クイーンS2012予想
アメリカっぽさ

イズリントン
11期 予想歴13年

◎コスモネモシン
  14着/6人気

○アイムユアーズ1着/1人
▲ラブフール2着/10人


基本的に小回りコースなので前が有利という印象が強い。オースミハルカ、アサヒライジング、ヤマニンメルベイユの逃げ切りのせいかな。そうでなくても4角で前にいないと話にならない。ただし、後ろの馬もただ黙ってみているだけでなく、上がり最速を使う馬は3着以内に突っ込んでくることもある。

血統的には、SS系が強い。父であれ母父であれきている。あと気になるのは、アメリカ血統がよく来ていること。イクスキューズ(父ボストンハーバー)や、プロヴィナージュ(フレンチデピュティ)がそれで、母父を含めれば、ザレマ(母父ザフォニック)、アメジストリング(母父General Assembly)、フミノサチヒメ(母父エブロス)というところだろうか。

洋芝と言えば欧州血統というところなんだけれど、ちょっとひねりたい。

あとはリピーターレースなのでその辺を考慮したい。



◎コスモネモシンは父ゼンノロブロイ×母父シングスピールという血統。
ゼンノロブロイ産駒は活躍馬こそ芝馬が多いが、全体的な傾向をみれば芝ダート兼用タイプで、ゼンノロブロイの母父がマイニング(ミスプロ系)が効いているのかな。ダート兼用タイプを出すSS系としてはフジキセキが有名なところですが、このレースでSS系が強い中でもフジキセキとゼンノロブロイ産駒が強いのはそういうところか。

昨年の2着馬で上がり最速でした。前走福島牝馬Sにおいても上がり34.3はメンバー中2番目の好タイムでした。やはりこの馬の真価が発揮されるのは小回りのコーナー4つです。位置取りからして去年の再現ができるか否かになりますが、条件は良いと思います。


○アイムユアーズは父ファルブラヴ×母父エルコンドルパサーという血統。
母母父にSSの血が入っている。ファルブラヴの母父はアメリカ血統のシアトルスルー系。ただダートっぽさは皆無。一方母父がアメリカ血統とは言い難いけれどもミスプロ系のエルコンドルパサーで、ダートの一流馬を輩出している。

前で競馬できるし、斤量は軽いし、3歳馬好走もある。ただ前で競馬する分、末脚は期待できない。北海道デビューした馬だけに馬場適性は少なくともあるだろうし、休み明けを2度勝っているので、期待できそう。


▲ラブフールは父ゼンノロブロイ×母父エルコンドルパサーという血統。
◎と○を足して2で割ったような血統を持っている(ミスプロの4×4)。前走は案外だったのですが、すごくキレるんですね。福島牝馬Sではコスモネモシンより速かったし、京都で33.0というのも記録してる。大外枠に入ったし、位置取りは最後方でしょうが…上がり最速をたたき出して1発あるとすればこいつかな。


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