阪神JF2008予想
阪神11R 阪神JF予想

影虎
08期 予想歴14年

◎ブエナビスタ
  1着/1人気

○レディルージュ10着/12人
▲イナズマアマリリス5着/8人


考察を踏まえると、アグネスタキオンはダービー馬でないわけで、人気になっているタキオン産駒2頭を、どう考えるかについて迷った。

結論としては、ダイワスカーレットやディープスカイという早い時期のマイルGⅠを勝利するような産駒を輩出しているということで、決して不向きではない。

本命は考察に書いた通りに⑬ブエナビスタで行く。ラップ的なものは具体的には分からないが、2戦ともラスト1Fが最速の競馬で、差してきているというのはスゴイことなのではなかろうか。

阪神芝は昨日の結果では時計が掛かっており、父スペシャルウィークということを考えると、要求される性質がスタミナ寄りになっていて、寧ろ追い風なのかもしれない。

同じ血統的考え方で、③レディルージュを対抗に。父ブライアンズタイムはダービー馬を輩出し、母父Kingmamboはダービー馬とNHKマイルC馬を出している。このレースで要求されている性質と大きくずれているようなことは無い。

そして⑤イナズマアマリリス。ファンタジーS勝ち馬、更に言うと芝で走って大きく崩れたことが無いのに人気にならない。父、父の母の父、母の父、母の母の父の4系統のうち、今回の出走メンバーの中で唯一グレイソヴリン系を持つ馬。

新装阪神になってからの2回。このレースでグレイソヴリン系を持つ馬の着順が人気を下回った馬は1頭も居ない。現時点で7番人気なら掲示板を賑わす程度に好走しても何ら不思議な要素は無い。

馬券は⑬ブエナビスタを1着固定の3連単で、相手に上記2頭を含めて、②ダノンベルベール、⑰ジェルミナル、そしてやはりダービー馬の産駒ということで⑨ミクロコスモスを含めた20点で少額で勝負してみる。


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阪神JF2008回顧
阪神11R 阪神JF回顧

影虎
08期 予想歴14年

次走危険:ブエナビスタ
次走危険:ジェルミナル


ブエナビスタが後方から悠々と大外を回したこと見ると、安藤勝己騎手がこの馬の能力に相当の自信を持っていたことが分かる。

何故ならこの日の阪神10R芝1400mで安藤勝己騎手は内を突いて大穴を出している。

まだまだ未知の領域が大きい2歳馬の未対戦の馬が多い中で、明らかに最初からあのようなレースをするつもりだったというようなレース。

勝利騎手インタビューでも、いつもは控え目なコメントだが、今回は非常に強気だった。

ダービー馬の産駒が有利という想定をしたが、それは今年も変わらず、グレイソヴリン系を持ち掲示板を賑わす程度に走る可能性を秘めているとしたイナズマアマリリスが5着。

ただグレイソヴリン系に関してはルシュクルも持っていたということは完全に見落とし。しかし同じようにグレイソヴリン系を持っているということで評価した場合は、父の母がスエヒロジョウオーということで、イナズマアマリリスが上位になる。

全体的にはある程度の早熟性を示したことがある血統が上位を占めたが、その中で父ショウナンカンプという早熟性があるとは言い難いショウナンカッサイが10番人気4着となったことをどう考えるか。

同じ系統からのイメージは、今後はシーイズトウショウのようになっていくのかも。とも考えるが、それは後々示してもらえば良いので、現段階では母の母の父に、キッチリ日本ダービー馬アイネスフウジンの名前が刻まれていたということにしておく。

今年は時計の掛かる馬場状態で行われたが、来年以降時計が速い馬場状態で施行されれば、今年以上にサンデーサイレンス系のダービー馬産駒が人気になって走ってしまう気がする。

ダービー馬の産駒が走るということは世間的にバレバレになってしまっているので、馬券的に美味しくなさそうだし、13番人気7着となったカツヨトワイニング、18番人気8着のシゲルキリガミネの人気以上の走りにどういう理由を定義しておくかが来年への課題。

ブエナビスタは今後は馬券的にリリース対象。

無敗ではないだけに、色々と作戦を試す機会がありそうな前哨戦の方が本番より馬券的に軽視するならば面白いのでは。

運良くキレイに評価した馬で決まってくれたということで、今回の回顧は

再来年の阪神JFの勝ち馬はディープインパクト産駒。

と、超先取り予想で終了しておきます。


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