12期 予想歴24年
◎未定
○ベールドインパクト4着/2人
今週のメインレースは、第61回阪神大賞典である。
第61回阪神大賞典は、天皇賞・春のステップレースというだけでなく、有馬記念馬ゴールドシップの復帰戦ということもあり、例年以上の注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第61回阪神大賞典に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
2012年の暮れのグランプリ有馬記念組からは1着のゴールドシップ(内田博幸)が第61回阪神大賞典に出走する。
ゴールドシップの有馬記念の勝利という結果は、イン有利の追い込みが届きにくい馬場において、大外から差し切る横綱競馬であった。
また、ゴールドシップは、菊花賞においても、着差以上に強いレース内容で勝利を収めており、3000mの距離も問題ない。
よって、第61回阪神大賞典の競馬予想においては、実績・能力ともに断然のゴールドシップに本命評価を与えて当然である。
一方、京都記念組からは、ベールドインパクト(福永祐一)が第61回阪神大賞典に出走する。
ベールドインパクトの京都記念の2着という結果は、トーセンラーには力負けであり、且つ、ショウナンマイティが折り合いを欠いたことに恵まれたものであり、レース内容としては3番手の評価であった。
ただし、ベールドインパクトは、菊花賞において4着に好走しており、スタミナ比べは得意である。
よって、ゴールドシップを除けば低調なメンバー構成の第61回阪神大賞典の競馬予想においては、ゴールドシップの相手候補の評価を与えるべきである。
一方、ダイヤモンドステークス組からは、7着のフォゲッタブル(シュタルケ)、9着のモンテクリスエス、11着のコスモヘレノス(バルジュ)及び12着のマカニビスティーが第61回阪神大賞典に出走する。
フォゲッタブル、モンテクリスエス、コスモヘレノス及びマカニビスティーは、ダイヤモンドステークスの見所のないレース内容から、第61回阪神大賞典の競馬予想で高い評価は不要である。
一方、万葉ステークス組からは、1着のデスペラード(武豊)及び10着のトウカイトリックが第61回阪神大賞典に出走する。
デスペラードの万葉ステークスの勝利という結果は、極端にインが有利な馬場において大外を回って差し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。
よって、第61回阪神大賞典の競馬予想においては、デスペラードにも、ゴールドシップの相手候補の評価を与えるべきである。
一方、トウカイトリックは、
万葉ステークスの見所のないレース内容だけを見れば、第61回阪神大賞典の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、トウカイトリックは、明けて11歳馬となったが、去年の暮れにもステイヤーズステークスを制しており、長距離戦線ならば大きな衰えが見られない。
よって、第61回阪神大賞典の競馬予想においては、トウカイトリックに押さえ程度の評価は与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第61回阪神大賞典に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第61回阪神大賞典の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第61回阪神大賞典の予想をお楽しみに。
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