11.6
1着カノヤザクラ・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着シンボリグラン・・・Grand Lodge×Linamix=ダンチヒ×リファール 〔5-h〕
3着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
2009年 タイム 56"2 (重) 1FAve=11.24
①11.9-②10.2-③11.0-④10.3-⑤12.8
1着カノヤザクラ・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
3着アルティマトゥーレ・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔3-l〕
2010年 タイム 53'9 (良) 1FAve=10.78
①11.6-②9.9-③10.3-④10.1-⑤12.0
1着ケイティラブ・・・スキャン×ムーンマッドネス=ミスプロ×セントサイモン 〔1-x〕
2着ジェイケイセラヴィ・・・スクワートルスクワート×コマンダーインチーフ=ミスプロ×リファール 〔1〕
3着マルブツイースター・・・サクラバクシンオー×ウォーニング=プリンスリーギフト×マッチェム 〔8-h〕
2011年 タイム 53"8 (良) 1FAve=10.76
①11.8-②10.0-③10.5-④10.0-⑤11.5
1着エーシンヴァーゴウ・・・ファルブラヴ×Thunder Gulch=ノーザンダンサー×ミスプロ 〔4-c〕
2着エーブダッチマン・・・アフリート×ノーザンテースト=ミスプロ×ノーザンテースト 〔12-c〕
3着アポロフェニックス・・・アフリート×Caerleon=ミスプロ×ニジンスキー 〔16-g〕
直線競馬のため、スピード勝負の『ゼロヨン』のイメージ。
①~④まではスピードとダッシュ、⑤は最後にばてずに伸びることが出来るかが問われるスタミナが必要と考える。
血統の傾向は、サクラバクシンオーやダンチヒ系、ウォーニングなどのマッチェム系が好走から最高速度が問われているのは確か。
またニジンスキー系や、グレイソヴリン系やレッドゴッド系など大系統ナスルーラ系、つまり持続型の流れに強い血統も好走しています(=スタミナが問われるのに関係あり?)。
07年はダート→芝路線変更のサンアディユが激走したように、ダートもこなせるタイプは要注意。パワーが推進力として活きると思われる。
牝系の傾向としては、No.〔2〕〔4〕 の牝系が好走馬複数出しているが、これよりも分枝記号cに注目したい。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。分枝記号cがパワーに優れたタイプと考えると、開幕週の好走や馬場の荒れた最終週や重馬場に強いのも納得。そのパワーがダッシュに活きるはず。
また牝馬の好走が多いこともポイントで、毎年必ず3着内好走しています。。牝馬は斤量が軽いことがテンのダッシュにつながるためと思われます。
それから外枠か内枠が強い傾向。中枠の成績はあまりよくないようです。レースの映像見る限りではラチに沿って走るように見えるので、そのためと思われます。中枠は少し距離損ではないでしょうか?閃光特別も外枠と内枠が好走が多く、傾向は顕著だと思います。
★予想★
アイビスサマーDのポイントは、
①外枠有利。または内枠。中枠はやや不利と考えるべし。ただしスペシャリストのレースなので、コース実績を最優先すること。
②軽量ハンデの牝馬。ハンデは軽いほうがダッシュ力がつきやすい。
③サクラバクシンオー産駒やマッチェム系など快速スピード血統中心。サクラバクシンオー産駒は特注。サンデーサイレンス系はやや苦手。
④分枝記号c・hは特注。
⑤リピーターの好走にも注意。
◎アフォード・・・サクラバクシンオー×ゼネラリスト=プリンスリーギフト×ダンチヒ 〔1-k〕
前走1600万条件戦駿風S1着(=新潟芝1000m)。新潟芝コースは(1-1-1-0)、芝1000m戦は(1-1-1-0)と好相性。芝1000mの持ちタイムは、出走馬中2位の54秒4。前走でその持ちタイムを更新し近走の充実さや、相性の良い新潟芝1000mなら条件的には好走可能と考えて、軸として信頼性が高いと考えて評価する。
