12期 予想歴24年
◎未定
○エピファネイア4着/1人
今週のメインレースは第50回弥生賞である。
第50回弥生賞は皐月賞トライアルというだけでなく、クラシックに最も直結するレースでもある。
そこで競馬理論の競馬予想では、第50回弥生賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティステークスからは、2着のコディーノ(横山典弘)が第50回弥生賞に出走する。
コディーノの朝日杯フューチュリティステークスの2着という結果は、横山典弘騎手が、内で包まれることを嫌って外に出したら一気に先頭に立つほどに折り合いを欠いてしまったことによるものであり、2着を確保した自体が立派であった。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、好位のインで折り合ういつものような競馬ができれば、コディーノが巻き返す可能性が高いと判断すべきである。
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス組からは、1着のエピファネイア(福永祐一)、2着のバッドボーイ(勝浦正樹)、3着のキズナ(武豊)が第50回弥生賞に出走する。
エピファネイアのラジオNIKKEI
杯2歳ステークスの勝利という結果は、1000m
通過66秒の超スローペースを外の3番手から押し切っただけと見ることもできるが、強豪揃いのメンバーを破ったこと自体は素直に評価する必要がある。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、3戦3勝で底を見せていないエピファネイアに、本命級の高い評価を与えるべきである。
一方、バッドボーイのラジオNIKKEI
杯2歳ステークスの2着という結果は、超スローペースで逃げを打つ展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
事実バッドボーイは、次走のきさらぎ賞において4着に敗れてしまっている。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、バッドボーイがエピファネイアを逆転するためには、超スローペースでの単騎逃げなど、かなりの展開の助けが必要と判断すべきである。
キズナのラジオNIKKEI
杯2歳ステークスの3着は、超スローペースの瞬発力勝負で切れ味負けしただけと見ることもできるが、2番手追走から逃げたバッドボーイを交せない物足りない内容でもあった。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、黄菊賞の着差以上に強い内容を念頭にキズナを見直すべきだが、本命級の高い評価までは不要と判断すべきである。
東京の平場の500万下からは、カミノタサハラ(蛯名正義)が第50回弥生賞に出走する。
カミノタサハラの500万下の勝利は、イン有利の馬場において終始外を回らされながらも差し切ってのものであり、着差以上の強さを見せつけた。
また、カミノタサハラのホープフルステークスの3着という結果は、インを突いたサトノネプチューン及び2番手を追走したマイネルストラーノというコースロスのない競馬をした2頭に敗れただけであり、力負けではない。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、急激にメンバーが強化する点を考慮しても、カミノタサハラに押さえ程度の評価は与えるべきである。
一方、ホープフルステークス組からは、サトノネプチューン(ムーア)が第50回弥生賞に出走する。
サトノネプチューンのホープフルステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場において終始ラチ沿いを追走する展開に恵まれてのものであり、着差ほどの高い評価は不要である。
またホープフルステークスは、2着のマイネルストラーノが次走のOP特別で惨敗しているように、レベル自体にも疑問が残る。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、サトノネプチューンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
シンザン記念組からは、2着のヘミングウェイ(池添謙一)が第50回弥生賞に出走する。
ヘミングウェイのシンザン記念の2着という結果は,
後のきさらぎ賞馬タマモベストプレイを差し切ったこと自体は評価が必要といえるが、実際は極端にインが有利な馬場で最内を導いた池添謙一騎手の好騎乗に恵まれたものでもある。
よって第50回弥生賞の競馬予想においては、ヘミングウェイに、シンザン記念2着ほどの高い評価は不要と判断すべきである。
以上のように競馬理論の競馬予想では、第50回弥生賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第50回弥生賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第50回弥生賞の最終的な予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前の弥生賞の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/yayoisho
弥生賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。
予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/
tipmonaとは?