08期 予想歴18年
◎サンレイレーザー
3着/7人気
○アドマイヤタイシ10着/5人
▲ジャスタウェイ2着/3人
△リルダヴァル4着/6人
×クラレント
×サトノアポロ
実績の乏しい左回り、連対実績のない1800M。不安材料は確かだが直線で内目をスムーズに差せれば面白そうなサンレイレーザーに◎。距離に実績がないが、昨年の鳴尾記念では内を早め進出して勝ち馬と差のない競馬。当時タメが利いていれば違った結果もあっただろう。マイル戦で高速決着に実績があること自体も評価対象で、あとは内枠、ラチを生かしてロスなく流れに乗る競馬ならチャンスあり。
惜敗続きのアドマイヤタイシは、軌道に乗る前に好走していたのが1800。いまは能力的に2000でも勝負になるが、本質的には1800のほうがベターなはず。好位から速い上がりを使えるのは東京芝1800の王道脚質とも言え、後は勝ち運があるかないかだけ、という気も。
ジャスタウェイはエンジンのかかりが遅く、どうしても直線の長いコース向きに映る。毎日王冠の好走を即当てはめるのはどうかだが、2000Mだと持久力、1600Mだとスピードでちょっとどうかなと思う場面もあるので、その点1800M位が能力を一番発揮させやすい距離に思う。
前走の劇走が読めなかったタムロスカイだが、エプソムカップは近年1分44秒台で決着した実績がなく、馬場状態こそ違うだろうがその点では評価できそうな好時計での勝利だった。但し、前走の流れ自体はオースミスパークが演出した結果であり、自力のスピードで前走の再現ができるかどうか、今回が試金石になる。
リルダヴァルはひと雨欲しいクチで良馬場割引との見方もあるが、昨年の同時期のジューンSで判断する限りでは、馬場が速くても正直そんなには気にならない。京都芝1800の２勝を除くと、比較的頭数の少ないレースで勝ち鞍を上げる傾向があり、展開的に揉まれずバラけるかも好走要因になっている可能性がある。直線で内がすんなり開けば意外と通用するかも。
サトノアポロは1600M・1800Mでの持ち時計がこのメンバーではやや不足気味なのが率直に割引材料。
クラレントは前半が緩く後半は上がりの速い、いわゆるレース全体感では負荷の軽いレースで好走が多いタイプ。今回ハイペースまではなさそうだが、距離延長で多少前半のペースが上がった場合、ややしんどくなりそうな印象が。
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