天皇賞(秋)2013予想
やれ、川田!やってみろ、吉田隼!

クライスト教授
10期 予想歴34年

◎トウケイヘイロー
  10着/2人気

○ダノンバラード16着/6人
▲ジェンティルドンナ2着/1人
△アンコイルド4着/8人
×レッドスパーダ
×ジャスタウェイ


◎…11番トウケイヘイロー
仮にどんな暴走逃げ馬が現れても鳴尾記念の競馬でペースを作れるのが今回同馬の最大の利点。
しかも、最も懸念材料だった“同馬と並走してペースを乱す馬”と見ていたレッドスパーダが、(同期でもありムリな絡みをしない可能性大の)蛯名に乗り変わったおかげでその心配が薄れたと思われるからには、逃げ切り、あるいは番手からの直線抜け出しも出来る可能性が高くなったと推察して本命に推奨。

○…16番ダノンバラード
人気のため逃げる武豊を捕まえに掛かる岩田康の動向を有効に活かせるのが今回の川田と推察。
言わば今回の川田は、“菊花賞時に松田を捕まえた岩田康の立場”であり、人気で早目に動かざるを得ない岩田康に合わせて追い出せる利点を活かせれば(ジェンティルを封じた)宝塚記念の再現ありと判断(期待)して対抗に抜擢。

▲…9番ジェンティルドンナ
海外帰りの宝塚記念時より体調面の良さが伺えるからには最有力と見るのは真に正着。
ただし、有力であるが故に立場上武豊の逃げを早く捕まえに動かねばならない展開上の不利に加え、休み明け2000m戦で他の先行馬だけでなく後続馬のマトにされるからには、同馬もできるだけ先行ペースを維持する思考に動く可能性が高いと思われので今回は単穴までと判断。

△…13番アンコイルド
京都大賞典は出遅れて追い込み競馬になったものの、本来は函館・札幌記念の競馬が同馬の理想であるはず。
したがって、◎馬がペースを握る今回は同馬本来の競馬をすることができるはずで、上手く位置取ってペースに乗れれば◎はさておき○・▲の一角を崩せるかもしれないため吉田弟の大健闘を期待して複穴に抜擢。

伏…6番エイシンフラッシュ
武豊がペースを作ると思われる今回は少しでも前に行く必要性があるからには、鞍上がMデムーロでどんな位置取りするか未定ながら、脚質を活かせない競馬を強いられる不利は否めないため今回は伏兵までとした。

LS(long shot=大穴)…1番コディーノ
前走の出遅れが予想外ならテン乗りリスポリはスタートに神経を使うはずで、それが今回巻返しの材料になる可能性はある。
ただし、朝日杯FS以降は先行すれども伸び足らず続きで、仮にそれが実力でないとしてもダービーにおいて既に外人(ウィリアムス)を起用しているからにはリスポリと言えども簡単に好走できるとは思えないため今回は大穴?の伏兵までとした。

X…15番レッドスパーダ
特に北村宏を降ろす理由がないのに蛯名が起用されたことがおそらく今回のCMがバブルガムフェローだからであり、少しでも購買意欲を掻き立てるための騎手変更としか思えない。
したがって、今回の蛯名は「武豊のアシスト役」と判断せざるを得ず、一見競り合う格好を見せたとしても「運良く粘れれば幸い」のレース意識で臨むと思われるからには、そんな馬が馬券になるほど秋天は甘くない“はず”なので消し馬とした。

X…7番ジャスタウェイ
夏場を使ってきたにも関わらず斤量2kg差あったエイシンフラッシュを捕まえられなかった時点で、ここでは能力的に足りない馬と判断できるはず。何より、同馬が好走するなら5馬身前にエイシンフラッシュがいなければ騎手の実力差と馬の実力差に見合わなくなると推察できるからには、格上の揃った秋天で馬券になるなど考えられないため消し馬とした。

※自信度S…
今回のトウケイヘイロー(武豊)が展開面で大きな利点を持っていることは誰もが否めないはずで、この観点からも同馬の有力は動かせないと推察。
また、これは他の先行馬にも言えることであり、この利点を活かせる馬を選択した場合、ジェンティルドンナよりも有利に動ける馬が2頭しかいないと判断できたので自信度Sとした次第!

