朝日CC2013予想
充実一途の⑧アルキメデス

ベストアン馬サダー
13期 予想歴19年

◎アルキメデス
  1着/1人気

○ヒストリカル7着/5人
▲ラウンドワールド10着/2人
△タマモベストプレイ6着/3人


本格化した⑧アルキメデスを本命に推す。4ヵ月ぶりだった前走の八坂S(1600万下)では、先行有利の傾向が顕著だった馬場に加えて、1000m通過が63秒6のスローペースという厳しい条件の中、軽く気合を付ける程度のゴーサインに反応して差し切り勝ち。それも外を回る横綱競馬によるもので、準オープン戦とはいえ、モノが違うと言える内容だった。もともと素質は高く評価されていた馬だが、燃え過ぎる気性面が災いして出世が遅れていた。無理する事なく大事に使われて、我慢が利く気性に成長した今なら重賞でも勝ち負けできる。4日の最終追い切りも、最後までしっかりと伸びた動きからも好調は間違いない、前走時で+10キロだった馬体が絞れているようで、更なる前進が見込めそうだ。

昨年は人気を裏切った⑬ヒストリカルだが、調子が良さそうな今年は違った結果を期待したい。直前調教は話題の快速馬ミッキーアイルに遅れをとったものの、自身も52秒5-13秒0と上々の時計。成長力に定評がある血統背景で、充実の4歳秋を迎えて近走も安定してきた。3選2勝の阪神1800mはベスト舞台と言える。

仕上がり途上だったアンドロメダS(OP)で古馬を撃破した⑤ラウンドワールドも外せない。9か月の休養を使った効果は大きく、直線の長い外回りも大歓迎の口。良馬場でも切れ負けするはなくマイナス材料が少ない。


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