中山金杯2014予想
オーシャンブルーは中山で巻き返せるのか?

予想屋マスター
12期 予想歴24年

◎未定 

×ケイアイチョウサン


週のメインレースは、第63回中山金杯である。

第63回中山金杯は、新年の競馬を飾る名物レースであり、波乱続きの歴史からも注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第63回中山金杯に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

菊花賞組からは、5着のケイアイチョウサン(横山典弘)が第63回中山金杯に出走する。

ケイアイチョウサンの菊花賞の5着という結果は、インが極端に有利な馬場において1枠からの発走で全くロスのない競馬をしてのものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

第63回中山金杯の競馬予想においては、菊花賞で5着の実績だけで人気になるケイアイチョウサンを過大評価すべきでないと判断している。

一方、ディセンバーステークス組からは、2着のセイクリッドバレー(津村明秀)、5着のサクラアルディート(内田博幸)、7着のクラウンレガーロ(三浦皇成)、8着のトップカミング、10着のサムソンズプライド(田辺裕信)、11着のコスモファントム(丹内祐次)、12着のモンテエン(柴田善臣)及び14着のイケドラゴンが第63回中山金杯に出走する。

セイクリッドバレーのディセンバーステークスの2着という結果は、58キロを背負いながらも馬群を割ってのものであり、復調を示す内容であった。

第63回中山金杯の競馬予想においては、メンバー強化を考慮しても、セイクリットバレーにそれなりの高い評価を与えるべきである。

一方、サクラアルディートのディセンバーステークスの5着という結果は、休み明けで且つ内で包まれてしまったものであり、悲観すべき内容ではない。

よって、第63回中山金杯の競馬予想においては、サクラアルディートがジャスタウェイと互角の脚で追い込んだエプソムカップの内容だけ走れるようであれば好走可能と判断すべきである。

クラウンレガーロ、トップカミング、サムソンズプライド、コスモファントム、モンテエン及びイケドラゴンは、ディセンバーステークスの見所のない内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。

朝日チャレンジカップ組からは、4着のマイネルラクリマ、5着のカルドブレッサ(藤岡佑介)及び8着のマックスドリーム(古川吉洋)が第63回中山金杯に出走する。

マイネルラクリマの朝日チャレンジカップの4着という結果は、58キロの斤量を背負っていたことによりスローの瞬発力勝負で切れ味負けしてしまっただけであり、悲観すべき内容ではない。

第63回中山金杯の競馬予想においては、小回りの中山コースで先行力を生かせるようであれば、マイネルラクリマの巻き返しの可能性も高まると判断すべきである。

カルドブレッサ及びマックスドリームは、朝日チャレンジカップの見所のないレース内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、マックスドリームは、小回りの競馬場で早めにまくるような競馬をすれば好走できるので、押さえ程度の評価は与えるべきである。

マイネルラクリマが2着に好走した福島記念組からは、4着のディサイファ(四位洋文)が第63回中山金杯に出走する。

ディサイファの福島記念の4着という結果は、イン有利の馬場において終始外を回らされており、レース内容としてはマイネルラクリマを上回る。

よって、第63回中山金杯の競馬予想においては、展開や条件次第でディサイファがマイネルラクリマを逆転可能と判断すべきである。

一方、金鯱賞組からは、10着のオーシャンブルー(ベリー)及び11着のウインドジャズが第63回中山金杯に出走する。

オーシャンブルー及びウインドジャズは、金鯱賞の見所のないレース内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。

ただし、オーシャンブルーは、有馬記念2着馬であり実績的には断然なので、能力を発揮できさえすれば第63回中山金杯でも好走可能と判断すべきである。

ステイヤーズステークス組からは、2着のユニバーサルバンク(戸崎圭太)及び13着のコスモラピュタが第63回中山金杯に出走する。
ユニバーサルバンクの第63回中山金杯の2着という結果は、

