秋華賞2012予想
逆らえばオッズ的には面白いのですが・・・
10期 予想歴18年
◎ジェンティルドンナ
1着/1人気
○ラスヴェンチュラス10着/9人
ローズSでは先行して完勝して見せたジェンティルドンナ。本番を意識しての先行策でしょうが、難なくクリアしてしまい、死角が見当たりません。
少なくともローズS組の2着以降の馬には逆転の機会は無さそうですが、他の馬もどうか・・・・?
今回もディープインパクト産駒の上位独占でしょうかね。可能性があるとすればアイムユアーズですが・・・。
◎ジェンティルドンナ
死角が見当たりません。
○ラスヴェンチュラス
ローズS3着、その前は1000万下でも3着でしたが、相手なりに走れて速い上がりを繰り出せている点を評価。
以下に自分の競馬を出来るか、逆に言うと勝てなくても一つでも上の着順を目指す競馬に終始するであろうから、逆転狙うヴィルシーナよりも人気の無いこちらのほうが。
tipmonaとは?
秋華賞2012回顧
4頭目の三冠牝馬誕生
10期 予想歴18年
次走狙い:ヴィルシーナ
なのですが、競馬はやはり恐ろしいなと思い知らされる一戦でした。
序盤の位置取り争いが終わるとペースは急激に緩み、向こう正面で小牧Jのチェリーメドゥーサが一気に先頭に踊り出ました。いったい何があったのかと、競馬場もどよめきに包まれましたが・・・恐ろしくペースが落ちていたため、脚を使えばこんな真似も出来てしまったのですね。
まさかの逃げ切りも十分ありえた感じの逃げでしたが、結局最後はつかまりました。
それでも、人気馬2頭の叩き合いは壮絶でした。岩田騎手のゴール後の様子から、ジェンティルドンナがヴィルシーナに差し返されてフィニッシュだったのかと思いましたが、ゴール時点ではハナ差先着。
多くの人が安堵した模様です。
中盤大きく緩んだせいで、2000mのレースとしては、ちょっと適正が違うものになったかもしれません。
ただ、レースのレベルが低いと言うわけではなく、この展開でも結果を残したジェンティルドンナと岩田Jは、やはりすごいと思います。
最終的には内枠の分有利があったかもしれませんが、積極的な競馬でジェンティルドンナを追い詰めたヴィルシーナの成長もすばらしく、ここも2着でしたが、今後の逆転を期待させるものでした。
波乱含みの戦いでしたが、馬の実力と騎手の思惑が噛み合った面白いレースだったのかも?
人気薄の気楽さは有ったかもしれませんが、向こう上面で一気に大逃げに切り替えた小牧Jの騎乗も見事でした。
失敗したら叩かれるのは必至ですし、相対的に、「このぐらいの位置取りで走っていればいいや」という騎乗しかできない騎手が多い中、スローすぎると言ってもこれだけ思い切った騎乗は流石でした。
ペースを落としすぎた感のあるヴィルシーナ内田Jの騎乗も、ジェンティルドンナを打ち負かすためのギリギリの策と見れば立派です。
ちゃんと結果を出した岩田Jについては言葉も必要ないでしょう。
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