10期 予想歴16年
◎ショウナンマイティ
6着/1人気
雨がどの程度残るかによるが、天気予報、今日の馬場状態を見ても更にしばらく悪化したのち、明日も急回復とまでは行かない天気。そこそこ時計はかかるぐらいの影響は出そう。
展開としてはレッドスパーダが行くことになりそうだが、1800ｍという距離でどこまでペースを引き上げて行くかは謎。ただ前走関屋記念でもある程度厳しいラップを刻んでいることからも、トップスピード勝負には持ち込みたくないのかなという気はする。これを突くとすればミッキードリーム、クラレントあたりが出て行ってとなりそうだが、ミッキードリームはある程度ペースを引き上げたいところでもあり、クラレントは逆にペースが遅い方が良さが出るタイプなのでポジションを下げて３列目ぐらいかな。前はある程度離れて後続はやや団子気味になる気はする。結局はややスローというイメージで良いかな。東京1800は仕掛けが早くなりやすく脚を出しきりやすいポテンシャルタイプが強いコース。これが道悪で少し変わってくる可能性は有るが、Ｌ１差し込んでくるタイプを中心に狙いたい。
◎ショウナンマイティは安田記念で示したように、ペースが上がっても追走に脚を使わされない基礎スピードの高さ、大阪杯で見せたトップスピードの質、ポテンシャル共にオルフェーヴルを脅かすレベル。後半の能力に関しては現役でもトップクラス。ただしポジショニングでかなり難しい面が有り、おっつけて行ったら京都記念のように暴走してしまう脆さも持っているので、序盤出して行けない面は辛いところ。ただ東京1800ｍならまずそこまで極端な縦長にはならないだろうし、この馬のトップスピードの質、Ｌ１食い込めるポテンシャルの非凡さなら直線最後方からでも問題ない。12.2 - 11.6 - 11.3 - 10.9 - 11.5のラップ推移でオルフェーヴルが押し上げて行った中を外から追走してＬ１食い込んできているように、トップスピードにさえ入ってしまえばオルフェーヴルと伍する破壊力を持ち合わせている馬。府中でもどちらかというと緩いペースになってトップスピードが問われがちな2000よりも前哨戦ながらＬ１が落ち込みやすいタフな競馬になりがちの1800の方が合う。更にこの馬の場合は春先の重い馬場で更に雨で渋った昨年の大阪杯で12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.2 - 12.2のラップ推移で大外からＬ１グーンと伸びての圧勝。相手はトーセンジョーダンだったわけだし、これを涼しい顔で差し切っているように道悪でもポテンシャルをいかんなく発揮できる。
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