きさらぎ賞2014予想
トーセンスターダムが3連勝で重賞制覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○トーセンスターダム1着/2人


今週のメインレースは、第54回きさらぎ賞である。
きさらぎ賞は過去にオルフェーヴルなどの名馬が出走しており、クラシックを占う意味でも注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第54回きさらぎ賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

京都2歳ステークス組からは、トーセンスターダム(武豊)が第54回きさらぎ賞に出走する。

トーセンスターダムの京都2歳ステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場で且つ先行した3頭がそのまま2~4着に残る前残りの展開を差し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。

よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、能力的に底を見せていないトーセンスターダムに高い評価を与えて当然である。
ただし、トーセスターダムとアタマ差で2着だったアグネスドリームが次走以降惨敗を繰り返しているので、京都2歳ステークス組はレベルが低かった可能性も頭に入れておくべきである。

一方、エリカ賞組からは1着のバンドワゴン(和田竜二)が第54回きさらぎ賞に出走する。

バンドワゴンのエリカ賞の勝利という結果は、2着馬に5馬身もの差をつけたが、少頭数のスローペースの逃げの展開に恵まれたものでもあり、レース内容の評価は難しい。

よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、能力的に底を見せていないバンドワゴンの逃げ切りの可能性も高いが、セセリやオールステイ(松田大作)に競られた場合にはゴール前で止まる可能性も考慮しておくべきである。

一方、寒竹賞組からは、3着のダノンアンビシャス(内田博幸)が第54回きさらぎ賞に出走する。

ダノンアンビシャスの寒竹賞の3着という結果は、先行馬有利の馬場状態において差し込んでのものであって、上位2頭とは着差ほどの能力差はない。

よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、ダノンアンビシャスに押さえ程度の評価は与えるべきである。

一方、若竹賞組からは、14着のサトノフェラーリ(北村宏)が第54回きさらぎ賞に出走する。

サトノフェラーリの若竹賞の14着という結果は、直線で前が壁になって全く競馬にならなかったものであり、度外視可能である。

また、サトノフェラーリは、いちょうステークスでも人気を裏切っているが、外を回らされて脚を余してのものであり、後の東京スポーツ杯2歳ステークス馬イスラボニータと大きな能力差はない。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、サトノフェラーリの巻き返しにも注意を払うべきである。

一方、白梅賞組からは、10着のピークトラム(小牧太)が第54回きさらぎ賞に出走する。
ピークトラムの白梅賞の10着という内容は、

イン有利の馬場において終始外を回らされており同情の余地はあるが、負け過ぎでもある。
ただし、ピークトラムは、デイリー杯2歳ステークス及び新潟2歳ステークスにおいて3着に好走しており、重賞でも通用する能力を秘める。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、ピークトラムにも押さえ程度の評価を与えるべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第54回きさらぎ賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、枠順、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第54回きさらぎ賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第54回きさらぎ賞の予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前のきさらぎ賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/kisaragisho

きさらぎ賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/


tipmonaとは?

きさらぎ賞2014回顧
トーセンスターダムが3連勝で重賞制覇

予想屋マスター
12期 予想歴25年

次走狙い:トーセンスターダム


第54回きさらぎ賞は、2番人気のトーセンスターダム(武豊)の3連勝で幕を閉じた。
競馬理論の競馬予想では、先行馬が上位を独占する展開で差し切った着差以上に強い京都2歳ステークスの内容から、トーセンスターダムを本命に予想した。

レースでは、トーセンスターダムは、1枠からのスタートながらもすぐに外に持ち出し、中団の外目からレースを進めた。そして、トーセンスターダムは、直線に向くと大外から鋭い脚で、逃げるバンドワゴンとの差を一完歩ずつ詰めて、ゴール寸前で差し切り、第54回きさらぎ賞を制覇した。

トーセンスターダムの第54回きさらぎ賞の勝利という結果は、少頭数の前残りの展開を終始外を回りながらも差し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。

よって、2014年のクラシック戦線の競馬予想においては、能力的に底を見せていない
トーセンスターダムに高い評価を与えるべきである。

一方、第54回きさらぎ賞では、単勝1.5倍と断然の1番人気に推されたバンドワゴン(和田竜二)が2着に粘り込んだ。

競馬理論の競馬予想では、初めて逃げを打てない可能性があるバンドワゴンを人気ほどの信頼感はないと判断し、対抗評価にとどめていた。

レースでは、バンドワゴンは、スタートで若干後手を踏んだものの、他馬も無理して競りかけてこなかったこともあり、逃げを打つことができた。そして、バンドワゴンは、直線に向くと後続を突き放したものの、ゴール寸前でトーセンスターダムに差されてしまい、2着止まりであった。

バンドワゴンの第54回きさらぎ賞の2着という結果は、逃げるまでに脚を使った割に粘り込んだと見ることもできるが、少頭数での楽なペースの逃げと見ることもでき、レース内容としての評価は微妙である。

よって、2014年のクラシック戦線においてバンドワゴンが好走するためには、インが有利な馬場で楽に逃げる展開に恵まれる必要があると判断すべきである。

一方、第54回きさらぎ賞では、6番人気のエイシンエルヴィン(秋山真一郎)が3着に入った。

エイシンエルヴィンは、中団のインを追走し、直線でも内目をついて上位2頭に迫ったが、3着までが精一杯であった。

エイシンエルヴィンの第54回きさらぎ賞の3着という結果は、無敗の2頭に1馬身差まで迫ったことは立派だが、コースロスのない競馬をさせた秋山真一郎騎手の好騎乗に恵まれたものでもある。

よって、2014年のクラシック戦線の競馬予想においては、エイシンエルヴィンに第54回きさらぎ賞3着馬ほどの高い評価は不要である。

以上のように、第54回きさらぎ賞は、トーセンスターダムの着差以上に強い内容での勝利で幕を閉じた。
競馬理論のファンの方は、更にメンバーが強化する点を考慮しても、能力的に底を見せていないトーセンスターダムのクラシック戦線の走りに大いに期待して頂きたい。

以下のURLから2013年以前のきさらぎ賞の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/kisaragisho 

きさらぎ賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >