13期 予想歴22年
◎マイネオーチャード
6着/7人気
○レッドレイヴン4着/1人
▲ケイアイチョウサン10着/3人
△ダービーフィズ9着/8人
先々週と打って変って前へ行く馬の活躍が目立った先週は、馬場コンディションが良いとされる外と比べても内もしっかりと伸びていた。もうどこが有利と言う事はなく、ペース次第と見た方がいいのではないか。
1回中山の最終週のメインは、確固たる主役不在で一筋縄ではいかないレースになりそうなアメリカJCC。
本命に推す紅一点の⑧マイネオーチャードは、中山に相性抜群のステイゴールド産駒だ。ワンパンチ足りない競馬が続いていたが、ここへ来て末脚に磨きがかかっている。同舞台で行われた前走のクリスマスC(1600万下)では、終始外々を回りながるロスの多い競馬になったものの、長く良い脚を使って先頭に立つと、あとは突き放すだけという強い勝ち方だった。前々走も4着とはいえ、次走でGⅡ4着のコウエイオトメとタイム差なしの接戦で、先に抜け出してフワフワしたところを後続馬にやられた競馬。最終追い切りも前走以上のものがあり、格上的な存在になる有馬記念組の成績は8、10、15着。目下の充実度なら恐るるに足りない。
一時のスランプから脱した⑭レッドレイヴンが逆転候補。楽逃げしたフェスティヴタローを促す程度で突き放した前走の美浦S(1600万下)は圧巻で、素質開花を印象づける走りだった。この中間も、毎週のように好時計を出しており、調子落ちは見られない。2Fの距離延長が鍵になりそうだが、緩やかに流れた前走でもきっちりと折り合えていたし、グラスワンダーの近親血統ならこなせるはず。再昇格の一戦でも即通用の器で、首位も十分に期待できる。
次位は中山金杯(GⅢ)5着の③ケイアイチョウサン。初の年長馬相手の重賞だったが、勝ち馬から0秒2差の5着と、いきなり目処を立てた。馬体重の増加が示すように一回り大きく成長しており、以前の非力さは影をひそめている。状態面はひと叩きして目論見通りに良くなっており、末脚を生かせる外回りに替わる点もプラス材料だ。
tipmonaとは?