08期 予想歴14年
◎ダイワワイルドボア
8着/8人気
○ミヤビランベリ3着/11人
▲アドマイヤフジ1着/4人
中山芝2000ならコレと、言えるような馬も見当たらず、正直なところ予想そのものに困ってしまうメンバー構成。それならば本命だけでも、まだ未知の魅力を秘めていそうな馬に焦点を絞ってみる。ということで、◎は明け４歳ダイワワイルドボア。
これまでＧⅡ勝ち含む計３勝を上げているが、その内訳を距離で紐解くと、中山芝2200で２勝と東京芝2300の１勝。微妙な距離設定での活躍が目立ち、前２走ともＧⅠとはいえ見せ場なく大敗していることから、この中山金杯でどこまで通用するのか、やはり不安が先行してしまう。
ただ、セントライト記念では当時中山で随一の安定感を誇るマイネルチャールズを直線で差し切っている辺り、能力の一端は示している。また、芝2000での敗戦は東京のプリンシパルＳ。これも舞台の性質上、度外視することができる。中山芝2200で２勝していることからある程度の器用さも備えていて、脚質にも融通が利くタイプ。近走の大敗とレース条件を度外視して狙ってみたい。
対抗は展開のカギを握りそうなミヤビランベリ。どちらかと言えばカリカリした気性のためか、１年以上のブランクながら京都芝2000で２分を切って好走した実績が示す通り、鉄砲は問題なし。淡々と逃げる展開で道中厳しく競られなければ、直線で踏ん張るシーンも。
昨年の覇者アドマイヤフジ、鮮やかな勝利だったとはいえ、スローペースを見越したか、前々で競馬を展開した川田騎手のファインプレーによる部分も大きかったように思える。今年は展開上昨年みたいな競馬にはならないと思うが、乗り方ひとつで再度上位か。
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