08期 予想歴14年
◎カレンブラックヒル
14着/4人気
○グランプリボス10着/2人
▲ダークシャドウ6着/5人
◎カレンブラックヒル
昨秋に古馬相手にいきなり毎日王冠を制して、天皇賞秋でも5着に粘り込んで、来年のマイル路線はこの馬が席巻するのではと思った方は少なくないのではと思いますが、前走の凡走で評価を落としてしまった感じでしょうか。
ただ、初ダートのフェブラリーSもそうですが、マイラーズCも真に古馬と同じ条件で戦った初めての条件、初めて背負う58キロでした。
それまで斤量の恩恵を受けていた明け4歳馬が、3歳時にGIを制して斤量的に不利になる古馬初戦を落とすことは、ままあること、とも思うのです。
ゴールドシップはきっちり阪神大賞典を制しましたが、明け4歳馬だったので1キロハンデを貰っている立場でしたからね。
前走マイラーズCもグランプリボスとの差は0.1秒で、斤量が1キロ重かったころを考えれば取り返すことができていたかもしてない着差でした。
馬体重もデビュー戦当時と同じ474キロでしたが、最も仕上げたであろうNHKマイルC当時と比較すればプラス14キロ、余裕残しだったはず。
今春目標のこのレースで、仕上げに仕上げてくるはずの今回、昨秋に感じた久々に登場したマイル路線の大物、という手応えを信じたい。
梅雨入りして良馬場開催は望めなさそうな今回、重馬場実績があるのも強みですね。
○グランプリボス
こちらは逆にパンパンの良馬場でないのはマイナスになる馬かと思います。バクシンオー産駒でもありますし。
とはいえ稍重だったマイルCSで、まともなら快勝したであろう内容は強いの一言。
今回、中距離路線とスプリント路線から強い馬が参入して来ますが、既存のマイル路線の馬で上位に入れるのはこの馬ぐらいなのでは、と思っています。
陣営には申し訳ないですが、分のないとしか思えない海外遠征のせいで厳しいローテを強いられている馬。
世界的にほぼ絶滅しているプリンスリーギフト系が日本で生き残っているのは、日本特有の高速馬場に適性があったからだと思うので、海外遠征は無茶としか思えないのですが……。
理屈ではないですが、なんとも不運な馬というイメージで、去年から京都開催とはいえ、マイラーズC勝ち馬には安田記念はなんとも縁起の悪いレース。
今年も頭はないのでは、と思えてなりません。
▲ダークシャドウ
東京コースで素晴らしい適性を見せている本馬、稍重で2戦2勝というのも良いですね。
成績を落としていますが、昨秋の天皇賞秋もジャパンカップも、内伸びの馬場を外目で頑張っていた印象。(一番頑張っていたのはルーラーシップでしたが)
それでもこの馬が一番強かったのが、2年前の超ハイペースだった天皇賞秋でしょうね。
直線、もっとスムーズだったら、という内容だったと思います。
あのハイペースでしっかり伸びてきたこの馬なら、マイル路線への適性があると思います。
スプリントとしては極めてスローの今年の高松宮記念を快勝したロードカナロアなら、世界レベルのスピードであっさり快勝もあるかもとは思いますが、中途半端に印を付けるのも失礼な気がするので無印で。
海外のスプリント路線を無双して欲しいなあ……。
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