12期 予想歴24年
◎未定
○エバーブロッサム14着/2人
今週のメインレースは、第31回ローズステークスである。
第31回ローズステークスは、牝馬3冠の最終関門秋華賞を占う意味でも注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第31回ローズステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
オークス組からは、1着のメイショウマンボ(武幸四郎)、2着のエバーブロッサム(戸崎圭太)、3着のデニムアンドルビー(内田博幸)、8着のリラコサージュ(柴田善臣)、9着のローブティサージュ(岩田康誠)、13着のセレブリティモデル(吉田隼人)、15着のトーセンソレイユ(ウィリアムズ)、16着のブリュネット(幸英明)及び17着のレッドオーヴァル(デムーロ)が第31回ローズステークスに出走する。
メイショウマンボのオークスの1着という結果は、コースロスのない競馬をさせた武幸四郎騎手の好騎乗によるものと見ることもできるが、2着のエバーブロッサムに1馬身1/4差をつけており、スタミナ比べのレースならば力が上であることを示した。
よって第31回ローズステークスの競馬予想においては、スタミナ比べになりにくい阪神1800m戦であることを考慮すると、阪神の1600m戦で行われた桜花賞で惨敗したメイショウマンボに、オークス馬ほどの高い評価は不要と判断している。
一方、エバーブロッサムのオークスの2着という結果は、終始外目を回らされたコース取りの差を考慮すると、メイショウマンボと着差ほどの能力差はない。
よって第31回ローズステークスの競馬予想においては、エバーブロッサムに、メイショウマンボと互角またはそれ以上の評価を与えるべきである。
デニムアンドルビーのオークスの3着という結果は、スタミナ比べでは上位2頭に劣ると判断せざるを得ない内容であった。
ただしデニムアンドルビーは、スローの瞬発力勝負となったフローラステークスにおいては、エバーブロッサムを破っている。
よって第31回ローズステークスの競馬予想においては、スローの瞬発力勝負となりそうな点を考慮すると、デニムアンドルビーにエバーブロッサムと互角の評価を与えるべきである。
リラコサージュ、ローブティサージュ、セレブリティモデル、トーセンソレイユ、ブリュネット及びレッドオーヴァルは、オークスの見所のないレース内容を見る限り、第31回ローズステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
ただしトーセンソレイユは、オークスにおいて、クロフネサプライズの大逃げを早めに追走してしまったので度外視可能と見ることもできる上に、エルフィンステークスでは着差以上に強いレース内容で勝利をおさめた。
またレッドオーヴァルは、距離が長すぎたオークスでこそ惨敗を喫してしまったが、桜花賞では外を回る一番強い内容で2着に好走している。
よって第31回ローズステークスの競馬予想においては、トーセンソレイユ及びレッドオーヴァルの巻き返しには注意を払うべきである。
またローブティサージュは、阪神ジュベナイルフィリーズ1着及び桜花賞5着の実績があるので、第31回ローズステークスの競馬予想においては押さえ程度の評価は与えるべきである。
白百合ステークス組からは、1着のノボリディアーナ(幸英明)及び2着のウリウリ(浜中俊)が第31回ローズステークスに出走する。
ノボリディアーナの白百合ステークスの勝利という結果は、マイペースの逃げでイン有利の馬場を最大限に生かしたものであって、牡馬混合のオープン特別の勝利ほどの高い評価は不要である。
よって第31回ローズステークスの競馬予想においては、ノボリディアーナが好走するためにはマイペースの逃げなど展開に恵まれる必要があると判断すべきである。
ウリウリの白百合ステークスの2着という結果は、イン有利の馬場において外から追い込んだものであり、レース内容としてはノボリディアーナと互角である。
よって、第31回ローズステークスの競馬予想においては、外の差しが届く馬場や展開になるようであれば、ウリウリがノボリディアーナを逆転する可能性が高まると判断すべきである。
一方、桜花賞組からは、11着のウインプリメーラ(柴田大知)及び15着のコレクターアイテム(浜中俊)が第31回ローズステークスに出走する。
ウインプリメーラ及びコレクターアイテムは、
桜花賞の見所のないレース内容を見る限り、第31回ローズステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
ただしコレクターアイテムは、アルテミスステークス1着及び阪神ジュベナイルフィリーズ4着の実績が示すように、立て直されて体調が戻りさえすれば、重賞でも通用する能力を持つ。
よって、第31回ローズステークスの競馬予想においては、今年の成績が冴えないコレクターアイテムも、無視すべきでないと判断している。
以上のように競馬理論の競馬予想では、第31回ローズステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第31回ローズステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第31回ローズステークスの最終的な予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前のローズステークスの関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/rosestakes
ローズステークスのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。
予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/
tipmonaとは?