サクラバクシンオー産駒はプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。母父ゼネラリストはダンチヒ系で、2歳戦から走れる仕上がりの早さを有し、前走で惨敗していてもガラリ一変の巻き返しがある穴血統。スピード豊かなマイラー血統で、抑えの利かない短距離馬も出るが、逆に折り合いがつけば距離延長も気にならない。気分よく走れば楽勝、気分を害せば惨敗という紙一重の面を持ち、展開や枠順に注意を払いながら狙っていきたい。平坦コースはプラス要因で、ダートなら脚抜きの良い馬場に向く。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号kは、かなり時計の掛かる馬場でのみ力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。気性が激しく、時計のかかる消耗戦に活路がある。
○ビウイッチアス・・・ダイワメジャー×Gulch=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔3-d〕
前走バーデンバーデンC1着(=福島芝1200m)。新潟芝コースは(1-1-0-0)、芝1000m戦は初。アイビスサマーDは例年軽量牝馬の好走が多く、今回該当しそうな馬は斤量51kgの本馬と思われる。新潟芝コースとの相性も良く、軸として対抗評価と考える。
ダイワメジャー産駒はサンデーサイレンス系で、力強いスピードを持ち、芝1600~2000mを得意とするマイラーや中距離型。フジキセキに近いイメージで、自身がダートを圧勝した実績もあるのでダートの得意な馬力型のタイプと、芝で鋭く斬れる脚を使うタイプと存在するはず。ダイワメジャー自身が中山芝コースで好走が多かったように、また古馬で本格化するまでは直線の長い東京芝コースや京都芝コースなどで最後につかまるレースが多かったことからも、キレよりもスピードの持続性能を活かしたレースに向くと考えますが、現時点での完成度は高い。おそらく古馬になり本格化すると鋭く斬れる脚も使えるようになると思います(=父母父ノーザンテーストの成長能力で引き出される感じと思います)。母父Gulchはミスプロ系で、仕上がりの早いマイラー血統。芝は2歳~3歳春頃までなら重賞でも通用するが、クラシック王道路線に進むと苦戦を強いられ、その後相手が軽くなったオープン特別で復活するのが一つのパターン。ダートは信頼性が高く、人気でも逆らわない方が賢明。湿ったダートも鬼。
No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。
▲ハクサンムーン・・・アドマイヤムーン×サクラバクシンオー=ミスプロ×プリンスリーギフト 〔18〕
前走1000万条件戦出石特別1着(=阪神芝1200m)。新潟芝コースは初で、芝1000m戦も初。斤量53kgと軽量で、逃げての好走が多い本馬なら、直線競馬のスピード勝負なら合うと考えて期待する。
アドマイヤムーン産駒はミスプロ系で、体の柔らかい産駒が多く着実にスピードを伝えるフォーティナイナー系。2歳の短距離から走れる仕上がりの早さと、芝・ダート兼用の快速スピードを持つ。距離に限界のあるマイラーもでるだろうが、中距離を得意とする馬も多くなるはず。母父サクラバクシンオー産駒はプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。
No.〔18〕の牝系は、活躍馬はナリタトップロードやダッシュアーゴーゴーなどがいるがやや衰退気味の牝系。スタミナはあるが、融通の利くタイプは少なく、底力は少ない。分枝記号なしなので、産駒ごとに得手不得手ははっきりしているものの、平均的に能力を発揮し、やや晩成傾向。
△レオンビスティー・・・サクラバクシンオー×Tabasco Cat=プリンスリーギフト×ストームバード 〔1-s〕
前走函館SS9着(=函館芝1200m:1.2秒差)。新潟芝1200mは初だが、芝1000m戦も初。これまで崩れているのは芝1600m戦で、芝・ダート問わず芝1400m以下では3着内を外したことはなかった馬だが、前走は大幅馬体重減で体調が今一つだったことが敗因と思われる。ダート好走歴もあることから、パワーは兼ね備えていて、前走の北海道の洋芝コース→新潟芝コースへとコース変わりもプラスに働くと考えて、好走に期待して評価する。斤量は53kgと恵まれていることもプラス要因と考えて期待する。
サクラバクシンオー産駒はプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。母父Tabasco Catはストームバード系で、仕上がりの早さがあり、素質のある馬は3歳春までに勝ち上がる。長所はハイペースを先行してもバテないことで、芝なら小回りコースの方が向く。弱点は精神的なタフさがなく、揉まれる競馬が苦手なこと。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳のこの時期なら成長力で、古馬相手にも戦えると考える。分枝記号sは、立ち回りが上手く、スローの上がり勝負で強い。上級クラスでは展開利が必要。
tipmonaとは?