セプテンバーS2013予想

カタストロフィ
10期 予想歴16年

◎セイコーライコウ
  2着/5人気

○ブランダムール3着/2人
▲ヤマニングルノイユ6着/8人
△ミヤジエムジェイ5着/3人


◎01セイコーライコウ
〇03ブランダムール
▲02ヤマニングルノイユ
△04ウインバンディエラ
△15ミヤジエムジェイ
×07プレイズエターナル09ラフレーズカフェ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×

展開は確たる逃げ馬不在でこのメンバーなら恐らくヤマニングルノイユがハナを切れる。これをその外のブランダムールが突く形で隊列が作られそうで、外の先行馬はこの外になるリスクがある。すぐに隊列決まれば中山1200と言えどもペースがそこまで上がるという可能性も小さくはなるので、このメンバーなら平均ペースぐらいは十分にあり得るだろう。ややハイ~平均を想定。


◎セイコーライコウはどちらにも対応できる。長期休養明けを2走叩いて58kg背負ってのここ。函館で馬券に絡めずになかなか人気にはなりづらい状況だと思うが、どちらもハイペースを外々から勝ちに行く競馬。特に2走目の函館日刊スポーツ杯は強い内容で10.7 - 11.4 - 11.7 - 12.1のラップ推移で3~4角でしっかり前を目標に動いて甘くはなったものの4着、勝ち馬はかなり強敵と言えるストレイトガール。もともと基礎スピード型ではなく、総合力が高い馬で、シルクロードS4着では11.3 - 11.1 - 10.9 - 11.4のラップ推移で外から前を向いて押し上げてきた馬が上位の中で、内で前が壁の状態からL1すっと伸びてきていた。またオーシャンS4着では中山1200では割と緩い流れで11.0 - 11.5 - 11.2 - 11.5の中で2列目の中目、前が壁で前の馬が4角出口で下がってきて、ワンテンポ遅れての仕掛けになりながらも置かれなかったしL1ジリッと伸びてきての4着。相手もダッシャーやキンシャサ、レッドスパーダなのでこれに僅差はかなり評価できる。基礎スピード勝負になってもやれるが、緩んだ方が総合力を生かしやすい。今回は逃げ馬の直後を狙えるのは間違いないので条件もかなり良い。流石に長期休養明け2走が基礎スピード戦なので、全盛期の総合力があるのかどうかは走ってみないとわからないが、それでもこの中では1枚抜けているのは間違いない。能力が衰えていなければ、この条件で勝ち負け必至だとみている。


〇ブランダムールは今回恐らくヤマニンの逃げを見ながらの番手のポジションを確保できる。そこまでテンが速い馬ではないしこの多頭数だと怪しい面もあるが、ヤマニンがポンとハナを切ってしまうと外の馬も出来れば要所で外々を回したくないのでどうしても競りかけて雁行状態の外を運ぶという選択肢は取りにくい。また仮にヤマニンがハナを切れず、外から何かがハナを切る形でペースが上がったとしても基礎スピード勝負は歓迎できるので問題ないとリスクが小さい馬。5走前のハッピーエンドCでは中山1200mの舞台で11.2 - 11.9 - 11.6 - 12.2のラップ推移で2列目の内目、前が壁の状態から直線序盤でしっかりと反応して伸びてきていたし、L1差されはしたもののかなり強い競馬ではあった。今回は先行勢がそこまで強敵がいない上に基本外枠になってしまっているし、唯一強敵と思われたセイコーライコウは内ポケットを確保しに行くと考えれば番手外のポジションはかなり狙いやすい。基礎スピードもポテンシャルもある程度見せている総合力タイプでセイコーライコウ同様緩んだ時に対応できるというのは強み。


▲ヤマニングルノイユは休み明け実績が無いので嫌われているが、一つは長期休養明け、後の2つはまだ結果が残せていない3歳の早い時期のものなので気にしていない。4走前の中山1200の内容が結構良くて、ポンとハナを切って11.0 - 11.2 - 11.2 - 11.7と平均的なラップを刻んで2着に0.4差つける完勝だった。好走しているときの条件が比較的時計が出やすい馬場で平均的な競馬になっているというパターンが多いので、昇級後全てかなりハイペースの部類で基礎スピード面で苦戦したとみるのが妥当。となれば楽にハナを切れる条件なら当然侮れない。4走前のパフォーマンスなら普通にここでも勝ち負けできるだけのパフォーマンスと言えるので、Bコースで内がカバーされた状態、昨年ほどではないが時計が出やすい野芝の高速馬場で53kgと条件は揃っている。恐らく人気薄だろうが、ここ3走は着順ほど酷い競馬ではない。主導権を握れれば。


△ウインバンディエラは中山1200では安定して差し込んでくるポテンシャルタイプでキンカメ産駒らしくトップスピードに乗ってからの質の高さとポテンシャルが武器。ただ基礎スピード面で足りないので、その点で今回はペースがそこまで上がらずにポジション差で絶望的にならないという点が魅力なのと、内枠に有力先行馬が揃っていて、そのすぐ外の枠になるのも大きい。序盤内にスペースが産まれる可能性が高いので、ここを使って徐々に押し上げつつ4角でしっかり進路を確保できればコーナーワークで押し上げられるし怖い存在。


△ミヤジエムジェイもキングカメハメハ産駒らしいトップスピードに乗ってからが良いタイプだが、そこまでに少し時間がかかる馬。2走前の佐世保Sのように小倉1200の向こう正面下り坂でスピードに乗せやすくそれを維持する10.5 - 11.1 - 11.4 - 12.1というL1落ち込むポテンシャル戦でばてずに差し込むのが武器。なのでコース形態が近い中山1200は基本合う。ただ今回は大外枠でそこまでペースが上がり切らずに3~4角でペースが少し上がる可能性を考えるとこれを差し切るのは簡単ではないという点で連下。


×プレイズエターナルはアドマイヤムーン産駒らしく軽い馬場でスピードに乗って良さが出るタイプなので基本このコース自体は合うと思うんだけど、今回は中途半端な枠になるのと、やはりペースがそこまで上がらないリスクを考えてのヒモ扱い。前走の新潟内1200みたいに急カーブで前が飛ばすと3角でどうしても減速をしないといけないコースではなく中山1200は3角が緩いので基礎スピードがもっと要求される。この点を考えると序盤のポジショニング面で微妙な位置から簡単に差し切るとは思えない。人気を考えてもこの位置が妥当かな。ラフレーズカフェは意外と基礎スピード面んで足りない馬なのでペースが上がらない条件は歓迎できる。前走も新潟1400で加速が問われるレースで窮屈な内に突っ込んだのも痛かった。前向いて坂を利して押し上げて行ければチャンスは有る。ただこれも穴人気しそうなのと、半端な枠になるのも少し嫌った。


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