京都金杯2013予想
キャピタルSがフロックでなければ

KUROSHIMA
08期 予想歴18年

◎ヤマニンウイスカー
  3着/7人気

○ニシノビークイック10着/13人
▲ショウリュウムーン6着/3人
△ダノンシャーク1着/1人
×トーセンレーヴ
×サウンドオブハート


 前走の激変がいまだ不可解なヤマニンウイスカー。だが、勝ち時計が1.32.1、しかも逃げが有利とはいえない東京芝のマイルで終いもまとめて逃げ切りは優秀と断言していい。今回の人気馬はどちらかといえば差し追込タイプが目立ち、今回もスンナリと先行できそうな組み合わせ。仮に前走と同じ時計で今回を走ったとすればここはまず楽勝のはず。コースや馬場が違うことは百も承知だが、キャピタルSの好タイムはスピード面の裏付けと信じてみたい。

 1200Mでコンスタントに末脚を繰り出すニシノビークイックは典型的な差し追込馬だが、スプリントからマイルへの延長なら緩急を考えてレースの流れには対応できそうな予感がある。広いコースに替るのも良く、あとは時計が多少かかる馬場のほうが理想的か。

 ショウリュウムーンは直線で内を突けそうな内枠を引けた。決してベストの条件と言えなかった朝日CCで結果を出した以上、ここは適条件に間違いなく上位評価に。

 ダノンシャークは勝ち切るために、スピードなのか体力なのか瞬発力なのか、何か物足りない現状が続いている。昨年エプソムCではトーセンレーヴにも惜敗。連軸で馬券を買う人はともかく、単勝系で勝負する人から見ると、最も信頼を置き辛い1頭でもある。脚をためられそうな1枠自体は歓迎の分、連下で。

 トーセンレーヴは本質的にマイラーではないと判断。サウンドオブハートは一見底を見せてない風だが、その実は前走もそうで実績は牝馬限定戦がほとんと。タフさを求められる牡馬混合ではまだまだ過信禁物。


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