09期 予想歴6年
◎エスピナアスール
12着/12人気
○マイネオーチャード5着/4人
-マーメイドS[2013]の考察-
■近年のマーメイドSで好走した馬の特徴をみると3つ挙げることができます。
1) 父:SS系統が圧倒的
父:SS系統が過去3年複勝圏内9頭のうち、8頭を占めます。
(Dインパクト1頭、Aタキオン2頭、Mカフェ3頭、フジキセキ(Dリーヴァ)2頭)
2) Nasrullah系統、PW型ND系統が存在感を示すレース
SS系統の対配合として狙いたいのがNasrullah系統になります。
(Grey Sovereign、Blushing Groom、Bold Ruler)
昨年のグルヴェイグやクリスマスキャロル、人気薄ではセラフィックロンプやコスモプラチナが該当します。
そして近年の特徴であるPW型ND系統も当レースに適性を示しています。
近走の阪神2000m戦をみると2010年の勝ち馬:ブライティアパルスと同じ、SS系統/PW型ND系統(Storm Cat、Topsaider、Deputy Ministerなど)配合馬の好走実績が多く見られるようになってきています。
“今年の出走馬の血統配合をみるとこの2本目の矢を狙う可能性が高そうです。”
3) 愛知杯、東京など欲しい2000m実績
洋芝内回りということもあり、好走馬の実績も2000mに偏ります。小倉2000mや東京2000m、愛知杯好走馬や秋華賞好走馬。京都などの軽い1800m戦でキレ負けし、人気を落としている馬などで2000m実績があれば注目です。
-2013年の出走馬の特徴から、荒れる要素満載のレース-
今年の出走馬をみるとSS系統は7頭(母父SS 1頭含む)になりますが、対配合Nasrullah系統は0頭。
対配合Nasrullah系統でみるとダートムーアとマイファーストラヴの2頭。共に父:ND系統なので過去の好走馬とは違います。
人気のアロマティコ、ピクシープリンセスをみると2000m実績はあるのですが、血統面での狙いからは外れます。こういった人気馬を狙うのは本意ではありません。となると人気薄で血統面で狙える可能性のある馬からとなります。
本命: エスピナアスール 牝6 国分優
血統面で唯一のSS/PW型ND系統(Danzig)配合馬になります。
近走は人気薄で1度2着(中山16芝14番人気2着)があるのですが、あとはほとんどが惨敗。本来は狙いにくいですが人気馬が狙いやすい馬ではない今年のマーメイドS、この馬で冒険してみてもいいと思います。
(2011.2.26 大宰府特別1着 小倉2000m芝)
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