12期 予想歴24年
◎未定
○ホッコータルマエ3着/1人
今週のメインレースは、第14回ジャパンカップダートである。
第14回ジャパンカップダートは、9頭もの統一ダートG1馬が出走することもあり、ダート戦線のナンバーワン決定戦として相応しいメンバー構成となった。
そこで競馬理論の競馬予想では、第14回ジャパンカップダートに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
JBCクラシック組からは、1着のホッコータルマエ(幸英明)、2着のワンダーアキュート(武豊)、3着のソリタリーキング(戸崎圭太)及び5着のクリソライト(内田博幸)が第14回ジャパンカップダートに出走する。
ホッコータルマエのJBCクラシックの勝利という結果は、マイペースで逃げる展開に恵まれたものではあるが、ワンダーアキュートに2馬身もの差をつけており、力の違いを見せつけた。
またホッコータルマエは、2月以降7戦6勝・2着1回というほぼ完璧な成績を残している。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、充実著しくて崩れないホッコータルマエに、本命級の高い評価を与えて当然である。
一方、ワンダーアキュートのJBCクラシックの2着という結果は、ホッコータルマエには力負けであったが、今年に入ってから馬券圏内を外しておらず、ダートならば一線級相手でも崩れない安定感を見せている。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、ワンダーアキュートにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
ソリタリーキング及びクリソライトは、JBCクラシックの見所のないレース内容を見る限り、第14回ジャパンカップダートの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、JBCスプリント組からは、1着のエスポワールシチー(後藤浩輝)及び4着のテスタマッタ(ホワイト)が、第14回ジャパンカップダートに出走する。
エスポワースシチーのJBCスプリントの勝利という結果は、着差以上に余裕のある勝ちっぷりであった。
またエスポワールシチーは、南部杯マイルチャンピオンシップにおいてホッコータルマエを破っている。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、距離が若干長いことを考慮しても、楽に逃げを打てる展開や先行馬が有利な馬場になるようであれば、エスポワールシチーがホッコータルマエに再度先着してもおかしくないと判断すべきである。
テスタマッタは、JBCスプリントの見所のないレース内容を見る限り、第14回ジャパンカップダートの競馬予想において高い評価は不要である。
みやこステークス組からは、1着のブライトライン(福永祐一)、2着のインカンテーション(大野拓哉)、3着のローマンレジェンド(岩田康誠)、5着のグランドシチー(津村明秀)、10着のグレープブランデー(ミルコ・デムーロ)及び12着のケイアイレオーネが第14回ジャパンカップダートに出走する。
ブライトラインのみやこステークスの勝利という結果は、追い込みが届きにくい馬場に恵まれたのは確かと言えるものの、早め先頭の自ら勝ちに行く競馬で押し切ったものであり、レース内容としても悪くはない。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、先行馬有利の展開になるようであれば、ブライトラインの流れ込みにも注意を払うべきである。
一方、インカンテーションのみやこステークスの2着という結果は、ハナ差まで迫ったブライトラインと互角の内容ではあるが、こちらも先行有利の馬場状態に恵まれたものである。
よって、第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、インカンテーションが好走するためには展開などの助けが必要と判断すべきである。
ローマンレジェンドのみやこステークスの3着という結果は、休み明け59キロの斤量を背負い、更には4コーナーでの不利を受けてのものであり、負けて強しの内容であった。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、ローマンレジェンドの巻き返しにも注意を払うべきである。
一方、グランドシチー、グレープブランデー及びケイアイレオーネは、みやこステークスの見所のないレース内容から、第14回ジャパンカップダートの競馬予想において高い評価は不要である。
武蔵野ステークス組からは、1着のベルシャザール(ルメール)、3着のベストウォーリア、7着のイジゲン(ムーア)及び13着のナムラタイタンが第14回ジャパンカップダートに出走する。
ベルシャザールの武蔵野ステークスの勝利という結果は、直線で馬群に包まれる厳しい位置から突き抜けたものであり、着差以上に強い内容であった。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、ダートならば能力的に底を見せていないベルシャザールにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
ベストウォーリア、イジゲン及びナムラタイタンは、武蔵野ステークスの見所のないレース内容から、第14回ジャパンカップダートの競馬予想において高い評価は不要である。
帝王賞組からは、2着のニホンピロアワーズ(酒井学)が第14回ジャパンカップダートに出走する。
ニホンピロアワーズの帝王賞の2着という結果は、
ホッコータルマエには力負けであったものの、後続に1馬身以上の差をつけており、能力の高さを示した。
よって第14回ジャパンカップダートの競馬予想においては、去年圧勝した得意の阪神1800mであれば、ニホンピロアワーズの連覇の可能性も低くないと判断すべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第14回ジャパンカップダートに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第14回ジャパンカップダートの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第14回ジャパンカップダートの予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前のジャパンカップダートの関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/japancupdirt
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