有馬記念2008予想
今年もマツリダ!

たまごたろう
08期 予想歴11年

◎マツリダゴッホ
  12着/2人気

○カワカミプリンセス7着/6人
▲ダイワスカーレット1着/1人
×メイショウサムソン


まず、有馬記念は10Rですのでお間違いないくm(_ _)m いつだったか、たまごの知り合いが10Rと11Rを買い間違えて落胆していたら、奇跡的に11Rで的中してお寿司を奢ってもらったことがありましたが、そんなことは滅多に無いと思いますのでw

07:6.9-11.2-11.2-12.1-12.4-13.4-13.2-12.5-11.9-12.4-12.2-11.7-12.5
06:7.1-11.5-11.4-11.3-11.8-12.8-12.9-12.7-12.2-12.8-12.2-11.2-12
05:7-11.4-11.7-12.1-12.9-13-12.2-11.8-12-12.3-12-11.4-12.1
04:7-11.6-11.5-11.7-12.3-12.4-12-11.7-11.8-11.9-11.6-11.6-12.4
03: 7-11.2-11.2-11.2-11.6-12.3-12.9-12.6-12.2-12.7-11.7-11.7-12.2

中山2500Mはスタートしてすぐにコーナーに入り、合計して6回もコーナーを周る特殊なコース。コーナーでスピードを出すと外に膨れてしまうからスピードが出しにくいし、しかもコーナーが6回もあるなら尚更である。故にペースが落ち着きやすくなり、前にいる馬に有利なコースとなっている。ラップで赤く示したところを見てもらえば一目瞭然であろう。ちなみに2004年はそこまでラップが緩んでいないのだが、その時逃げたのはタップダンスシチー。本格化していたこの馬はハイペースで逃げて押し切るという鬼のような競馬が持ち味だったので、この年は例外と見て良いだろう。

過去のこのレースを見てみても、先行馬が圧倒的に有利だし、差し・追い込み馬の場合捲くれる脚がないと厳しい。要はある程度速い流れでレースが進み、前が止まったところを差したり追い込んできたりする馬には厳しいレースとなっている。何せ前が止まらないのだから。あのディープインパクトも例外に漏れず、道中は後方ながら一気に捲くって2,1着となっているのだから、この法則は崩れないと見ている。

今回のメンバーを見渡してみると絶対にハナに立ちたい馬はいない。強いて言うならダイワスカーレットだが、外枠ということもあるし、実際先行してもレースはできるので、無理に逃げる必要は無いはず。内枠からだと例えばコスモバルクや、前走逃げたフローテーション辺りがハナを主張するかもしれないが、そこまで速い流れにはならないだろう。逆にダイワスカーレットが逃げたとしても、この馬自身、距離への不安もあることから速い流れでは逃げないだろう。どちらにせよ、速い流れになることは無いだろうし、例年通り道中はある程度落ち着いた流れになると読んでいる。

そんな流れが打ってつけなのがマツリダゴッホ。先行しても捲くってもOKなこの馬にとって、ある程度落ち着いた流れになるのは打ってつけで、更に中山コースは(7,1,1,1)と大得意で、唯一3着を外した1戦は競走中止したセントライト記念のみ。実際は中山コースは複勝率100%、9戦もしての100%なのだから、コース相性の良さは相当である。3着に敗れた昨年の日経賞は、やや早仕掛けが影響して最後止まってしまった感があり、この馬の主戦騎手である蛯名騎手が乗ったときは(4,0,0,1)とパーフェクトな成績を残している。年初から目標はここ。ここを目標にローテーションを組み、調整は万全。確かに5歳以上の馬は近年勝ち星が無いが、そんなジンクスはこの馬には関係ない。「中山マイスター」としてここは負けるわけにはいかない。不動の本命に推す。

軸が決まったところで相手探し。アメリカンボスやタップダンスシチー、マツリダゴッホが穴として時に台頭してきていたが、この3頭とも「中山重賞実績」や「2500Mでの実績」があった。穴で狙うならその辺りだが、今年該当する馬と言えば…。

