12期 予想歴13年
◎オルフェーヴル
2着/1人気
○エイシンフラッシュ9着/5人
▲ルーラーシップ3着/2人
△ジャガーメイル10着/11人
×フェノーメノ
×ダークシャドウ
過去10年の馬券対象馬からの傾向です。
まず、信頼できる馬というのは「1番人気馬」です。
過去10年で1番人気の成績は、(3.2.4.1)という感じで、馬券を外したというのが、昨年1番人気のデインドリーム。それ以外というのは、すべて1番人気は日本馬であり、まず日本馬が1番人気に支持されたら、信頼できるということになります。
また、オッズ的にみると3倍未満の1番人気馬の成績は、(2.1.3.0)と非常に安定してます。
次に信頼できる馬というのは、「同年の天皇賞秋勝ち馬」です。
過去10年で天皇賞秋勝ち馬は、8頭出走して(1.2.4.1)という成績です。
また、天皇賞秋勝ち馬のうち、東京芝2400mでのGⅠ連対実績を持っていた馬に限ると(1.1.4.0)ということになります。
ちなみに、唯一の着外だった05年のヘヴンリーロマンスは、2400m以上の実績が皆無(どころか初出走)だったので、2400m以上の実績を持っている天皇賞秋勝ち馬であれば、信頼はできるということになります。
まず、「1番人気馬」になりそうなのはオルフェーヴル。
これについては、問答無用の規格外だし、オッズ的にも圧倒的人気になりそう。また、今年5度目の大外枠だが、いい加減慣れてしまったと思えるので信頼はできる。
また、「同年の天皇賞秋勝ち馬」はエイシンフラッシュ。
この馬についても、ダービー馬であり東京芝2400mの実績は持っている。距離的にも3200mをこなしているように、2000mよりはむしろ距離が伸びたほうがいいので、この馬についても信頼はできるとみている。
三番手以降は、逆に横一線のように思えるが、基本的には天皇賞秋上位組が信頼できるので、この組からということになる。
個人的には、調教の出来を見て、非常に上積みが感じられたのが、ルーラーシップ。
基本的には、角居厩舎の調教というのは、三頭併せの真ん中にいる馬が一番勝負気配であり、なおかつ併入、先着した場合だと、好走率が高まっているというのが、個人的持論です。
実際、ルーラーシップは、前走は三頭併せの内で遅れており、仕上がりにやや不安が感じられた印象であった。
それに比べて、今回は三頭併せの真ん中で併入となっており、一叩きした効果というのも見込める。
正直、ここじゃなくて香港C直行と思ってたので、仕上がり具合を見てから判断しようと思ってましたが、前走よりも非常に好感が持てる調教の動きです。
フェノーメノは、秋天の内容が非常によく、ある意味、勝ち馬よりも強い競馬をしてたと思います。
しかし、同じように先行して掲示板になったカレンブラックヒルが疲れが出て休養したように、もしかしたら反動というのもありえそうです。
また、関東馬+関東騎手というのが、JCでは非常に相性が悪く、過去10年で馬券になったのは1頭もいません。
これもマイナス材料です。
ダークシャドウも不安材料のほうが強い。
JCは、世界と日本の一流馬がそろうので、やはり距離実績が重要で、ほぼすべての馬が2400m以上でのGⅠ、GⅡでの連対実績を持っていた。
ダークシャドウは、2400m以上での重賞実績がないのがマイナス。騎手は魅力的だし、血統的にもこなせなくはないが、マイラータイプのダンス産駒に見えるので、やはりこの距離は厳しいとみる。
大穴で挙げておきたいのが、ジャガーメイル。
この馬は、得意距離、得意条件がはっきりしている馬だと思う。
天皇賞秋や有馬記念など不得意条件だと全然好走しないが、天皇賞春や香港ヴァースのように、毎年挑戦して掲示板に乗るレースもある。はっきりいえば、JCもその一つではないかとみる。
一昨年は、秋天18着→JC4着。昨年は、秋天9着→JC3着と、秋天惨敗してても、得意距離のJCではしっかりと巻き返している。
年齢的に8歳ではあるが、今年の秋天では0.6秒差の7着と好走しており、得意距離のJCで大激走というのももしかしたらあるかもしれない。
外国馬については、基本的にはデットーリが乗ってるのしか来てないし、今年はソレミアだけが大物とはいえ、その他は小粒。
また、どれも日本のスピード馬場では勝負にならないと思うので、全部消しで良いと思われる。
tipmonaとは?