08期 予想歴10年
◎メイショウサムソン
8着/4人気
○カワカミプリンセス7着/6人
▲アルナスライン6着/5人
×ダイワスカーレット
×マツリダゴッホ
★傾向分析★
テン3.5F-中盤6F(前半3F-後半3F)-上がり3Fにて分析してます。
2000年 タイム 2'34"1 (良) 1FAve=12.33 3FAve=36.98
テン43.9(3F換算37.63)-中盤73.0(前半38.0-後半35.0)-上がり37.2 『裏へ』
1着テイエムオペラオー・・・オペラハウス×Blushing Groom=サドラーズウェルズ×レッドゴッド １２－１１
2着メイショウドトウ・・・Bigstone×Affirmed=ノーザンダンサー×レイズアネイティヴ ８－７
3着ダイワテキサス・・・トロメオ×ノーアテンション=リファール×ニジンスキー ４－２
2001年 タイム 2'33"1 (良) 1FAve=12.25 3FAve=36.74
テン43.1(3F換算36.94)-中盤75.4(前半39.5-後半35.9)-上がり34.6 『加速・中弛み』
1着マンハッタンカフェ・・・サンデーサイレンス×Law Society=サンデーサイレンス×リボー １１－９
2着アメリカンボス・・・Kingmambo×Dixieland Band=ミスプロ×ノーザンダンサー ２－２
3着トゥザヴィクトリー・・・サンデーサイレンス×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ １－１
2002年 タイム 2'32"6 (やや重) 1FAve=12.21 3FAve=36.62
テン43.7(3F換算37.46)-中盤73.1(前半37.5-後半35.6)-上がり35.8 『加速・中弛み』
1着シンボリクリスエス・・・Kris S.×Gold Meridian=ロベルト×ボールドルーラー ６－６
2着タップダンスシチー・・・Pleasant Tap×Northern Dancer=リボー×ノーザンダンサー １－１
3着コイントス・・・サンデーサイレンス×Egg Toss=サンデーサイレンス×フェアウエイ ４－４
2003年 タイム 2'30"5 (良) 1FAve=12.04 3FAve=36.12
テン40.6(3F換算34.80)-中盤74.3(前半36.8-後半37.5)-上がり35.6 『前傾・中弛み』
1着シンボリクリスエス・・・Kris S.×Gold Merdian=ロベルト×ボールドルーラー ５－２
2着リンカーン・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン ２－１
3着ゼンノロブロイ・・・サンデーサイレンス×Mining=サンデーサイレンス×ミスプロ ６－３
2004年 タイム 2'29"5 (良) 1FAve=11.96 3FAve=35.88
テン41.8(3F換算35.82)-中盤72.1(前半36.7-後半35.4)-上がり35.6 『一貫』
1着ゼンノロブロイ・・・サンデーサイレンス×Mining=サンデーサイレンス×ミスプロ ２－２
2着タップダンスシチー・・・Pleasant Tap×Northern Dancer=リボー×ノーザンダンサー １－１
3着シルクフェイマス・・・マーベラスサンデー×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー ６－５
2005年 タイム 2'31'9 (良) 1FAve=12.15 3FAve=36.46
テン42.2(3F換算36.17)-中盤74.2(前半38.1-後半36.1)-上がり35.5 『加速・中弛み』
1着ハーツクライ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン ４－３
2着ディープインパクト・・・サンデーサイレンス×Alzao=サンデーサイレンス×リファール ８－６
3着リンカーン・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン ６－３
2006年 タイム 2'31"9 (良) 1FAve=12.15 3FAve=36.46
テン41.3(3F換算35.40)-中盤75.2(前半37.5-後半37.7)-上がり35.4 『中弛み』
1着ディープインパクト・・・サンデーサイレンス×Alzao=サンデーサイレンス×リファール １１－１０
2着ポップロック・・・エリシオ×サンデーサイレンス=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス ４－４
3着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト ２－２
2007年 タイム 2'33"6 (やや重) 1FAve=12.29 3FAve=36.86
テン41.4(3F換算35.49)-中盤75.8(前半39.0-後半36.8)-上がり36.4 『前傾・中弛み』
1着マツリダゴッホ・・・サンデーサイレンス×Bel Bolide=サンデーサイレンス×ボールドルーラー ３－１
2着ダイワスカーレット・・・アグネスタキオン×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト １－１
