日本ダービー2013予想
前走で好走してる、人気があるがダービー好走の条件。

やまっくす
12期 予想歴14年

◎キズナ
  1着/1人気

○ロゴタイプ5着/2人
▲ヒラボクディープ13着/5人
×エピファネイア
×コディーノ


今回は、過去10年の馬券対象馬から出したデータと個人的見解を交えた予想です。

まず、データ傾向から。
さすがにダービーは、世代の頂点を決めるレースというだけあり、当然ながら実績は必要不可欠。
連対馬20頭すべてが重賞勝ち馬であり、3着にしても7頭が重賞勝ち馬だった。
残る3頭にしても、うち2頭がGⅠで連対経験があり、1頭がGⅡで連対経験があった。
連対するなら重賞勝ちは必須。3着でも最低でもGⅠ、GⅡで連対していないと厳しいということになる。


また、近走好走していることも重要で、馬券対象馬30頭中22頭が、前走3着以内好走している。
また、ただ前走3着以内というわけでなく、09年3着だったアントニオバローズを除くと、前走GⅠ(皐月賞、桜花賞、NHKマイル)で3着以内か、京都新聞杯・青葉賞1着馬しか来てない。
ただし、GⅠでといっても、ダービーと直結する皐月賞だと、人気馬、人気薄問わず3着以内に好走している馬から狙えると言えるが、距離が一気に伸びる桜花賞やNHKマイルCだと、人気(3番人気以内)で好走しているという条件が付く。

また、残る4着以下から巻き返した8頭に共通することは、いずれも前走GⅠで5番人気以内に支持されてた。
GⅠで人気を背負うということは、実力があるから、認められてるという証拠なので、そういう馬でないと巻き返しはできないということになる。

つまり、まず狙いを絞るとしたら、
・前走GⅠで3着以内の馬。ただし、桜花賞、NHKマイル組は3番人気以内が条件。
・前走、京都新聞杯、青葉賞1着馬。
・前走GⅠで4着以下だが、5番人気以内だった馬。
となる。

これの条件に該当するのは、キズナ、コディーノ、ロゴタイプ、エピファネイア、ヒラボクディープの5頭だけ。というわけで、この5頭から印をまとめます。


本命◎は、キズナ。
ダービーは、世代の頂点を決めるということで、毎年その世代で最も着差をつけて重賞を勝った馬が好走している。
今年の出走馬の中で、もっとも着差をつけて重賞を勝った馬は、このキズナとなる。(毎日杯の0.5秒差勝ち)

ラジオnikkeiや弥生賞では、小回りのコースが向かなかったが、広いコースで行われた毎日杯、京都新聞杯はいずれも圧勝と、東京もこの馬が末脚が生きる場所だと思う。
また、ここ5年で3勝2着1回と成績がずば抜けて良い1枠1番になったのもいい感じ。

ダービーは、騎手が乗り替わった馬よりは、同じ騎手が乗り続けている馬が勝っているので、騎手が乗り替わった皐月賞上組よりは、こちらのほうを上に見たい。


対抗○は、ロゴタイプ。
皐月賞は、好タイムの圧巻のレース内容。普通に考えれば、ここも勝ってもおかしくないが、何より時計が早すぎてるし、故障馬も出てることを考えれば、レース反動が気になるところ。その点がまずマイナス材料。
あと、ダービーは、乗り代わりがマイナス材料なので、それもマイナス。この2点のマイナスで対抗評価。

血統的に2400mがどうかと言われているが、単なる字面だけみると2400m間違いなくこなせるので、距離的には不安はない。
むしろ、近年の東京2400mはどちらかといえば、マイラー向きでもこなせているので、とにかく強いのに人気がないこの馬はおいしい存在と思える。


三番手▲は、ヒラボクディープ。
青葉賞は、人気薄、僅差勝っているが、内容的にはいつでも交わせるという、逃げ馬を可愛がるくらい余裕ある勝ち方に見えた。
ローテ的にも非常にゆとりがあるし、他のメンバーに比べて上積みが見込めそう。
ただ、スピード勝負になると分が悪そうに見えるので、枠を活かして早めに抜け出して粘り切るという競馬に期待。


あとは消しになる2頭。
エピファネイアについては、ソエ気味だから坂路調教に変えたというのが、まず一番気になるところ。せっかくの大一番なのに、脚部不安の気配があるのが怖い。
また、あれだけ早い皐月賞でも引っかかるように、距離が伸びて良くなるという気はしない。
スタートがスタンド前だし、ダービーの雰囲気に飲まれ暴走というのもありえそう。

コディーノについては、2歳時に完成しすぎて、3歳時に成長が全く見られない。皐月賞でも、最後に伸びきれなかったように、距離にも不安がある。
騎手が変わって新たな面が出たら面白いかなと思うし、調教パターンも珍しいので、もしかしたら一変の可能性もあるが、成長が見られないので、ここは厳しいと思う。


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