ア共和国杯2013予想
ルルーシュの連覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴24年

◎未定 

○ムスカテール8着/2人


今週のメインレースは、第51回アルゼンチン共和国杯である。
第51回アルゼンチン共和国杯は、長距離のハンデ戦ということもあり、混戦模様である。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第51回アルゼンチン共和国杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

オールカマー組からは、2着のメイショウナルト(武豊)、5着のアスカクリチャン(戸崎圭太)、9着のムスカテール(リスボリ)及び12着のコスモラピュタ(武士沢友治)が第51回アルゼンチン共和国杯に出走する。

メイショウナルトのオールカマーの2着という結果は、好位のインで常にロスのない競馬をさせた武豊騎手の好騎乗によるものである。

よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、充実著しいメイショウナルトを過信すべきでないと判断している。

ただし、メイショウナルトは、器用な先行力を持つので、インが有利な馬場状態となった時には粘り込みの可能性が高まると判断すべきである。

一方、アスカクリチャンのオールカマーの5着という結果は、終始外目を回らされてのものであり、0秒1差の着差を考えると、悪くない内容であった。

よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、相手なりに走るアスカクリチャンにそれなりの高い評価を与えるべきである。

一方、ムスカテールのオールカマーの9着という結果は、休み明けで体調が万全でなかったことによるものであり、度外視可能である。

また、ムスカテールは、目黒記念を制しており、東京競馬場の2500mは得意な条件である。

よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、ムスカテールの巻き返しに注意を払うべきである。

一方、コスモラピュタは、オールカマーの見所のないレース内容から、第51回アルゼンチン共和国杯で高い評価は不要である。

一方、札幌記念組からは、15着のルルーシュ(北村宏)が第51回アルゼンチン共和国杯に出走する。

ルルーシュの札幌記念の15着という結果は、極悪馬場で能力を発揮できなかっただけであり、度外視可能である。

また、ルルーシュは、去年のアルゼンチン共和国杯の覇者である上に、同じ条件の目黒記念でも2着に好走している。

よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、ルルーシュの連覇の可能性も低くないと判断すべきである。

一方、京都大賞典組からは4着のアドマイヤラクティ(メンディバザル)、10着のデスペラード(横山典弘)及び11着のニューダイナスティ(蛯名正義)が第51回アルゼンチン共和国杯に出走する。

アドマイヤラクティの京都大賞典の4着という結果は、1-2で大波乱の決着となるくらいインが極端に有利な馬場でロスのない競馬をしたものであり、レース内容としての価値は高くない。

よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、メンディバザル騎手の腕を加味しても、アドマイヤラクティに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

一方、デスペラード及びニューダイナスティは、京都大賞典の見所のないレース内容を見る限り、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、デスペラードは追い込みが届く展開、ニューダイナスティは前残りの展開に恵まれない限り厳しい競馬になると判断すべきである。

一方、オクトーバーステークス組からは、1着のホッコーブレーヴ(三浦皇成)及び4着のマイネルマークが第51回アルゼンチン共和国杯に出走する。

ホッコーブレーヴのオクトーバーステークスの勝利という結果は、開幕週の前残りの馬場でも差し切っており、着差以上に強い内容であった。

よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、展開さえハマればホッコーブレーヴも好走可能と判断すべきである。

一方、マイネルマークは、オクトーバーステークスの見所のないレース内容から、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては高い評価は不要である。

一方、レインボーステークス組からは、1着のエックスマーク(石橋脩)が第51回アルゼンチン共和国杯に出走する。エックスマークのレインバーステークスの勝利という結果は、強い内容ではないものの、相手なりに崩れないことを証明した。
よって、第51回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、エックスマークに押さえ程度の評価は与えるべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第51回アルゼンチン共和国杯に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第51回アルゼンチン共和国杯の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第51回アルゼンチン共和国杯の予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前のアルゼンチン共和国杯の関連記事がご覧いただけます。http://www.keibariron.com
/database/argentinacup アルゼンチン共和国杯のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/


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ア共和国杯2013回顧
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次走狙い:アドマイヤラクティ


第51回アルゼンチン共和国杯は、7番人気のアスカクリチャン(戸崎圭太)の勝利で幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、相手なりに走って崩れない上にオールカマーでの敗戦はコース取りの差によるだけであったことから、いつも人気にならないタイプのアスカクリチャンに高い評価を与えていたが、本命にすることはできなかった。

レースでは、アスカクリチャンは中団の馬群の中で待機し、直線では最内に進路を取ると一気に突き抜け、第51回アルゼンチン共和国杯を制覇した。

アスカクリチャンの第51回アルゼンチン共和国杯の勝利という結果は、56キロのハンデとロスのない競馬をさせた戸崎騎手の好騎乗によるものではあるが、どんな相手でも崩れない安定感を示した。

よって第51回アルゼンチン共和国杯以降の重賞戦線の競馬予想においても、実績の割に人気にならないアスカクリチャンにそれなりの高い評価を与えるべきである。
ただしアスカクリチャンは、これまでの対戦メンバー比較を考えると、G1で通用する可能性は低い。

第51回アルゼンチン共和国杯の2着には、4番人気のアドマイヤラクティ(メンディバザル)が入った。

外枠からの発走ということもあり、中団の外目から競馬を進めたアドマイヤラクティは、直線に向いて馬場の真ん中に持ち出されると鋭い脚で伸びを示したものの、内から突き抜けたアスカクリチャンには届かず、2着止まりであった。

アドマイヤラクティの第51回アルゼンチン共和国杯の2着という結果は、57.5キロのハンデ且つ、外枠からの発走で終始外を回らされてしまったものであり、レース内容としてはアスカクリチャンと互角である。

よって第51回アルゼンチン共和国杯以降の重賞戦線の競馬予想においては、展開や条件次第で、アドマイヤラクティがアスカクリチャンを逆転可能と判断すべきである。

一方、去年のアルゼンチン共和国の覇者ルルーシュ(北村宏)は3着に敗れてしまった。
ルルーシュは好位のインを追走し、直線では早めに先頭に立って一旦は完全に抜け出したものの、内からアスカクリチャン、外からアドマイヤラクティに差されてしまい3着止まりであった。

ルルーシュの第51回アルゼンチン共和国杯の3着という結果は、57.5キロのハンデを背負っていながらも、インの3番手の絶好位を追走したのだが、伸びを欠いてしまっており、残念なレース内容であった。

よって第51回アルゼンチン共和国杯以降の重賞戦線の競馬予想においては、器用な脚質で競馬が上手なルルーシュにそれなりの評価は必要だが、勝ちきるためにはイン有利の馬場で好位のインを追走するなどの展開の助けが必要と判断すべきである。

以上のように第51回アルゼンチン共和国杯は、アスカクリチャンの勝利で幕を閉じた。

しかしながら第51回アルゼンチン共和国杯の出走メンバーは、大きな能力差がなく、ハンデや展開などの条件次第では着順が大きく入れ替わりそうである。
競馬理論のファンの方は、第51回アルゼンチン共和国杯のメンバーを評価する際には着順だけでなく、各種条件を加味して冷静に能力を判断して頂きたい。

以下のURLから2013年以前のアルゼンチン共和国杯の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/argentinacup

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