10期 予想歴34年
◎クラウンロゼ
16着/5人気
○トーセンソレイユ7着/3人
▲レッドオーヴァル2着/2人
△クロフネサプライズ4着/1人
×アユサン
×ウインプリメーラ
今年の桜花賞は過去に例を見ないほど異常に比較し難い状況になっているのが特徴。何しろ馬の成績を重視すればたった3頭しかいない3勝馬全てが重賞勝ち馬なのでその3頭を上位に挙げれば簡単に済むのだが、その3頭の騎手を見てしまうとどうしても「とてもこの3人で決まる訳がない」と誰もが思って当然と感じるだろう。
騎手予想型の私にとっては特に難解…ということで自信度は「A」としておく。
◎クラウンロゼ 【 55.0・天 間・みうら 】
厩舎と騎手だけ見ればここに出てること自体が異常としか思えない組合せで、しかもアネモネS勝ち馬【例年低レベルのTRで昨年私が◎に推したパパラサルー(北村宏)も9着惨敗】という事柄でも「危険度一番」と判断されて不思議ない馬である。
しかしながら、今年の出走馬を見れば見るほど例年なら危険馬筆頭で消した方が正着な馬でも今年のメンバーなら何とかなると思わざるを得ず、それほどにどの馬も信頼が置けない状況であるのは誰もが納得できるはず。
それでも桜花賞が3才牝馬クラシックの最高位と位置付けされるものであるなら、少なくともTRなどにおいてそれ相応の人気を背負って好結果を残している馬が優勝できる権利を持っているはずで、今年の場合なら、重賞勝ちがあってより勝星を持っている馬を重視すべきであると判断するのが正着だろう。つまり、優勝馬に関しては純粋に馬の実績が反映されるということ。
したがって、厩舎・騎手ではこれ以上信用できない馬でも、事実3戦無傷の重賞勝ち馬であるからには同馬を本命とした次第。
【もし敗れれば「やっぱり厩舎と騎手」となることが懸念。これが自信度Aの最重要因…(苦笑)】
○トーセンソレイユ 【 55.0・池 江・シュタルケ 】
同馬は重賞勝ち馬ではないが、2戦無傷でチューリップ賞2着ウインプリメーラに勝っているという好材料を保持。しかも、当時のウインプリメーラの鞍上が岩田康であったことから比較すれば、今回乗り代わりでシュタルケとなるのが好悪どちらに出るかは五分五分でも少なくとも和田騎乗のウインプリメーラに遅れを取るとは常識的には起こり得ないはず。何しろシュタルケが和田(プロが高校生)より下手である訳がないからだ。
つまり、チューリップ賞2着馬より先着できる可能性が高いと判断できるからにはレース経験の少なさや乗り代わりの好悪次第の不安はあるものの十分好走できると判断できるので対抗に抜擢。
【騎手比較ならみうらなど蹴散らして不思議ないが「同馬の比較対象が先着馬がいるチューリップ賞2着馬」であるのが優勝するには一枚物足りないと思われるので2番手とした次第。初短期免許でいきなり桜花賞優勝まで考えるのは厳しいかと…苦笑】
▲レッドオーヴァル 【 55.0・安田隆・Mデムーロ 】
チューリップ賞がマイナス10kg7着という結果から前予想では伏兵までとしか思えなかったが、出走馬・騎手がほぼ固まった現在、馬体減りによる上積み薄さの心配よりも前残りで終わったチューリップ賞でも上がり最速だったこと、Fレビュー勝ち馬メイショウマンボを破っていること、弟デムーロから兄デムーロへの乗り代わりは強化度は小さくても強化であることの事実から「今回は巻返しの公算が高い」と判断できるので単穴に抜擢。
【馬体が懸念材料なので3番手とした次第。俗に言う桜花賞ペースにでもなれば同馬の末脚は脅威。そこに兄デムーロの腕が加わればアタマも十分あるかと。◎・○・▲の順番違いになるのが一番怖い…(笑)】
△クロフネサプライズ【 55.0・田所秀・武 豊 】
チューリップ賞勝ち馬だけに例年であれば本命筆頭と思われるが、同レースが逃げ切り・番手追走馬の2・3着だっただけにさすがに桜花賞で同じ展開が起こるとは考えられず、たとえ阪神JF時の番手抜け出しをしたとしても同馬が全馬の的となる展開はかなり不利であることに変わりない。
ましてや今の武豊が過去の武豊マジックが起こせる騎手状況(環境)にないことは分かっており、しかも阪神JF上位馬たちが3才春レースにおいてことごとく期待を裏切っている現状からしても重いシルシは打ち切れないので今回は複穴までとした次第。
★メイショウマンボ 【 55.0・飯田明・武 幸 】
重賞勝ち馬で3勝馬ということだけならもっと上位に取り上げても良いのだが、如何せん鞍上が武幸であることは兄が有力馬に乗っている状況では兄以上に置くなど騎手実績からもできないために「兄好走時の伏兵」として今回は順当に伏兵扱いまでとした次第。
【好走時に相手馬の条件がつくからには消し馬にしても良かったのだが、兄弟でTR勝ち馬に騎乗しているのは珍しいので「何かあれば」の保険的馬として伏兵に置いたまで…本当は消し馬筆頭!(苦笑)】
Xアユサン 【 55.0・手 塚・丸 山 】
いくら丸山くんが降りてないことを利点として今回好走したとしても、比較上における同馬の物指しがクロフネサプライズであることを考えた場合、「複勝なら極上。4・5着で上出来。8位入着が正着」と判断せざるを得ない。こう言っては語弊はあるが、穴目は見れるし、応援もしてあげたい丸山くんなのだが、現実的に見れば今回はみうらの方が勝ちに近いと思えるから頑張って欲しいところだが消し馬とするしかない。
Xウインプリメーラ 【 55.0・大久龍・和 田 】
乗り代わりで2着した前走はお見事だったかもしれないが、同馬も物指しになるのがクロフネサプライズであることからクロフネサプライズが優勝でもすれば馬券対象になる可能性はあるとできるだけであり、ましてやトーセンソレイユに岩田康で敗れていることを考慮に加えるととてもじゃないが和田で馬券になるとは思えないので消し馬とせざるを得ない。
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