08期 予想歴45年
◎フォーエバーモア
1着/1人気
○マジックタイム2着/3人
▲ニシノアカツキ3着/5人
△ツクバアスナロ
ディープ対ハーツ対ネオユニ
グリーンベルトの中島理論の紹介については、サボり癖というか、一旦休むと腰が重くなってしまう。後日再開ということで。
その中島理論では、今年の3歳がディープインパクトの最強世代ということになる。
この理論は、一種の長期波動論で、次のピークは8年後なので、近年のように種付け頭数が多くなると、16歳まで元気に種牡馬生活を送れるか不安もあり(父サンデーサイレンスは16歳で没した。短命な血筋といえるかもしれない)、理論上はここから下り坂に入るということになるのだが。
現在のところ、ミッキーアイル、トーセンスターダムと両極端なタイプのトップホースが出現しており、これから後に続く馬も多そうだ。
理論というものは、認識の概念化ということであり、理論化を精緻に進めれば進めるほど、当たり外れも大きくなるものだが、代表的な種牡馬であるディープインパクトで当たると、理論の評価も変わってくるとはいえるだろう。ダービーまでのディープインパクト産駒の成績は見どころだと思う。
一方、ハーツクライ。
某社台G系一口クラブのパンフレットに、「ハーツクライは近い将来、キングカメハメハと2位の座を争うようになると思う。この値段で買える今が狙い目…」というような記述があった。
最近の活躍度から、私もそうなるだろうと感じている。
競馬ブックのフリーハンデで山野浩一氏が、ハーツクライについて「同じサンデーサイレンスUSA×トニービンIRE牝馬という配合のアドマイヤベガとはたしかに似た面のある種牡馬で、ジャスタウェイのように大物に育つのが難しい血統ではあるだろう」「ジャスタウェイ自身は素晴らしい能力の持ち主と思うが、ハーツクライ産駒だけにその能力を長く持続できるかどうかは何ともいえない」とやや悲観的に書いているが、1頭の馬の出現でイメージががらりと変わるということは、種牡馬の世界でもよくあることだと思う。
たとえば、ステイゴールドも初期には牝馬しか走らないといわれたものだが、今は牝馬は走らないに変わってきている。私はどちらも早急な決め付けにすぎないと思う。
今後数年の3歳クラシック路線は皐月賞を除いてディープインパクト産駒とハーツクライ産駒の対決が見どころになるだろう。
とはいっても、このレースでの能力トップはネオユニヴァース産駒だろう。ネオユニ産駒も、一口雀の間では牝馬は走らないといわれており、実際、牝馬の売れ行きが悪いが、これも、早急な決め付けといえるだろう。
ネットの一口掲示板などを見ても、一、二の事例から結論を導き出す傾向が顕著で、これも初級者の特徴だろうか。
サンデーサイレンス系以外で注目しているのが、オペラハウス産駒の1頭。久々の大物に育つかもしれない。
調教秀逸なツクバアスナロ。
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