12期 予想歴14年
◎ハナズゴール
6着/2人気
○ヴィルシーナ1着/1人
▲マイネイサベル3着/5人
△ザッハトルテ16着/13人
×オールザットジャズ
過去5年の馬券対象馬から見たヴィクトリアマイルの傾向になります。ちなみに、過去5年だけでもウオッカやブエナビスタといった化け物クラスでも2着に負けることがあるGⅠなので、何がきてもおかしくないと言えそう。
まずは消去法データ。
過去5年で見ると、基本的には4,5歳馬の戦いと言える。6歳となると3着に2頭来ているが、09年3着のショウナンラノビアは芝のマイル路線に切り替えて連勝していたし、10年3着のニシノブルームーンは前走で重賞勝ちをしていたので、基本的には勢いがある馬なら6歳でも買えるといえる。ただ、7歳以上は全滅しているので、前走負けている6歳以上は消しとなる。
該当するのは、フミノイマージン、レインボーダリア。
次に前走傾向。
まず、牝馬は格よりも勢いという格言があるように、近走好調な牝馬はマークが必要。過去5年で10着以下から巻き返したのは2頭いるが、いずれも前々走でマイルの重賞(京都牝馬S)を勝っていた2頭であった。
つまり、前走10着以下で前々走負けている馬というのは、さすがに好調でないとみるので、このレースでは消しという傾向になる。
これに該当するのは、アイムユアーズ、アドマイヤセプター、アラフネ、エーシンメンフィス、ドナウブルー、トーセンベニザクラ、ホエールキャプチャ。
また、前2走とも6着以下という馬も来ておらず、これに該当するジョワドヴィーヴル、マルセリーナ、ミッドサマーフェアも消しとなる。
ここまでで、残った馬は、アロマティコ、イチオクノホシ、ヴィルシーナ、オメガハートランド、オールザットジャズ、クィーンズバーン、ゴールデングローブ、サウンドオブハート、ザッハトルテ、ハナズゴール、マイネイサベル、メーデイア。
まだまだ多いですが、過去5年の傾向からみて、馬券になった馬をパターンで分けるとすると、
1.ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネというGⅠ2勝以上の化け物クラス
2.前走か前々走で芝の重賞勝ち、または芝のレースで連勝中ととにかく勢いがある馬
というのに分けることができると思う。
まず、1の化け物クラスの馬は今年はいないので、2の前2走で重賞勝ちか連勝中の馬というのを重視して、印をまとめてみました。
◎ハナズゴール
昨年のチューリップ賞で、後の年度代表馬を差し切ったように、決め手は現役牝馬の中でも最上位クラス。とにかく広いコースのマイル戦は絶好の舞台と言える。
前走は、阪神内回りの1400mだし、良馬場発表とはいえ、馬場も悪かったので、切れ味が発揮できなかったといえる。
とにかく、パンパンの良馬場であれば、この馬の決め手が生きる舞台なので、外からの一気の脚でまとめて差し切ることに期待したい。
○サウンドオブハート
休み明け以降、4戦3勝と勢いがある。前走も阪神1400mでは不利な多頭数の大外枠でありながら快勝したし、馬の出来がピークにあると思う。
ただ、関東馬のくせに東京を経験してないのがマイナス材料。
▲マイネイサベル
前々走重賞勝ち、前走重賞2着と勢いは非常にある。また、東京も昨年の府中牝馬S勝ちがあるし、マイルでも重賞勝ちがあるので、勢いと舞台は整ったという印象。
あとは、東京で重賞2着の実績があり、GⅠでも好走経験のある堅実派として、△イチオクノホシを挙げておきます。
オールザットジャズは、昨年2番人気でものの見事に裏切ったように、時計勝負となるマイルは向かない印象。さすがに年齢重ねている分、スピードが衰えてるし、やはり厳しいとみる。
また、ヴィルシーナにしても、ここを目標にしているのなら、なぜ前走にマイルを経験しておかなかったのかという疑問があるし、何よりも脚質的に、先行馬に厳しい今の東京マイルは向かないとみる。
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パドック見てたら、ヴィルシーナが非常に状態良く見えた。
逆に、サウンドオブハートがあんまりよく見えないので、ここはデータ的にも残っているヴィルシーナを○に変更。
また、穴馬の中では、6歳馬とはいえ連勝して勢いがあるザッハトルテもなかなか良い出来に見えた。したがってこれを△とします。
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