10期 予想歴18年
◎カレンブラックヒル
5着/3人気
この時期の東京競馬場はとにかく速い時計に対応できないと・・・去年この馬場で圧倒的な適正の高さを見せたのがトーセンジョーダンだと思います。日本特有のスピード馬場に見事に順応していたと思いますが、今年は裂蹄により前哨戦を使えませんでした。
そうなってくると、このレースに向けて有力な毎日王冠を勝ち抜いたカレンブラックヒルを素直に本命でいいかと思います。
1・馬場適性
基本的にマイラー?との疑惑はありますが、1800mで勝ちきっています。しかも先行して押し切る内容は横綱相撲といってもいいでしょう。先行は外を回されない、前が塞がりにくい点では有利ですが、出だしで脚を使う分タフな走り方。シルポートが逃げるなら中段からでも問題なく、平均的なラップを刻めるなら、この距離は大丈夫です。
また、東京での速い時計に対応できる点では前走で実証済み。
2・力関係
なんと言っても無敗です、クラシックは走っていないもののNHKマイルCは勝っていますし、長距離無理ならクラシックを走るよりも、このレース選択がベストでしょう。
で、同世代、古馬ともねじ伏せている訳で、このメンバーでも上位の力を持っていると見ていいでしょう。
3・3歳馬
3歳馬の勝ち馬となると、2002年のシンボリクリスエスまで遡ってしまいますが、3歳馬の出走がある年は、高い可能性で3歳馬が馬券に絡んでいます。
また、意外と牝馬でも勝ててしまうレース、これは斤量の影響ではないかと思います。
成長の進んできた3歳馬で56kgは有利。58kgは一部の強い馬しか背負えない斤量でもあると思います。まぁ、それでも走るのがGI馬ですが、やはりハンデとしてはきついはず。
この多頭数を外から押して前に行けば飛ぶでしょうし、どう捌いて出るかは騎手の腕の見せ所。
この馬に乗って目下G2G1連勝中の秋山騎手、いまさら変に緊張せず、馬に勝たしてもらうつもりで乗れば、或いは。
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