08期 予想歴17年
◎ゴールドシップ
3着/2人気
○ダノンバラード15着/9人
▲デスペラード7着/7人
△ウインバリアシオン2着/4人
◎ゴールドシップ
○ダノンバラード
▲デスペラード
△ウインバリアシオン
△アドマイヤラクティ
△トゥザグローリー
△オルフェーヴル
ゴールドシップは暮れの中山の重い芝が悪いはずがない。単勝オッズに関して売れ過ぎという風潮があるがエイシンフラッシュがいなくなってこのオッズはちょっと意外だった。正直もっとオルフェーヴルに迫るオッズになると思っていたので。
今までは負けても巻き返してきたこの馬だが京都大賞典もジャパンカップもどちらも時計が出やすい舞台でのレースになったので巻き返すための舞台としては整っていなかった。巻き返した宝塚記念は時計の速い京都から雨が降って渋っていた阪神への舞台変わりがあったように、今回は時計のかかる冬の重たい中山の馬場・・・巻き返す舞台は整っているはずだ。
騎手をスイッチして新たな一面というよりは名手の勝負勘に賭けるというところだろうか。急に新しいことをできる器用なタイプではないだろうから。変化としてはブリンカーを着用するということ。ブリンカー着用で1週前調教とはガラリ一変している。これほどまでに効果覿面というケースは珍しいのではないか?というぐらい。
復活の舞台は整った。レース終了後のオルフェーヴルの引退式をお通夜にしてやれ。
ダノンバラードは宝塚記念でゴールドシップの2着。ゴールドシップ同様時計のかかる舞台が合うからこれも条件的には明らかにプラス。まして絶好枠を引いている。天皇賞は8枠16番だから枠もプラス。中山の重賞AJC杯を勝っているのも心強い条件。正直人気がなさすぎると思う。
デスペラードは京都の下り坂専用機だと思っていたのだがステイヤーズSで圧勝。去年のステイヤーズSでも今までに見せていなかったような道中にスッと上がって行く脚を使って、結果的には早仕掛けになって3着だった。意外にも中山が合うのだろう。横山典弘騎手の19年連続G1での2着記録の継続にも期待している。
ウインバリアシオンはもともとタフでバテない馬だから本来中山でのロングスパート戦は合うと思う。ゴールドシップから買うのであればセットで買わなければならないと思う。屈腱炎開けとは思えぬほど調教で動いて一番時計。オルフェーヴルに2度阻まれたG1制覇の夢をオルフェーヴルの引退レースで達成したら胸アツだ。
アドマイヤラクティはゴールドシップと同じレースに出るとゴールドシップが仕掛けた時について行けていないのは気がかりだがそこは先行からの押し切りに定評があるウィリアムズ騎手でどう変わってくれるか楽しみという面がある。今期は充実しているので3番人気なのも頷ける。
トゥザグローリーは3着が2回ある舞台での復活に期待。ハーツクライで場内を黙らせた騎手というのは心強い。使って使ってよくなるタイプなので秋4戦目での変化にも期待したい。
オルフェーヴルは押さえ程度で。売れすぎです。調教で全然動いていないのにこんなに売れるとは正直疑問。引退レースということで目一杯の仕上げをしてくるはずなのだが・・・このメンバーでさすがにバッサリとは行けないがタフな馬場ならメンバーは意外と骨っぽいと思うが・・・
馬券はギリギリまで悩みたい。
予想が合っていても馬券の買い方が下手なもので。
最後のG1ぐらい当てたい。
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08期 予想歴17年
次走狙い:ラブイズブーシェ
次走危険:ウインバリアシオン
1着オルフェーヴルは若干かかり気味もゴールドシップの後ろからじっくり。3コーナー過ぎから仕掛けて4角先頭で圧勝。力が違いすぎた。展望や最終予想でゴールドシップやアドマイヤラクティについて散々『機動力』という言葉を使っているがまさにその違いを見せつけられた。
前に行った馬もそんなに苦しいペースで飛ばして行っているわけでもないし、3コーナーあたりではラップ的には緩んでいて格好の仕掛けどころだったかも。ゴールドシップが上がって行こうとしたときに同時に仕掛けて置き去りに。この反応の良さ、機動力を見せつけられては万全の状態のゴールドシップを持ってしても勝てなかっただろう。感服した。今までで一番強いと思ったレース。
しかしやっぱり乗り慣れた池添騎手だったのが良かったんじゃないだろうか。恐らくスミヨン騎手だったら抜け出すと気を抜いてしまうと思ってあんなに積極的に動けていたかどうか・・・と思ってしまった。
4コーナーで勝ったと思ったのは久しぶりだ。札幌記念のトウケイヘイロー以来だ。(結構最近じゃねぇか)
ホントにこれで引退するのかな?というほど力差が。種牡馬入りしてどういう子どもを出すのか。楽しみですね。
2着ウインバリアシオンもやはり力があるところを見せた。3着ゴールドシップにしてもオルフェーヴルが前を掃除してくれたし、結局は馬場の助けもあってかなりタフなレースになってくれて助けられた印象もある。総合力が問われた1戦と思われるので今年を締めくくるレースという意味ではとてもいいレースになったと思う。配当的にはアレでしたが。
ウインバリアシオンはバテない強みを存分に生かせる流れになってくれてこともあるがらオルフェーヴルのライバルとしてしのぎを削っただけあってこういうタフな舞台は強い。大きく離されてしまったが屈腱炎後に1回使ってここまでの競馬ができるのはやはり力がある証拠。
人気になって勝利を求められると展開次第となってしまいそうなので今後あまり人気ならば2,3着に固定してみるとか、そういう馬券が面白い気もする。
ゴールドシップはムーア騎手のコメントがちょっと多くの競馬ファンと持っている感覚とズレていると思った。
『今日みたいな馬場は合っていなかったと思う』
う~ん。どう考えても高速よりは今回のようなタフな馬場の方が合うけどね。内に行ってロスなく乗ってどうこうというタイプではないから・・・結局内田騎手が乗らなかった時点で勝つ権利を放棄したということでいいのではないだろうか。この馬に関してはね。
ラブイズブーシェは前半追走に苦労していたので結果的に脚が残っていた印象があるし、ロスの少ない競馬ではなくて外を回って末脚に賭けた武豊騎手の好判断ではないだろうか。立ち回れる馬なので今度どう乗るのかの楽しみがあるし、賞金も持っていないので別定重賞を使えるのもしばらくは強みだろう。
タマモベストプレイは前目の内でよく頑張った印象。未だに距離適性が見えないがとりあえずホットプレイの仔だと思わない方が良さそうではある。いずれにしろ勝ち切る印象がないので今回のようなタフな馬場で粘り混むことで活路を見出すをという感じか。
カレンミロティックは3コーナーから積極的に動いて見せ場十分。去勢してから安定しているので今後も馬券には常に入れておかなければいけないタイプで正直めんどくさい。
それ以下はそれほど目立ちませんでしたね。
穴で期待したダノンバラードは内にこだわって競馬をしてくれたのでとりあえずは満足ですが思った以上に馬場が悪化していたと思うし、オルフェーヴルが前を掃除・・・する前にカレンミロティックに先に行かれては厳しいです。
ルルーシュはまさかの逃げの手。そもそも軽めの調教しかしないので勝負の仕上げ的なことができない厩舎なので今回の+8キロは如何せん残念。
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