長距離適性の差でデスペラードには敗れてしまったが、相手なりに走ることを証明した。
よって、第63回中山金杯の競馬予想においては、ユニバーサルバンクにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
コスモラピュタは、ステイヤーズステークスの見所のないレース内容を見る限り、第63回中山金杯の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第63回中山金杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第63回中山金杯の最終的な予想を決断する。
なお、第63回中山金杯は26頭もの登録もあるハンデ戦ということもあり、ここに掲載していない馬にもチャンスがあることは頭に入れておいて欲しい。
競馬理論のファンの方は、第63回中山金杯の予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前の中山金杯の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/nakayamakinpai

中山金杯のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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http://www.keibariron.com/


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中山金杯2014回顧
ベリー騎手の好騎乗でオーシャンブルーが2014年最初の重賞

予想屋マスター
12期 予想歴24年

次走狙い:ディサイファ


第63回中山金杯は、1番人気のディサイファ(四位洋文)が3着に敗れ、5番人気のオーシャンブルー(ベリー)と8番人気のカルドブレッサ(藤岡佑介)との波乱の決着となった。

競馬理論の競馬予想では、有馬記念2着で得意の中山ならば能力的に互角以上と判断していたものの、近走の内容が悪すぎたのでオーシャンブルーを第63回中山金杯の本命には予想できなかった。

レースでは、オーシャンブルーは、中団よりやや後方のラチ沿いで待機した。
そして、オーシャンブルーは、直線に向くまでもじっとインで待機し、直線でも最内を突いて突き抜け、第63回中山金杯を制覇した。

オーシャンブルーの第63回中山金杯の勝利という結果は、ハイペースの前崩れの展開及び終始ロスのない競馬をさせたベリー騎手の好騎乗に恵まれたものである。

よって、2014年の重賞戦線の競馬予想においては、第63回中山金杯の勝利だけでオーシャンブルーが完全復活なったと判断すべきではない。

一方、第63回中山金杯ではカルドブレッサが2着に追い込んだ。
競馬理論の競馬予想では、G3ならば通用することを証明した朝日チャレンジカップの内容から、カルドブレッサに押さえ程度の評価を与えていた。レースでは、カルドブレッサは、勝ったオーシャンブルーと並ぶような位置を進み、直線で大外から追い込んだが、2着止まりであった。

カルドブレッサの第63回中山金杯の2着という結果は、直線で前が壁になり外に持ち出すために仕掛けが遅れるロスがあってのものであり、負けて強しの内容であった。

よって、2014年の重賞戦線の競馬予想においては、3.5キロのハンデ差を考慮しても、カルドブレッサにオーシャンブルーと互角の評価を与えるべきである。

一方、第63回中山金杯で1番人気に推されたディサイファは3着に敗れてしまった。
ディサイファは、中団の外目を追走し、4コーナーでは先団を射程圏に入れたが、内からオーシャンブルー外からカルドブレッサに差されてしまい、3着止まりであった。

ディサイファの第63回中山金杯の3着という結果は、1番人気を意識して外を回って早めに仕掛けてのものであって、前崩れの展開を考慮すると、レース内容としては高い評価が必要である。

よって、2014年の重賞戦線の競馬予想においては、展開などの助けがあればディサイファが悲願の重賞制覇を果たしてもおかしくないと判断すべきである。

一方、マックスドリーム及びケイアイチョウサンの第63回中山金杯の好走は、ハイペースによる前崩れの展開に恵まれたものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって、2014年の重賞戦線の競馬予想においては、マックスドリーム及びケイアイチョウサンに第63回中山金杯の着順ほどの高い評価は不要である。

以上のように、第63回中山金杯は、ハイペースの前崩れの展開が結果に大きな影響を与えた。そのため、2014年の重賞戦線の競馬予想においては、展開や条件次第で第63回中山金杯組の着順が大きく入れ替わることを頭に入れて、予想して頂きたい。


以下のURLから2013年以前の中山金杯の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/nakayamakinpai

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