12期 予想歴24年
◎未定
○アトム5着/1人
今週のメインレースは第65回朝日杯フューチュリティステークスである。
第65回朝日杯フューチュリティステークスは、1980年以来の牝馬勝ちを狙うベルカントのみが重賞ウィナーという大混戦模様である。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する有力各馬をステップレースごとに分析する。
デイリー杯2歳ステークス組からは、2着のアトム(川田将雅)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
アトムのデイリー杯2歳ステークスの2着という結果は、開幕週の前が止まらない馬場によりホウライアキコを捕えられなかっただけであり、3着以下に3馬身の差をつけていることからも、負けて強しの内容であった。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、アトムに本命級の高い評価を与えるべきである。
ファンタジーステークス組からは、1着のベルカント(武豊)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
ベルカントのファンタジーステークスの勝利という結果は、インが有利の京都の馬場状態を生かして逃げ切ったものであり、レース内容としての価値は微妙である。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、ベルカントが好走するためには、イン有利の馬場で楽に逃げを打つなど展開の助けが必要と判断すべきである。
京王杯2歳ステークス組からは、4着のマイネルディアベル、5着のトーセンシルエット(江田照男)、6着のモーリス、7着のルミニズム(ムーア)、8着のアポロスターズ(勝浦正樹)及び12着のテイイエムキュウコー(三浦皇成)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
マイネルディアベル、トーセンシルエット、ルミニズム、アポロスターズ及びテイイエムキュウコーは、京王杯2歳ステークスの見所のない内容を見る限り、第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、モーリスの京王杯2歳ステークスの6着という結果は、スタートで煽っての上がり33秒1の脚を使って届かずという競馬の結果であり、度外視可能である。
よって、第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、レコード勝ちしたデビュー戦の内容だけ走ればモーリスが巻き返す可能性が高いと判断すべきである。
東京スポーツ杯2歳ステークス組からは、2着のプレイアンドリアル(柴田大知)、7着のキーンソード(大野拓哉)及び8着のハイアーレート(吉田豊)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
プレイアンドリアルの東京スポーツ杯の2着という結果は、勝ったイスラボニータとはコース取りの差だけであり、ゴール前で差し返していることを考慮すると力負けではない。
よって、第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、プレイアンドリアルにも本命級の高い評価を与えるべきである。
キーンソード及びハイアーレートは、東京スポーツ杯2歳ステークスの見所のないレース内容を見る限り、第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想において高い評価は不要である。
一方、千両賞組からは、1着のウインフルブルーム(和田竜二)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
ウインフルブルームの千両賞の勝利という結果は、開幕週の馬場をマイペースで逃げる展開に恵まれたものであり、3馬身の着差ほどの圧倒的な能力差があったわけではない。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、ウインフルブルームが好走するためには、内枠を引いて好位のインを追走するなどの展開の助けが必要と判断すべきである。
ベゴニア賞組からは、1着のショウナンワダチ(北村宏)及び6着のアルバート(戸崎圭太)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
ショウナンワダチのベゴニア賞の勝利という結果は、直線までロスのない競馬をさせた北村宏騎手の好騎乗によるものであり、レース内容としての価値は高くない。
よって、第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、2戦2勝で底を見せていない点を考慮しても、ショウナンワダチには押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、アルバートのベゴニア賞の6着という結果は、仕掛けが遅れてのものであり、力負けではない。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、アルバートがショウナンワダチを逆転可能と判断すべきである。
一方、京都2歳ステークス組からは、3着のサトノロブロイ(松田大作)及び4着のピークトラムが第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
サトノロブロイ及びピークトラムの京都2歳ステークスの敗戦は、スローペースを先行してのものであり、レース内容としての価値は低い。
よって、第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、サトノロブロイ及びピークトラムに高い評価は不要である。
ただしピークトラムは、新潟2歳ステークスにおいて、東京スポーツ杯馬イスラボニータと互角の競馬をしているので、マイルの距離ならば押さえ程度の評価は必要である。
一方、500万の平場勝ち組からは、1着のツィンクルソード(福永祐一)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
ツィンクルソードの500万平場の勝利という結果は、スローペースを2番手で追走する展開に恵まれたものであり、見た目ほどの強さはない。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、ツィンクルソードにも押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、オキザリス賞組からは、1着のアジアンエクスプレス(ムーア)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
アジアンエキスプレスのオキザリス賞の勝利という結果は、7馬身の着差が示すように力の違いを見せつけたものと言える。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、芝適性次第でアジアンエキスプレスも好走可能と判断すべきである。
京都の未勝利勝ち組からは、1着のミッキーアイル(浜中俊)が第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する。
ミッキーアイルの未勝利戦の勝利という結果は、
インが有利な馬場で楽に逃げる展開に恵まれたのは確かだが、5馬身差でのレコード勝ちにはある程度の評価を与えるべきである。
よって第65回朝日杯フューチュリティステークスの競馬予想においては、ミッキーアイルにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第65回朝日杯フューチュリティステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第65回朝日杯フューチュリティステークスの最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第65回朝日杯フューチュリティステークスの最終的な予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前の朝日杯フューチュリティステークスの関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/asahihaifuturitystakes
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