08期 予想歴18年
◎トーセンジョーダン
14着/5人気
○オルフェーヴル1着/1人
▲ゴールドシップ3着/2人
△テイエムイナズマ9着/15人
有馬記念への出走は3度目になるトーセンジョーダン。過去2回とも5着とひと息に終わっているが、今年は上位人気馬が海外帰りや前走惨敗とやや順調さを欠き、その他の相手関係も以前の有馬に比べれば大分楽になったと言ってもあながち間違いではないだろう。
また、この馬自身も今季は復調に手間取りながらも前走のJC3着でようやく上昇気流を掴んだ様子。冬の中山の実績馬で今回は逃げ先行の少ない顔ぶれと条件も文句なし。積極策で決め手勝負を避ければGⅠ2勝目の大チャンス。
フォワ賞を楽勝して凱旋門賞で2着のオルフェーヴルは、能力的にどうこう言う次元の馬ではないが、今季と昨季の比較では反応という点で少し鈍くなっているように思われる。少なくとも5歳になってから4歳当時の破壊力は感じられない。展開が乱れてハードな競馬を求められた場合にどこまでやれるか。
一部では非常に賢い馬とも評されている?ゴールドシップ。おそらく前走の大敗は気性面によるもの。乗り替りは率直に好感だが、もともと過去に3着が一度もなく、勝てる場面と落とす場面との落差が非常に大きい馬でもある。まともに走ったとしても普通に末脚不発で終わるケースも頭のスミには置いておきたい。
うるさい気性でムラ駆けのテイエムイナズマは皐月賞・ダービーともに終いに賭ける競馬で6着とそれほど大きく崩れなかった。今回の乗り替りで上手に脚をためるレースができれば中山芝2500はごまかしの利くコース設定だけに意外性はある。
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