阪神JF2008予想
クラシックへの第一関門

タップダンス
08期 予想歴5年

◎ブエナビスタ
  1着/1人気

○アディアフォーン17着/9人
▲イナズマアマリリス5着/8人
×ワンカラット
×ミクロコスモス


ここ2年の勝ち馬が、後のダービー馬とオークス馬という阪神JF。
朝日杯は、完全に2歳王者決定戦という感じですが、
こちらは、先まで楽しみなレースです。

まず、コースが変わってからの2回のラップを見てみます。

06年(ウオッカ)
12.2-10.7-11.5-11.9-12.0-11.7-11.2-11.9 1.33.1
前後半4F 46.3-46.8

07年(トールポピー)
12.5-10.6-11.3-11.8-11.9-11.5-11.5-12.7 1.33.8
前後半4F 46.2-47.6

2年とも、2~7Fはほぼ11秒台で推移する、淀みの少ないレースでした。
おそらく、今年もこういうレースになるとして進めていきます。

そうなると、大事なのは、経験。
スローで流れた瞬発力勝負のレースなんて当てになりません。

本命はブエナビスタ。
一応、血統予想派なんで、そちらの根拠から。
阪神芝1600mは、今開催、3レース行われました。
7日は2レース行われましたが、
2つとも、スペシャルウィーク産駒の勝利。
今日13日の第3Rは、ニジンスキー系フサイチコンコルド産駒が勝ち、
同じくニジンスキー系ミュージックタイムが母父の馬が2着でした。
こうなれば、人気でも、スペシャルウィーク×カーリアンの
ブエナビスタには逆らえません。

ラップ的な裏付けも書きます。
前走、未勝利戦のラップが
12.6-10.8-11.6-12.4-12.1-12.0-12.0-11.4 1.34.9
後半4Fが淀みなく流れていますし、全体的に上下動の少ないラップです。
もちろん、本番は、もっと厳しいレースになると思いますが、
これが、この馬の力ではないでしょうし、上積みも見込めます。

対抗は、アディアフォーン。
こちらは、未勝利戦のラップが優秀でした。
何となく、去年のオディールにダブる感じもありますが、
ダンスインザダーク産駒だけに距離も大丈夫でしょう。
ダンスの母父はニジンスキーですし、そこにも期待です。

単穴にイナズマアマリリス。
ファンタジーSなんて、ラスト2Fの瞬発力勝負なんで、
それ自体は評価していませんが、血統に注目しました。
まず、父はリファール系スエヒロコマンダー。
リファール系は、このコースでちょくちょく連対馬を出しているんですよね。
母父はニジンスキー系ラムタラ。
ニジンスキーについては、上に書いた通りで省略。
そして、母母父にグレイソヴリン系シービークロスを持っています。
去年の1~3着は、父または母父がグレイソヴリン系でしたし、
アストンマーチャンもグレイソヴリン系でした。
以上、このコースでも激走しかねない血統で、
人気もないですし、面白いと思います。

押さえには、ダノンベルベールとジェルミナル。
2頭とも、前走はラスト4Fから3Fが1秒近く加速する瞬発力勝負でした。
こういうレースは、直結しないと思うのですが、
淀みない流れでも対応してしまうかもしれないので。

あとは3連勝のデグラーティアまで。底が見えていないので。

ミクロコスモスも魅力的ですが、
さすがに新馬は道中緩み過ぎ。展開の違いに対応できないと思うので切り。

◎⑬ブエナビスタ
○④アディアフォーン
▲⑤イナズマアマリリス
△②⑰⑪

馬券は、馬連⑬軸で流し。


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阪神JF2008回顧
強かったブエナビスタ

タップダンス
08期 予想歴5年

次走狙い:ブエナビスタ
次走狙い:ジェルミナル


ブエナビスタが圧勝した阪神JF、まず、ラップを見てみます。
12.4-11.0-11.8-12.1-12.3-11.9-11.3-12.4
勝ち時計1.35.2 前後半4F 47.3-47.9

予想通り、緩みのない流れになりました。
時計的には、過去と比べると2秒ほど遅いのですが、
今年は、比較的時計のかかる馬場だったので、仕方ないかと思います。
他の世代との比較となると何とも言えませんが、
この世代の主役はブエナビスタでいいんじゃないでしょうか。
もし主役交代があるとしたら、
この阪神JFで一緒に走っていない馬からだと思います。
話はそれますが、新馬戦でミクロコスモスに敗れたカウアイレーンなんか、
結構やれると思いますよ。

さて、話を阪神JFに戻しましょう。
敗れた馬、特に買った馬を中心にしていきます。
ダノンベルベールは、栗東留学の効果があったのかどうか分かりませんが、
2着でした。
馬体が増えていれば、良かったんでしょうけどね。
僕の印は△でしたが、芙蓉Sがよかったので、
もっと上に評価してもよかったですね。

ミクロコスモスは、2戦目にしてG1で3着。
ただ、大勢が決したところに突っ込んで来てのものなので、
評価できるかどうかは微妙なところだと思います。
まぁ、G3くらいならいいと思うんですけどね。

5着のイナズマアマリリスは▲でした。
まぁ、血統的に面白く、人気もないから買ったという程度なので、
正直、来るとは思わなかったんですよね(笑)
5着なら、上出来でしょうが、これ以上はきついでしょう。

6着は2番人気のジェルミナル。
先行したのと、緩みないレースでの勝ちがなかったのが敗因でしょう。
一応、狙い馬として挙げましたが、
道中、緩みのあるレース(牝馬限定のG3とか)で買いたいです。

デグラーティアは、惨敗でしたが、こんなものでしょう。
アストンマーチャン、エイムアットビップなど、
短距離色の強い馬が絡むことも過去にあったので、
来年以降も、こういう馬を少しは買いたいです。

アディアフォーンはブービー。
水上学さんによると、ファレノプシスの仔は、腰が甘く、
坂を苦にする馬が多い、とのこと。
また、2勝はいずれも内回りで、広い外回りもマイナスだったか。
でも、これは逆に考えると、
坂のない京都内回りでやる秋華賞では、面白い存在になりそう。
2年続けて連対しているダンス産駒ですし。
気が早いけど、覚えておきたいです。

馬券的には、一応的中。
ジェルミナルを思い切って切れば、
もう少し利益が上がっただけに少し残念でした。


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