12期 予想歴13年
◎トーセンベニザクラ
5着/4人気
○ヴィルシーナ2着/2人
▲キャトルフィーユ4着/5人
×ジェンティルドンナ
過去10年の傾向で、残酷なデータといえばこのレースにおけるオークス馬(二冠馬含む)の不振。
オークス馬の成績というのは、これまで5頭出走して全て着外。
1番人気の成績が(4.2.1.3)と、なかなか信頼できる成績なのに、着外にいる3頭というのは全てオークス馬。
つまり、オークス馬は、このレースにおいては、たとえ2冠を圧勝している馬でも消しということになる。
というわけで、圧倒的1番人気でまったく死角なしに見えるジェンティルドンナは、データ面で消しになる。
まぁ。春にチューリップ賞4着というように、トライアルではなく本番に向く馬だし、何よりも直前の動きはいいんだけど、馬体に余裕があるように、太目残りに見えた。
この人気であれば、当たっても配当がおいしくなさそうだし、どうせならローリスクハイリターンの穴狙いで行きたいので、ジェンティルドンナは消します。
じゃあ他に何が狙えるのか、といえばオークス組か1000万下組になる。
関東オークス経由の馬は、少なくとも芝での勝ち鞍が必要なのでサトノジョリーは消し。500万下組は04年にレクレドールが勝ってはいるが、それ以外は全滅。
また、1000万下組というのは、前走連対していて、なおかつ8月以降に勝っているのが好走の条件となる。ラスヴェンチュラスはこれに該当しない。
つまり、今年は単純にオークス組になるキャトルフィーユ、トーセンベニザクラ、ヴィルシーナとなる。
本命◎はトーセンベニザクラ。
春は惨敗に見えるが、桜は0.6秒差、オークスは2着に0.8秒差と意外に負けてない。むしろ、春の使って減り続けた馬体から見るように、休み明けのほうが向いている馬と思える。
上がり勝負にしても、赤松賞での一気の末脚のように切れ味はあるし、先行捲りなど自在性も持っている強みもある。
調教の動きが軽快だし、直前輸送さえうまくいけば、この相手でも好走可能。
武豊騎手が、2週連続ダイワメジャー産駒で重賞勝ちを期待。
対抗○は、ヴィルシーナ。
オークス2着馬は、過去10年で(1.2.2.0)とオークス馬と違って信頼ができる。ただ、人気になるのに1着が1度だけしかないように、あくまでも紐向きであるということ。
この馬も、ここでジェンティルに勝つような競馬もせず、あくまでもトライアルという感じの競馬に徹しそう。
てなれば、頭ではなく紐で行くのが妥当かと思う。
三番手▲は、キャトルフィーユ。
ジェンティルが差し馬なら、対抗できる馬というのは間違いなく前に行く馬。となれば、阪神で逃げて好成績を残しているこの馬の出番。
特にアルメリア賞では、マウントシャスタ相手に最後まで逃げ粘れる先行力というのは、このメンバーでは魅力的。
オークスの惨敗は、一言で言えば出遅れたから。スタートで先手を取れれば、この相手でも好走できる。
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