10期 予想歴15年
◎オウケンサクラ
6着/5人気
○ラインブラッド9着/14人
△タマモナイスプレイ13着/15人
◎オウケンサクラはCBC賞で1200ｍの短距離戦にしっかりと対応してきた。基礎スピードの高さを見せてくれたのは大きいし、そこからのラストのしぶとさは良かった。もともとはマイルぐらいである程度の位置から動き出しの良さとある程度のトップスピードが光る馬ではあったのだが、新潟内1400ｍにありがちな前後半が速い競馬になっても対応できるスピードとマイル以上で見せている動き出しの良さからもここは適性面で好勝負できるのではないかと。軽い馬場向きの馬で今の時計が出やすい新潟は歓迎。安土城Ｓで見せたように、1400ｍならある程度の位置は確保できそうで、悪くとも中団、出来れば好位～番手ぐらいで競馬ができれば好ましい展開になりそう。
〇ラインブラッドは意外と時計勝負に対応できる馬で、軽い馬場を得意としている馬。前走はスローの上がり勝負でこの馬の良さを出し切れなかった。11.7 - 11.1 - 10.4 - 11.3とＬ１が11.3では新潟だとほとんどばてていない、完全なトップスピードと位置取りの勝負になってしまって苦しかった。比較的平均ペースに強い馬なので、この枠で前後半が速くなりがちな新潟1400ｍ内。道中は後ろからでもコーナーの緩みで外から勢いよく押し上げていくことができれば面白い。持ち時計も上位なので、うまく嵌れば十分勝ち負けできる範囲。
△タマモナイスプレイは高速馬場に対応できるスピード馬。安土城Ｓでは11.4 - 11.4 - 11.2 - 11.4と平均的なラップを刻んでやや伸びきれなかった形だが、京都外特有のトップスピード負けもあったのでこの辺りは仕方ない。新潟内回りに変わることで縦長になりやすく位置取りの差を作りやすいという点では条件的にはプラスに変わると思うので、この枠で上手く番手の外目ぐらいを確保できれば面白い。前走はタフな馬場であの展開では苦しいし挽回の余地あり。
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