12期 予想歴14年
◎グレープブランデー
1着/3人気
○エスポワールシチー2着/9人
▲ナムラタイタン9着/8人
△ワンダーアキュート3着/7人
×カレンブラックヒル
×イジゲン
過去5年のフェブラリーS馬券対象馬からみた傾向になります。ちなみにいつもの調子であれば10年分ですが、最近データ的に傾向が変わってるように思えるので、あんまり長い期間からでなく、ちょっと短くしてデータ的に買える買えない馬を出そうかなと思います。
まず、過去5年の馬券対象馬からみて必須といえるのが、ダート重賞実績で馬券になっていた馬すべてが該当してる。
つまり、何かと話題になる初ダートの芝の実績馬が、ダート戦線の猛者どもが集うフェブラリーSでは用無しということ。
カレンブラックヒル、ガルボはここで消しとなる。
次に、前走傾向から言うと、15頭中14頭が前走で3着以内と前走で馬券になってないと厳しいということになる。
ただし、5着から巻き返したブルーコンコルドは、前年にD1600mのGⅠを勝っており、これくらいの実績であれば巻き返せるとはいえそう。
あと、ひとこと付け加えておけば、15頭中14頭が前2走いずれかでダートGⅠに出走していた。
例外は、昨年のシルクフォーチュンだが、この馬も前年に東京で行われた南部杯3着の実績があったので、最低限近走GⅠを経験しているか、前年にGⅠ好走実績が必要と言えそう。全くのGⅠ未経験の上り馬というのも厳しいと言えそう。
というか、前走傾向からいうと、とにかく前走好走しており、かつ前2走でGⅠ経験をしている馬ということになる。
例外は、前年の南部杯好走馬となりそう。
ここで消せるのが、イジゲン、エーシンウェズン、ガンジス、シルクフォーチュン、セイクリムズン、タイセイレジェンド、ダノンカモン、テスタマッタ、マルカフリート、ヤマニンキングリーとなる。
ここまで、残った馬は、
エスポワールシチー
グレープブランデー
ナムラタイタン
ワンダーアキュート
の4頭となる。
さらにふるいをかけるとなると、基本的に7歳以上の高齢馬はいい成績ではないので、エスポ、ナムラ、ワンダーは減点となる。
あと、中央・地方のダートGⅠというのが10月から2月に集中しており、フェブラリーSがこれらの最終戦となる。つまりフェブラリーSを好走するためには、余力もある程度必要となってくる。
JCダート、東京大賞典からの直行組が、このレースでいい成績を出しているのは、間隔が開いて余力をもって臨めるからと言えそう。
GⅠ連戦しているワンダー大きく減点、JCダート後に2走しているナムラも多少減点となる。
以上を踏まえた印です。
◎グレープブランデー
JDD勝利後、しばらく精彩を欠いたが、前走見事に快勝して復活。
前哨戦の東海Sが、平安Sとなんかイコールにされて、傾向的にどうなのというのがあるが、左回りの長い直線と坂があるコースと、東京コースと似たような条件となったので、意外に関連性が非常に深くなったと思う。
東京D1600mでも重賞2着の実績があるし、芝スタートも芝OPで2着の実績があるので不安は全くない。
昨年JCDで5着だし、JCDの1、3、4着馬が出てないのであれば、単純に考えてもこのメンバー中では、上位勢力の一角にいるとも言えそう。
○エスポワールシチー
年齢的に衰えたとはいえ、前年のフェブラリーSで0.4秒差の5着。ダートマイルGⅠを2勝。中央でも59㎏背負って、後のGⅠ勝ち馬と同タイムの僅差の勝負と、まだまだ一線級で戦える力はあるはず。
ここ2走は、距離と展開が向かなかったと言える。ダートマイルはこの馬にとってベストの舞台。
前年南部杯勝ち馬、前走東京大賞典5着の8歳馬というと、08年2着のブルーコンコルドと同じパターン。
▲ナムラタイタン
東京D1600mの実績は、メンバー中最多の3勝で中身も重賞、OP勝利と濃い。そのうえ、持ち時計も一番と、適正面でみると一番この舞台に向いている。
△ワンダーアキュート
メンバー中一番実績というか近走好調の馬ではあるが、ネックなのは体重変動が激しいのに使い詰めということ。
あと、この馬が最もパフォーマンスが高そうなのが、休み明け初戦と2走目と使い減りする馬というイメージもある。
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