12期 予想歴25年
◎未定
○トーセンスターダム1着/2人
今週のメインレースは、第54回きさらぎ賞である。
きさらぎ賞は過去にオルフェーヴルなどの名馬が出走しており、クラシックを占う意味でも注目される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第54回きさらぎ賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
京都2歳ステークス組からは、トーセンスターダム(武豊)が第54回きさらぎ賞に出走する。
トーセンスターダムの京都2歳ステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場で且つ先行した3頭がそのまま2~4着に残る前残りの展開を差し切ったものであり、着差以上に強い内容であった。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、能力的に底を見せていないトーセンスターダムに高い評価を与えて当然である。
ただし、トーセスターダムとアタマ差で2着だったアグネスドリームが次走以降惨敗を繰り返しているので、京都2歳ステークス組はレベルが低かった可能性も頭に入れておくべきである。
一方、エリカ賞組からは1着のバンドワゴン(和田竜二)が第54回きさらぎ賞に出走する。
バンドワゴンのエリカ賞の勝利という結果は、2着馬に5馬身もの差をつけたが、少頭数のスローペースの逃げの展開に恵まれたものでもあり、レース内容の評価は難しい。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、能力的に底を見せていないバンドワゴンの逃げ切りの可能性も高いが、セセリやオールステイ(松田大作)に競られた場合にはゴール前で止まる可能性も考慮しておくべきである。
一方、寒竹賞組からは、3着のダノンアンビシャス(内田博幸)が第54回きさらぎ賞に出走する。
ダノンアンビシャスの寒竹賞の3着という結果は、先行馬有利の馬場状態において差し込んでのものであって、上位2頭とは着差ほどの能力差はない。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、ダノンアンビシャスに押さえ程度の評価は与えるべきである。
一方、若竹賞組からは、14着のサトノフェラーリ(北村宏)が第54回きさらぎ賞に出走する。
サトノフェラーリの若竹賞の14着という結果は、直線で前が壁になって全く競馬にならなかったものであり、度外視可能である。
また、サトノフェラーリは、いちょうステークスでも人気を裏切っているが、外を回らされて脚を余してのものであり、後の東京スポーツ杯2歳ステークス馬イスラボニータと大きな能力差はない。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、サトノフェラーリの巻き返しにも注意を払うべきである。
一方、白梅賞組からは、10着のピークトラム(小牧太)が第54回きさらぎ賞に出走する。
ピークトラムの白梅賞の10着という内容は、
イン有利の馬場において終始外を回らされており同情の余地はあるが、負け過ぎでもある。
ただし、ピークトラムは、デイリー杯2歳ステークス及び新潟2歳ステークスにおいて3着に好走しており、重賞でも通用する能力を秘める。
よって、第54回きさらぎ賞の競馬予想においては、ピークトラムにも押さえ程度の評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第54回きさらぎ賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、枠順、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第54回きさらぎ賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第54回きさらぎ賞の予想をお楽しみに。
以下のURLから2013年以前のきさらぎ賞の関連記事がご覧いただけます。
http://www.keibariron.com/database/kisaragisho
きさらぎ賞のコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。
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