・エアジパング
・フローテーション
・エアシェイディ
・ドリームジャーニー

この4頭が該当する。それぞれを簡単に分析してみると

・エアジパング…ステイヤーズS勝利は雪崩れ込んだだけの印象。ここで好勝負するにはもっとインパクトのある勝ち方が欲しかった。血統的にも少し重い。

・フローテーション…ここ2戦の内容が好印象だが、菊花賞で敗れたオウケンブルースリはジャパンカップで古馬に完敗したし、ステイヤーズSは逃げてレースをしたとは言え、不甲斐ない内容だった。前述の有馬記念で突っ込んできた穴馬はどの馬も古馬で、骨っぽいところで揉まれて来た経験があった。古馬の一級線が揃うここでは経験不足の感が否めない。

・エアシェイデイ…穴馬ならこの馬!と思っていたのだが距離経験が2200Mまでしか無いし、どう考えてもベストは2000M前後。今回も善戦はしても馬券圏内まではどうか…と言った印象。

・ドリームジャーニー…基本的に他力本願タイプで、最後突っ込んでくるタイプ。そういう馬は有馬記念では要らないのだが、ここのところ捲くる競馬もしているので、それができたら面白いかも…という気持ちはある。ただ、その捲くった競馬が決まった時のラップを見てみると、速い流れで前が後退していき、その流れに乗って捲くってきただけ…という見方もできるので、そこまでの信頼は置けないかな。


…ということで、挙げた穴馬は全部消し!で行きたいと思います。ベンチャーナインは実績不足、コスモバルクは旬は過ぎた感が否めない、アサクサキングスは内枠なら面白かったが、外枠になってしまい得意の先行押し切り戦法ができないのが痛い。行き脚が無いので今回も中団からの競馬になってしまうだろう。それでは厳しい。アドマイヤモナークはここでは格が落ちる。

そして残ったのは

・カワカミプリンセス
・アルナスライン
・スクリーンヒーロー
・メイショウサムソン
・ダイワスカーレット

の5頭。

・カワカミプリンセス…昨年の宝塚記念で超ハイペースを先行して4角先頭ながら6着に粘っている点を評価したい。今年のローテーションを見ると、どうもここを目標に仕上げてきた感が強い。鞍上も長距離で怖い1頭だし、内枠も好印象。

・アルナスライン…毎回過剰人気気味だが、果たして。父・アドマイヤベガ、母父・エルグランセニョールという血統は中山コースは向きそうだが、如何せん初の中山コースなので走って見ないと分からない面もある。重賞勝ち実績も無いし、勝ちたいレースで勝てなかった勝ちきれなさも気になる。鞍上強化は魅力だが、頭までは無いかなぁ…というイメージ。

・スクリーンヒーロー…ジャパンカップ優勝で一気にスターダムにのし上がった。今年一気に本格化した馬で、勢いはメンバー中1番。しかし、夏から使い詰めで疲労が残っていないか気がかり。馬券には入れたいが、パドックでの気配なども見て考慮したいところだ。

・メイショウサムソン…常識的に考えればここでは狙えない。ピークは過ぎてしまった感じだし、苦手の冬場というのもマイナス。応援はしたいが、馬券とは別。武豊騎手が積極策を取るとは思えないし、厳しいかなぁ。ただ、調教の動きが凄い良かった。そこで買うか否か…。

・ダイワスカーレット…とにかく枠。内枠なら間違いなく本命だった。それだけに悔やまれる。行き脚をつけてしまうと最後の坂で止まってしまうだろうし、かと言ってここで控える競馬をするのか?と言われるとそれは無いだろうし。実力は現役最強クラスだと思っているが、このコース、枠に非常に左右されるだけに気になるところ。この枠で快勝したら化け物。来年は是非海外へ。


では結論に行きたいと思います。

◎10・マツリダゴッホ
○1・カワカミプリンセス
▲13・ダイワスカーレット
△7・アルナスライン
△8・スクリーンヒーロー

勝負馬券はマツリダの単勝。あとはパドックの状態次第で馬券を組み立てていきます。

何か堅い予想になってしまいましたが、昨年が荒れただけに、今年は荒れないかなぁ…と思っています。

消しはメイショウサムソン。自分の消しはGⅠでいきなり実力を発揮し、消した馬が勝つことが多々ある…ように思います。勝って有終の美を飾ってもらいたい気持ちはあるけど、普通に考えれば厳しいかなぁ…と。複雑な気持ちで消します。メイショウサムソンは大好きな馬です。今までありがとうの気持ちは大いにあります。だからこそ…あとは察してあげてください。上手く文章にできません・゚・(つД`)・゚・。でも、「頑張れ、サムソン」という気持ちに変わりは無いです。


tipmonaとは?