3着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト ８－４
流れは『加速』『前傾』『一貫』と様々だが、比較的『中弛み』になることが多く複合ラップが多い。また小回り中山コースということもあり、展開的には逃げ・先行が好走しやすい傾向と考える。特に4コーナー5番手以内が理想です。
差しが届くこともありますが、その多くは内枠でのもの。外を回すのではまず届かないと考えます。
また『中弛み』の場合は、サンデーサイレンス系の好走が多く、特注は菊花賞好走の3歳馬(=01年1着マンハッタンカフェ、03年2着リンカーン、05年2着ディープインパクト)。特に菊花賞から直行した場合の好走が多いと考え、有利なステップと考えます。
サンデーサイレンスは有馬記念好走馬を多数輩出していて、圧倒的に強いＧⅠと思いますが、好走馬の多くは母父がスタミナ型。宝塚記念好走や天皇賞春好走の4歳馬の場合は適性が高く、好走しやすいようです(=サンデーサイレンスの血が入っていなくても、入っていればなお良い)。
スタミナ型が好走するため、グレイソヴリン系・ロベルト系・ノーザンダンサー系の好走馬もいます。また同系で上位を独占しやすい傾向もあり、ブラッドバイアスの影響を受けやすいレースと考えます(=似た適性の馬が一緒に好走する)。
それから有馬記念で大切なことは、馬に余力が残っているか！？ということ。好走馬は秋2～3戦目の馬が多く、前走人気を背負いながら敗退している馬の反撃なども期待できます。前走人気以上に激走した馬は人気になりつつも余力の点では不安が残ります、過信禁物。
それから中山芝2500ｍは、コーナーを多く回るためコーナーリング適性(=中山コース適性)が必要なことと、天皇賞春・宝塚記念・菊花賞・ＪＣなど長距離よりの適性を持った馬が好走しやすいことからスタミナ(=2500ｍ以上を好走出来るタイプか、2200ｍのスペシャリスト)が必要と思います。
★予想★
◎メイショウサムソン・・・オペラハウス×ダンシングブレーヴ=サドラーズウェルズ×リファール
テイエムオペラオーMK-Ⅱ。08年は天皇賞春2着・宝塚記念2着で、好走できる適性は備えていると考える。秋の成績は凱旋門賞10着→ＪＣ5着(0.5秒差)のせいか人気が落ちているが、前走上がりの競馬で負けたので(=サンデーサイレンス系が上位にきているので)上がりがかかる中山での反撃が可能と考える。また近2走から余力があると考えて、昨年のローテーションより好走に期待出来ると考える(=海外遠征後の好走馬が多いことから)。オペラハウス×ダンシングブレーヴ配合で、バリバリの欧州型だがきつい流れになったらということで狙い撃つ。理想は07年の宝塚記念のように早仕掛けのロングスパート勝負。持続型の流れでは本領発揮して、最後の花道を飾ってほしい。
○カワカミプリンセス・・・キングヘイロー×Seattle Slew=リファール×ボールドルーラー
前走エリザベス女王杯2着。前々走は府中牝馬Ｓ2着(0.1秒差)、1着馬ブルーメンブラッドは次走でマイルＣＳを勝ったことからも評価をすべき馬。エリザベス女王杯は上がりの競馬で、瞬発力に優れたタイプが好走した苦手な流れだった。今回速い流れに持っていけるとしたら、この馬が鍵と考える。4コーナーで前に圧力をかけるようなら、内枠の利も活かせた上、得意の持続力勝負にもっていけるはず。牝馬路線からの鮮度にも期待して評価する。キングヘイローはダンシングブレーヴ系で、距離うんぬんよりペースで好走凡走が決まるタイプ。母父ボールドルーラー系は持続型の流れに強く厳しい流れでこその配合から、ダイワスカーレットのつくる流れを断ち切って勝負してほしい。
▲アルナスライン・・・アドマイヤベガ×El Gran Senor=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー
前走アルゼンチン共和国杯(0.2秒差)。アドマイヤベガは、前走好走時に連続して好走しやすい傾向があり、また中山コースで非根幹距離の好走も多い(=ＡＪＣＣやセントライト記念など)。サンデーサイレンス系ながらも、欧州型の要素が強い馬と考える。母父El Gran Senorはセニョールグループで、地味だがこつこつ力をつけるタイプで人気のないときに激走するタイプ。母父ノーザンダンサー系の同系から、メイショウドトウＭＫ－Ⅱのイメージ。余力のあるステップから好走に期待する。
ダイワスカーレット、マツリダゴッホはともに外枠。昨年のように内枠と人気から好走する条件は揃っていないと考えて、逆の流れに期待して評価しています。ただ2頭とも強い(=ダイワスカーレットは馬のレベルが、マツリダゴッホは中山に限って)ので好走してもなんら不思議はないと思いますが、つけいる隙はあると考えてます。
スクリーンヒーローは、アルゼンチン共和国杯→有馬記念なら迷わず評価した馬。ＪＣ好走で余力があるのか？が最大の疑問。母父サンデーサイレンスなので、勢い持続中と考えると好走しても不思議ないんですけど。また中山実績もあるので困っていますが、グラスワンダー産駒でストレスに脆い点から前走よりは鮮度が落ち、小回りでストレスきつくなることと使い詰めからもうお釣りはないと考えて嫌うことにします。
tipmonaとは？