クイーンS2013予想
アイムユアーズの連覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴24年

◎アイムユアーズ
  1着/1人気


今週のメインレースは、第61回クイーンステークスである。
第61回クイーンステークスは、夏場の牝馬限定重賞ということもあり、混戦が予想される。そこで、競馬理論の競馬予想では、第61回クイーンステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

ヴィクトリアマイル組からは、8着のアイムユアーズ(戸崎圭太)及び13着のオールザットジャズ(岩田康誠)が第61回クイーンステークスに出走する。

アイムユアーズのヴィクトリアマイルの8着という結果は、マイペースの逃げで止まってしまったものであり着順よりは低い評価をせざるを得ないが、牝馬の一線級相手でメンバーが強すぎたと見ることもできる。

よって、一線級不在の牝馬限定重賞である第61回クイーンステークスにおいては、実績断然のアイムユアーズに高い評価を与えて当然と競馬理論では判断している。

一方、オールザットジャズのヴィクトリアマイルの13着という結果は、好位のインでロスのない競馬をしてのものであり、全く見所がなかった。

しかしながら、オールザットジャズは、福島牝馬ステークスにおいて、ヴィクトリアマイル3着馬のマイネルジャズを破っているように、牝馬限定のG3ならば能力上位である。

よって、第61回クイーンステークスの競馬予想においては、オールザットジャズにもそれなりの高い評価を与えるべきである。特に、オールザットジャズは、好位のインを追走すると能力を最大限に発揮するので、第61回クイーンステークスにおいて内枠を引くようであれば評価を上げるべきである。

一方、マーメイドステークス組からは、1着のマルセリーナ(川田将雅)が第61回クイーンステークスに出走する。

マルセリーナのマーメイドステークスの1着という結果は、イン有利の馬場において終始外を回らされながらも差し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。

よって、第61回クイーンステークスの競馬予想においては、桜花賞馬のマルセリーナにも本命級の高い評価を与えて当然である。

一方、巴賞組からは、14着のクィーンズバーン(吉田隼人)が第61回クイーンステークスに出走する。

クィーンズバーンの巴賞の14着という結果は、モズに競り込まれて潰されてしまったものであり、着順ほど悲観すべき内容では
ない。

よって、第61回クイーンステークスの競馬予想においては、単騎逃げ濃厚のクィーンズバーンの逃げ粘りには注意を払うべきである。

一方、かもめ島特別組からは、1着のキャトルフィーユ(藤田伸二)及び5着のマイファーストラブ(秋山真一郎)が第61回クイーンステークスに出走する。

キャトルフィーユのかもめ島特別の勝利という結果は、イン有利の馬場において好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、楽な見た目ほど強いレース内容ではなかった。

よって、第61回クイーンステークスの競馬予想においては、重賞にしては冴えないメンバー構成を考慮しても、キャトルフィーユに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

一方、マイファーストラブのかもめ島特別の5着という結果は、イン有利の馬場且つスローペースで脚を余したものであり、キャトルフィーユと着差ほどの能力差はない。

よって、第61回クイーンステークスの競馬予想においては、外の差しが届く展開になるようであれば、マイファーストラブがキャトルフィーユを逆転可能と判断すべきである。

一方、オークス組からは、13着のセレブリティモデル(田中勝春)が第61回クイーンステークスに出走する。

セレブリティモデルのオークスの13着という結果は、


強敵相手に力負けと言わざるを得ない内容であった。

ただし、セレブリティモデルは、忘れな草賞でOP特別勝ちを収めており、51キロの斤量を考慮すると、好走可能と見ることもできる。

しなしながら、今年の3歳牝馬世代は、オークス5着馬のフロアクラフトが次走の500万下特別で7着に敗れて人気を裏切っているように、レベルが低い可能性が高い。

よって、第61回クイーンステークスの競馬予想においては、セレブリティモデルにも押さえ程度の評価を与えれば十分である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第61回クイーンステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第61回クイーンステークスの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第61回クイーンステークスの予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前のクイーンステークスの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/queenstakes

クイーンステークスのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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クイーンS2013回顧
アイムユアーズが格の違いで押し切る

予想屋マスター
12期 予想歴24年

次走危険:スピードリッパー


第61回クイーンステークスは、単勝2.7倍の1番人気に推されたアイムユアーズ(戸崎圭太)が勝利を収めた。競馬理論の競馬予想では、2013年に入ってからの成績が冴えないものの、牝馬3冠で常に上位争いをしてきた実績と去年のクイーンステークスよりもかなり弱いメンバー構成を考慮し、アイムユアーズを本命に予想した。

レースでは、アイムユアーズは、逃げるクイーンズバーンをぴったりとマークする2番手からレースを進めた。そして、アイムユアーズは、直線に向いて早めに先頭に立つと、後続の追い上げを凌ぎ切り、第61回クイーンステークスを制覇した。

アイムユアーズの第61回クイーンステークスの勝利という結果は、逃げたクイーンズバーンがビリに敗れる展開を2番手から押し切る横綱競馬によるものだが、8頭立てのかなり弱いメンバー構成に恵まれたものでもある。

よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、アイムユアーズに第61回クイーンステークス連覇の実績ほどの高い評価は不要である。

一方、第61回クイーンステークスでは、8頭中8番人気のスピードリッパー(三浦皇成)が2着に追い込み、波乱を演出した。競馬理論の競馬予想では、準OPでも惨敗を繰り返している近走の内容から、スピードリッパーを軽視してしまった。

レースでは、スピードリッパーは、ポツンと一頭で最後方を追走した。そして、スピードリッパーは、4コーナーで大外に持ち出されると、鋭い差し脚で2着に追い込んだ。

スピードリッパーの第61回クイーンステークスの2着という結果は、追い込む競馬をマスターしたと見ることもできるが、イン有利の馬場において道中は最後方でコースロスがない上に一頭で気分よく追走する展開に恵まれたものなので、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、第61回クイーンステークスの2着だけでスピードリッパーを過大評価すべきでない。

一方、第61回クイーンステークスでは、3番人気のオールザットジャズが3着に入った。
オールザットジャズは、1枠からの発走ということもあり、インの3番手の絶好位から競馬を進めた。そして、オールザットジャズは、直線でアイムユアーズの外に持ち出されたがジリジリとしか伸びず、外からスピードリッパーにも交わされてしまい、3着に敗れてしまった。

オールザットジャズの第61回クイーンステークスの3着という結果は、イン有利の函館の馬場では絶好となる好位のインを追走して伸びを欠いたものであり、プラス16キロの太め残りの馬体を考慮しても残念な内容であった。

よって、今後の重賞戦線の競馬予想においても、オールザットジャズが好走するためには、イン有利の馬場で好位のインを追走するなど展開の助けが必要と判断すべきである。

以上のように、第61回クイーンステークスは、アイムユアーズの復活劇で幕を閉じた。
しかしながら、第61回クイーンステークスは、準OPでも通用していないスピードリッパーが2着に追い込んだことからもわかるように、重賞にしてはかなりレベルの低い一戦であった可能性が否定できない。

よって、競馬理論のファンの方は、今後の重賞戦線において低調な第61回クイーンステークス組にあまり高い評価を与えずに予想すべきである。

以下のURLから2013年以前のクイーンステークスの関連記事がご覧いただけます。http://www.keibariron.com/database/queenstakes クイーンステークスのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/


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