08期 予想歴22年
◎ビートブラック
7着/8人気
○トーセンジョーダン6着/10人
▲フェノーメノ5着/4人
△ルーラーシップ3着/2人
古くはイブンベイやホークスターのような馬が来日して、
あのときは1800を1:45.8で引っ張ったりしてレースを盛り上げたりもしたものですが、
最近は外国馬で逃げるような馬は見掛けません。
ラビットも招待してあげたほうがよいかもしれません。
外国もスローペース症候群なのでしょうか。
ペースの速い競馬をするアメリカの有力馬の参戦が最近あまりないような気もします。
いずれにしても、このレースは、
展開から考えるとどうしても
ビートブラックになってしまいます。
完全なるニゲイチで、あまりマークもされないでしょうから。
有力馬はオルフェーヴル、ソレミア、ルーラーシップなどほとんど後ろからでしょう。
前への意識を持つ可能性がある、のがフェノーメノとトーセンジョーダンくらいのもの。
他がみな末脚自慢のところ、
ビートブラック1頭だけがスタミナと粘りを武器にしているということで、
まったく次元の違う競馬をできると思うので、
これは注目せざるをえない。
石橋騎手も天皇賞の騎乗ぶりから、この馬のスタミナという特性を十分に理解しているから、
イブンベイしてほしい。
4コーナーで10馬身くらいの差をつけているイメージでいけば、
比較的内が良い状態が続いている東京の馬場を味方に逃げ切れる可能性もあるだろう。
天皇賞は馬場に恵まれたことはもちろんあるが、
ゴールデンハインドが絡んで来ようがなにしようが攻めて攻めて前に行くあの騎乗でパッタリ止まらなかったのは、
やはりこの馬の無尽蔵のスタミナのなせる業。
2400も得意にしていて距離はぎりぎり足りるだろう。
前走は比較的消極的なレースだったが、59キロを背負っていたことや休み明けだったこともあったと思う。
今回は57キロで、また人気薄でＧⅠに臨むのだから失うものは何もない、
玉砕逃げを打ってくれれば面白い存在になるはず。
トーセンジョーダン
昨年のような積極的な競馬ができれば面白い存在。かなりの大飛びで東京2400が最も合っていると思うし、大外枠も関係ない。
前走は距離も短く外を回った上、体調も整っていなかったので仕方のない内容。叩かれ上昇していれば十分にチャンスがある。
フェノーメノ
これも大きな飛びで東京の２０００は少し忙しかっただろう。2400のほうがレースしやすいと思うし、今回もビートブラックを見ながら進められる良い感じの4番枠。ロスなく回れば怖い。
ルーラーシップ
前走はトラックバイアスを考えれば一番強い競馬。距離は２０００が合っているように思うが、この馬の潜在能力は計り知れない。オルフェーヴル以上の馬の可能性はあるスケールの大きな走り。
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