11期 予想歴20年
◎未定
×ハープスター
ハープスターが1番人気になるくらい評価されている原因が、
・最後方から上がり32.5秒で豪快に差し切った新潟2歳ステークス
・その新潟2歳ステークスで倒した馬がその後走りまくってる
だと思います。
結論から言うと、ハープスターは消しです。
まず、新潟2歳ステークスで32秒台の上りで勝った馬は、その後サッパリ。
2009年 シンメイフジ(32.9)
⇒次走阪神JF1番人気5着、その後の馬券圏内は関東オークス1着のみ
2011年 モンストール(32.7)
⇒次走京王杯2歳S1番人気4着、その後の馬券圏内なし
それに、外回り1600mになって新潟2歳ステークスの勝ち馬で、次走馬券圏内に入った馬は、
2008年 セイウンワンダー(34.4)
⇒不良馬場でかなり時計にかかる馬、次走朝日杯FS2番人気1着
のみで、通常の軽い馬場で上り32~33秒台の勝負ではなく、タフなレースで違う適性が求められたレースでした。
つまり新潟2歳ステークスを勝つという事は、当然新潟外回り1600mの適性が高いことになります。
この適正は他のコースにつながりにくいので、その後のパフォーマンスが落ちてしまう結果になっていると考えています。
逆に新潟2歳ステークスで今後期待できる馬なのは、
① 上がり34秒以上かかるようなレース勝ち馬
セイウンワンダー(朝日杯FS)
エフティマイア(桜花賞・オークス2着)
② 33秒秒台でも最速上がりでないレースの勝ち馬
マイネイサベル(中山牝馬S)
③ 2~5着馬(ここはダートも期待)
※例は過去5年だけで
12年2着サウンドリアーナ(ファンタジーS、端午S)
11年2着ジャスタウェイ(天皇賞(秋)、アーリントンC)
11年4着ダローネガ(野路菊S、小倉日経OP、デイリー杯2歳S2着)
10年2着マイネルラクリマ(金杯、七夕賞)
10年4着エーシンブラン(兵庫CS)
09年5着スプリングサンダー(阪急杯2着、CBC賞2着、阪神牝馬S3着)
他に6着以下でも古馬になって頭角を現す馬もいます。
③のパターンに関しては今年の傾向とも一致します。
2着イスラボニータ
⇒いちょうS1着、東スポ2歳S1着
3着ピークトラム
⇒デイリー杯2歳S3着
4着ウインフェニックス
⇒いちょうS2着
5着マーブルカテドラル
⇒芙蓉S1着、アルテミスS1着
確かにこれらの馬に勝ったことは評価できますが、逆にこれらの馬に新潟で勝ってしまったのがより高い新潟適性を持っていたから勝てた証拠でもあると思います。
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