有馬記念2008回顧
勝ちに行く姿勢

たまごたろう
08期 予想歴11年

次走狙い:スクリーンヒーロー
次走狙い:ダイワスカーレット
次走危険:アドマイヤモナーク
次走危険:エアシェイディ


1▲ダイワスカーレット
2--アドマイヤモナーク
3--エアシェイデイ
4--ドリームジャーニー
5△スクリーンヒーロー

6.9-11.2-11.9-11.2-11.9-13.0-13.2-12.4-11.5-11.9-12.0-11.7-12.7

やっぱりポイントは13秒台に落とした2ハロンかな…と。この「一気にペースを落として最加速する」競馬がダイワスカーレットにとって1番得意な展開である。今回は上がり3ハロンがメンバー中3位タイ。前半1000Mを59秒台で逃げながら差す競馬のような上がりを使えるのだから、手も足も出ない。いやぁ、とにかく強い。

とは言ったものの、ダスカ自身は天皇賞・秋で突かれてしまい、息を入れることができない厳しい展開になったにも関わらず、勝ちに等しい2着に粘ってみせたのだから、自分が得意な展開に持ち込めなくても全く問題無いことを証明してみせた。あの時点でスタミナの裏づけはできたのだから、ここで陣営が距離不安とか言ってたけど、気にすることなんて無かったんですね…結果論ですが。

今回、個人的に評価したいのが武豊騎手とルメール騎手。4角では果敢にダスカを潰しにかかったのだから、あくまで「勝ち」にこだわったレースを見せてくれた。結果、それぞれ8,5着と敗れたが、着順以上に勝ちに行く姿勢を評価したい。しかし、GⅠ勝ちの実績がある牡馬が本気で潰しに行っても全然歯が立たないのだから、ダスカの強さが更に際立ったと言えよう。

前に居た馬がダスカを潰しに行った分最後止まってしまい、後方に居た馬が最後突っ込んできた感じで、2~4着馬はそこまで評価できない感じ。むしろ5着に踏ん張ったスクリーンヒーローの方が来年に繋がる競馬ができたと思う。

メイショウサムソンは2番手からの正攻法の競馬で8着なのだから、完全な力負けと言って良いだろう。しかし、最後の最後で自分の競馬ができたのだから特に不満は無い。無事に完走もできたことだし、今後は第二の馬生を幸せに過ごしてもらいたい。

マツリダゴッホは折り合いを欠いてしまった時点で勝負あり。位置取りも後ろ過ぎたし、捲くっていく時点で脚を使いきってしまった。展開自体は向いていたと思うんだけどなぁ…難しいところです。それでも後方のままでは無く、捲くっていく自分の競馬をして、勝ちに行った姿勢は評価したい。


ダスカの強さが際立ったレースでしたが、それを果敢に潰しに行ったメイショウサムソンとスクリーンヒーローは鞍上含めて評価したいし、「勝ち」にこだわった騎乗内容は何か「意地」を見たような気がした。今年はリーディングを取りながら重賞では不甲斐ない成績に終わった武豊騎手。来年は勝ちに行く姿勢をもっと見せて欲しい、いや、もっと見たい。まずは明日の東京大賞典に注目ですね。

馬券は外れましたが、ダスカの今後を考えるとワクワクしてきますねぇ。ウオッカともども、来年は海外で活躍してもらいたいものですし、海外で再戦…なんてことになれば非常に面白いし楽しみですよね。しかし、この2頭が3歳春の時点で、ここまで活躍するとは誰が想像したでしょうか…本当に凄い牝馬2頭です。


今年は競馬ナンデさんに出会い、自分の中で新しい感覚で競馬を楽しむことができました。来年もよろしくお願い致します。


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