08期 予想歴17年
◎フェデラリスト
16着/4人気
○スマイルジャック13着/11人
▲カレンブラックヒル1着/1人
△エイシンアポロン12着/10人
×エイシンフラッシュ
×トーセンレーヴ
中山記念で鮮やかな決め手を使い、十中八九逃げ切りと思われたシルポートを差し切ったインパクトが個人的に忘れられないフェデラリストに◎。当時の上がり3F、34.4は重馬場とはいえ出走馬の中では際立った数字だった。
また、その後大阪杯では2着とGⅠ級相手にも先着したが、東京ウェルカムプレミアムでの圧勝や中山金杯など戦績を吟味していくにつれ、この馬の本質はやはり馬場を問わない「キレ」にあることを再認識。「キレ」を存分に生かせる条件というのは、1600や2000の根幹距離よりは1400や1800といった非根幹距離だろう。枠も内目で言うことなし。
京成杯AHで久し振りに馬券圏内に食い込んだスマイルジャックが穴では面白い。11年の安田記念ではリアルインパクト、ストロングリターンらと差のない3着。年齢的なものもあるのか、その後調子を取り戻すのに時間を要したが、前走の連対は明らかに復調の証。前述の2頭と比較しても、この馬に関しては夏に使ってきた強みが生きるような気がする。前半で脚を使うと味がなくなるので、直線一気の決め打ち的な騎乗に期待したい。
カレンブラックヒルの無敗は、言い換えれば適切なレースだけを絞って使ってきたことの裏返しでもあり、マイル戦しか経験がなくNHKマイルの走破時計にも強調できる何かを全く感じない。ただ、逃げても控えても競馬ができるセンスは確かで、惨敗も有り得るがいきなり古馬相手に通用するストーリーもなくはないだろう。半信半疑だが、また伸びしろのある3歳で無視はできない。
春は精彩を欠いたエイシンアポロンは気性的に鉄砲の利く傾向。前走前々走の惨敗も度外視は可能だろう。
エイシンフラッシュの距離短縮自体は詰めの甘さを補う意味で意義ある選択だと思うが、2000M以上の競馬ばかりを使ってきたキャリアから1800への対応には不安がある。
トーセンレーヴはまだ上を目指せる馬だと思うが、現時点で単勝10倍を切るのは売れ過ぎでしょう。もう少し強敵にもまれてからでは。
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