果たして、武豊は清水久厩舎の2流血統馬に戴冠をもたらせられるか…それ以上に、がんばれ川田!がんばれ吉田隼と言いたい!


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天皇賞(秋)2013回顧
タイトル訂正

クライスト教授
10期 予想歴34年

次走狙い:ジャスタウェイ
次走狙い:ジェンティルドンナ
次走危険:エイシンフラッシュ


次走がジャパンカップという前提で…

■…ジャスタウェイ
どんな理由があろうとも、ジェンティルドンナに4馬身差、エイシンフラッシュに6馬身差をつけたからにはジャパンカップの最有力馬になるのが当然だろう。
そもそも距離不安だったのは今回の天皇賞でも同じであるからには、ジャパンカップで国内出走馬の何かに負けるなど全く考えられない。
したがって、これだけの着差を両馬につけたジャスタウェイはゴールドシップ以上に次走必勝となるため次走狙い馬とせざるを得ない。

■…ジェンティルドンナ
逃げ馬も他の先行馬も惨敗している中、エイシンフラッシュに2馬身差をつけて2着確保したのはある意味異常な強さの表れと言える。
しかしながら、その上を行ったジャスタウェイがいるからにはどんなに展開が向いたとしてもジャパンカップの連覇はムリと判断されるためジャパンカップの2着候補としての狙い馬としておく。

□…エイシンフラッシュ
どんな理由があろうとも、ミルコ・デムーロ騎乗で勝ち馬から6馬身差つけられたからには次走好走できても複勝精一杯でなくては理屈が通らなくなる。
したがって、そこそこ人気があるだけに次走危険馬とせざるを得ない。

いずれにしても今回の結果を真摯に受け止めるなら、福永を除く過去ジャスタウェイに騎乗したジョッキー全てが最低でも福永祐一より下手であると結論づけねばならないだろう。
特に今回に関しては、福永祐一はミルコ・デムーロより上手い騎手と評せざるを得ず、引いては“彼こそが中央競馬を代表して今後海外競馬に挑戦する馬に乗るべき騎手にならねばいけないこと”になる。何しろ前走自身が斤量2kg差で騎乗して破ったジャスタウェイを、同斤量で、なおかつミルコ・デムーロ鞍上にも関わらずぶっ千切ってしまったからには“今の国内で彼より上手い騎手はいないこと”の裏返しになるからだ。
過去の実績を見る限り、少なくともミルコ・デムーロは武豊よりも馬を勝たせる意識と技術は上であり、彼と同等レベルの馬に乗って先着できる騎手は今の日本国内には皆無であると言えるはず。
そんなミルコを格下馬でありながら千切ってしまったからには、“福永祐一こそ日本代表騎手=海外でも武豊以上に勝ち負けできる騎手”となるはず。

この福永祐一とは反対に情けない騎乗をしたのが武豊であり、今回1000mを59秒を切るタイムで逃げたのはあきらかに騎手がタイムを体で覚えていない暴走と言える。
なぜなら、これで番手のジェンティルドンナが差されてしまったというならジェンティルドンナの圧力(スピード)に気圧されて(攪乱されて)ペースを乱したと言えたのだが、ジェンティルドンナは勝ち馬以外の後続馬には交わされておらず、エイシンフラッシュに2馬身差つけて連対を確保してしまった。これでは武豊は自ら潰れるために単に逃げたとしか言えず、過去の武豊では考えられない大ミス騎乗と評せざるを得ないだろう。
したがって、いくら清水久厩舎とトウケイヘイローが3流厩舎の3流血統馬だったと言えどもペースを考えないで逃げを打った騎手が日本代表騎手だとか天才騎手である訳がなく、彼がこれまで積み上げてきた勝星も「結局のところ蓋を開ければ藤田の暴露本どおり」と世間に示しただけでしかない。

つまるところ今回の天皇賞は、武豊の化けの皮が剥がれたレースであり、逆に格下馬で格上馬騎乗の世界有数騎手M・デムーロを破った福永祐一は“父親以上の天才だったこと”を世間に知らしめたレースになったと言えるはずで、引いてはこれまでの私の騎手認識が誤りであったことを示すものになったと言えるだろう。


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