12期 予想歴23年
◎未定
○アイムユアーズ1着/1人
今週のメインレースは、
第60回クイーンステークス(2012年)である。
第60回クイーンステークス(2012年)は、
夏場の牝馬限定重賞ということもあり混戦が予想される。
そこで競馬理論は、
第60回クイーンステークス(2012年)に出走する
有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
クラシック戦線のオークス(2012年)組からは、
4着のアイムユアーズ(池添)、5着のサンキューアスク(丸田)
及び13着のミッドサマーフェア(蛯名)が
第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
アイムユアーズのオークス(2012年)の4着は、
逃げ争いをした2頭が16~17着に惨敗したハイペースを
早め先頭で勝ちに行く横綱競馬によるものであり、
レース内容としては勝ったジェンティルドンナに続くものである。
またアイムユアーズは、
阪神ジュベナイルフィリーズで2着、
桜花賞で3着などG1でも好走を繰り返しており、
3歳世代ではトップクラスの能力を秘めることに疑いの余地はない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
今年の3歳馬のレベルの高さをも考慮すると、
アイムユアーズが古馬相手の重賞でも好走する可能性は高いと、
競馬理論では判断している。
サンキューアスクのオークス(2012年)の5着は、
ハイペースで前崩れの展開を
後方のラチ沿いで脚をためる展開に恵まれたものであり、
レース内容としては着順ほどの価値はない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
函館のかもめ島特別を快勝して臨む
順調さの強みを加味しても、
サンキューアスクが
アイムユアーズを逆転するまでは難しいと
競馬理論では判断している。
一方、ミッドサマーフェアのオークス(2012年)の13着は、
1番人気に推されたにもかかわらず
全く見所のないものであった。
しかしながらミッドサマーフェアは、
フローラステークス(2012年)において、
オークス3着馬のアイスフォーリスを寄せ付けずに快勝しており、
力負けと見るのは早計である。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
ミッドサマーフェアが体調さえ万全であれば、
巻き返す可能性は高いと競馬理論では判断している。
ヴィクトリアマイル(2012年)組からは、
15着のフミノイマージン(藤田)
及び16着のオールザットジャズ(藤岡祐)が
第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
フミノイマージン及びオールザットジャズの
ヴィクトリアマイル(2012年)の惨敗は、
インの3番手のホエールキャプチャ及び
2番手追走のドナウブルーの先行決着で脚を余したものであり、
度外視可能である。
するとフミノイマージンは、
牝馬限定重賞3勝の実績が浮かび上がり、
実績的には互角以上である。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
フミノイマージンにも高い評価を与えるべきである。
ただし、フミノイマージンは追い込み一手の脚質であり、
インが有利な馬場の時には脚を余す可能性が高まるので
評価を下げるべきとも、
競馬理論では判断している。
さてオールザットジャズは、
ヴィクトリアマイルを除けば
今年(2012年)に入って3戦2勝2着1回という
上がり馬である。
また、オールザットジャズが2着に敗れた
中山牝馬ステークス(2012年)にしても、
イン有利の馬場にもかかわらず出遅れて追い込んだものであり、
負けて強しの内容であった。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
充実著しいオールザットジャズの
巻き返しがあってもおかしくないと
競馬理論では判断している。
一方、オールザットジャズが制した福島牝馬ステークス組からは、
2着のコスモネモシンが
第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
コスモネモシンの福島牝馬ステークス(2012年)の2着は、
ハイペースを後方で脚をためる展開に恵まれたものであり、
レース内容としても勝ったオールザットジャズが上であった。
よって第60回クイーンステークス(2012年)
においては基本的に、
コスモネモシンならば
オールザットジャズに高い評価を与えるべきである。
ただしコスモネモシンは、先行・差し自在の器用な脚質なので、
展開に恵まれるようであれば逆転の可能性もあると
競馬理論では判断している。
マーメイドステークス(2012年)組からは、
4着のシースナイプ(丹内)、7着のエリンコート(横山典)、
11着のアニメイトバイオ(丸山)及び
13着のレジェンドブルー(宮崎)が
第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
マーメイドステークス(2012年)は、
グルヴェイグの強さだけが目立った一戦であり、
2着のクリスマスキャロル及び
3着のメルヴェイユドールが準オープンクラスの馬であったことを考えると、
低レベルな一戦であった。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
マーメイドステークス組のシースナイプ、エリンコート、
アニメイトバイオ及びレジェンドブルーに
高い評価は不要である。
唯一注意を払う必要があるとすれば、
シースナイプがスローペースでの逃げ
又は好位のインでの競馬ができた時だけであろうと、
競馬理論では判断している。
五稜郭ステークス組からは、
1着のレインボーダリア(木幡)、7着のナムラボルテージ
及び8着のラブフールが
第60回クイーンステークス(2012年)に出走する。
レインボーダリアの五稜郭ステークス(2012年)の勝利は、
ハイペースを早目に先頭に立つ横綱競馬によるものであり、
着差以上の強さを見せつける内容であった。
またレインボーダリアは、
エリザベス女王杯で5着の実績があり、
格上げ初戦での重賞挑戦でも遜色ない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
牝馬限定の重賞ならば互角以上のレインボーダリアにも、
それ相応の高い評価を与えるべきと
競馬理論では判断している。
ナムラボルテージの五稜郭ステークス(2012年)の7着は、
ハイペースの逃げによるものではあるが、
51キロの軽ハンデなどを考慮すると、
特筆すべき内容でもない。
よって第60回クイーンステークス(2012年)においては、
ナムラボルテージに高い評価は不要
と競馬理論では判断している。
ラブフールの五稜郭ステークス(2012年)の8着は、
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